こんにちは。金森然です。
先日、地元である富山県に代表と二人で営業に行ってきました。
改めて代表と一緒に行動すると、その人脈の広さや一言一言の重みを目の当たりにし、学ぶことが本当に多いと感じます。商談の場での代表の立ち振る舞いは、自分が普段想像していた以上に洗練されていて、「これがプロの営業なんだ」と心から実感しました。
また、ご挨拶させていただいた方々も、地元富山で大きな事業を動かしている方や、地域を支えている方ばかり。幼い頃に見ていた景色の裏に、こんなにも影響力を持つ人たちがいたのだと驚かされました。地元を離れて初めて気づくことかもしれませんが、富山は本当に力を秘めた土地だと再認識しました。
さらに今回の訪問では、柔道を始めるきっかけとなった先生とも久しぶりに再会することができました。
小学生の頃、ただ畳の上で転がっていただけの自分に「続けてみよう」と背中を押してくれたのがその先生でした。何気ない一言がなければ、今の自分は柔道を続けていなかったかもしれません。再会して当時のことを思い返すと、感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。
そして、もう一つ印象に残ったのが、協賛してくださっている方々との食事会です。
その場に、かつての同級生・廣井の姿がありました。自分の代で柔道をやっていた人なら、彼の名前を知らない人はいないはずです。とにかく「最強」の存在でした。所属は違いましたが、県の強化練習会で乱取りをしたときには、4分間で20回も投げられた記憶があります。小学生の頃から知っていたものの、これまで一度も話したことはありませんでした。
そんな彼と食事会で向き合った瞬間、心臓はバクバク。最初は目を合わせることもできませんでした。ところが会話を重ねるうちに、「あれ?意外と怖いやつじゃないな」と印象が変わっていき、気づけば下の名前で呼び合うほどに打ち解けていました。
子どもの頃に憧れや畏怖の対象だった存在と、大人になってこうして同じ席で笑い合えるなんて想像もしていませんでした。柔道を通じての縁が、時間を超えて再びつながった瞬間でした。
今回の富山営業は、代表の背中から学んだこと、地元の方々の存在感に気づかされたこと、先生との再会、そして廣井との思いがけない再会と、本当に濃い時間になりました。改めて富山という土地の持つ力と、自分の中に眠っていた縁の大切さを感じました。
まだまだ未熟な自分ですが、この経験を糧にもっと成長し、いつか自分も地元に貢献できる人間になりたい。そんな想いを胸に、これからも一歩ずつ前に進んでいきます。
