ひのまるキッズ卒業生にもらった優しい気持ち

00172

先週に引き続き、北信越大会でのできごと。

以前は、大会当日は、
受付と報道対応、そして、
ひのまるホームページ用に、
カメラを持って撮影をしつつ、
優勝者親子に話を聞いたりしていたのですが、

現在は、ひのまるキッズ大会当日は、
入場時の受付が終わると、
ほとんどの時間を大会本部で費やし、
試合を観ることはほとんどありません。
正直、ちょっと寂しいのですが、
記録の整理・確認、表彰準備が私の役割なので、
仕方ありません。

今回も、他の大会同様、
大会本部で、記録の整理・確認の作業をしていたのですが、
そこで手伝ってくれた高校生のなかに、
「私、小学生の頃、ひのまるキッズの大会に出ていました」
と言う子が数人おり、なかには私が話を聞いた子もいました。

当日の大会本部は、最初のうちこそ和やかな雰囲気ですが、
トーナメントが佳境になり、準決勝、決勝と試合に進むにつれ、
表彰の準備も緊迫。ちょっとした間違いに怒号が飛び、
本部の雰囲気も殺伐としてきます。

そんなときに、手伝ってくれていた、
ひのまるキッズ卒業生でもある高校生が
「ひのまるの舞台裏って、けっこう、険しいんですね」と一言。

この言葉で、ピリピリしかけていた雰囲気が一気に和み、
「ああ、ちょっと気が立っていたなぁ」と反省しました。

そして、そんなところに、昨年まで北信越大会はじめ、
東海大会や関東大会にまで、出場してくれていた
地元・富山の、ひのまるキッズの卒業生が
お父さんと一緒に「ちょっと挨拶に来ました」と
訪ねて来てくれました。

昨年2月、最後の近畿大会の時に、
「中学でも頑張って!」と送り出した子でした。
しばらく見ないうちに、すっかりお兄さんになり、
顔つきが精悍に。身体も幾分しまったようです。

わざわざ来てくれるなんて、嬉しいですよね。
ひのまるキッズの卒業生に、
とても優しい、そして、
とても嬉しい気持ちにさせてもらいました。
ありがとうございました。

ひのまるキッズ大会事務局 林

奇跡のレッスン

こんばんは、ひのまるキッズの原です。。

今日は3連休の3日目で勤労感謝の日ということもあって、家族とゆっくり過ごされている方も多いのではないでしょうか。

私も朝から子どもの送迎と掃除をして、

そして、たまたまテレビをつけた番組が凄く感動的なものでしたので、共有させていただきます。

BS1で再放送されていた「奇跡のレッスン」という番組で、

番組の趣旨は、世界トップレベルの指導者が子どもたちに向き合う1週間の特別レッスン。
その核となる教えの言葉に、コーチングの極意を探る!というもの。

私が見たのは、「バスケットボール編」

身長160cm。NBA(北米の男子プロバスケットボールリーグ)史上、最も小柄な選手でありながら、チームの司令塔として14年間にわたって活躍した伝説の選手。それが今回の最強コーチ、マグジー・ボーグスさん(50)

その特別レッスンを受けるのは、東京の下町にある公立中学校の男子バスケットボール部員たち。

どこにでもある中学校のバスケットチームに、最強コーチのマグジー・ボーグスさんが齎した事とは何だったのか?

私が一番に大きく感じたのは、子どもたちの可能性を拡げたことだったと思います。

バスケットを通じて、子どもたちが、自信を持ち、行動や表情が変化していく。

そして、その子どもたちの変化を目の当たりにした保護者。

子どもたちの自信が強さになり、周りの人間にも伝染しながら、かけ算で成長していく。

そんな驚きと感動の番組でした。

 

そのマグジーコーチのポイントは、

マインドセットと子どもたち一人ひとりと向き合い、それぞれの特徴に応じて褒めることで、やる気スイッチを入れていくところにあったように感じました。

マインドセットというのは、信念や心構え、価値観、判断基準、陥りやすい思考回路といったものを全て取り除いて、まずは、なりたい自分だったり、目標や夢というものを主軸にするというような事だったと思います。

ひのまるキッズ小学生柔道大会でも、同じように、保護者がマグジーコーチとなり、子どもたちを褒めてもらうことで、子どもたちが自信をもち、逞しく成長するきっかけになればと思っています。

九州大会エントリー受付中

 

近畿大会11/24エントリー開始!

 

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その124:認められるということ②)

1446684832965

今月の初めに引退セレモニーを行った野村忠宏氏。先日、その時の写真が送られてきました。

そこには、家族四人で最高の笑顔。

本当にこれまでの業績を称え、今後のご活躍を祈るばかりです・・・。

さて・・・、

以前にもご紹介しましたが、彼との絆はアトランタ五輪から。

その時、私は五輪と全柔連の広報担当『二足のわらじ』状態で毎日どこかで記者会見や公開取材を仕切らせていただいていました。

特に五輪直前の公開取材では、メダル候補盛り沢山の柔道に取材陣は集まり個人インタビューもかなりのリクエストがあり、てんてこ舞い。

そんな中、野村氏はいつもポツンと道場の隅っこで・・・、

『永瀬さん、どうせ僕には来ないですから・・・』

みたいなオーラを出していたのを昨日のように覚えています。

でも見事に金メダルを獲得!!!

ただ、その時のトップ記事は

『YAWARA、まさかの銀メダル』でした。

そして、4年後のシドニー五輪。

光栄にも同じポジションで東西奔走していた私でしたが、野村氏もアトランタとは違い、

金メダル2連覇の有力候補として注目され、見事にその栄冠を獲得しました!!

ただ・・・、

優勝直後の会見や、各テレビ局ブース出演の時でも、

『永瀬さん、明日の一面は、やっぱり田村ですよね・・・』

と気にしていた野村氏の想像通り、一面は田村。

そして、私は古巣にもどりテレビで応援していたアテネ五輪で、彼は見事前人未到の三連覇の大偉業を達成!

正直、その翌日の新聞一面の記事はよく覚えていません・・。

そんな、野村氏が40歳まで現役を続けていた、いや、続けられた訳の一つは、

「認めてもらえたい」気持ちがあったからだと思います。

彼の場合は、世の中に十二分認められているのですから、

果たして、誰に?? 何に???

正解は彼の中にあればいいです。でも、冒頭の写真。一番大切な家族とのこの笑顔が、それを達成した証拠となったと思います。

野村氏のように自らステージを確立し、モノにできる人間はほんの一握りです。

ひのまるキッズは、

当たり前のことを当たり前にできた子供たちを、

試合で親が、

イベントで講師が、

認めてあげるステージ作りが最大の仕事です。

これは、今後ぶれなく続けていこうと心に決めています。

最後に、前回の投稿に寄せられたコメントをご紹介します。それこそ、『感無量』になりました(笑)

6年連続出場させて頂きました。
まさか表彰していただくとは!
息子の名前を呼ばれ、驚き!! 改めて1年生から頑張ってきたんだなぁと思い、ジーンときてしまいました。
毎年、目標を掲げて参加してきましたが成績は残せず悔し涙を流す息子を隣で見てきました。
でもイベントなどに参加して帰る頃には「また来年も来る❗️」と笑顔。
そんな息子に引かれて6年間、2年前には私自身も道着を着るようになり、
今年は昇段試験まで受けさせていただきました。
今回の連続出場の表彰、本当に嬉しかったです。6年連続出場させて頂きました。
まさか表彰していただくとは!
息子の名前を呼ばれ、驚き!! 改めて1年生から頑張ってきたんだなぁと思い、ジーンときてしまいました。
毎年、目標を掲げて参加してきましたが成績は残せず悔し涙を流す息子を隣で見てきました。
でもイベントなどに参加して帰る頃には「また来年も来る❗️」と笑顔。
そんな息子に引かれて6年間、2年前には私自身も道着を着るようになり、
今年は昇段試験まで受けさせていただきました。
今回の連続出場の表彰、本当に嬉しかったです。
柔道大好きな息子と、監督である主人、そしてわたしと、またこれからも柔道頑張って行こうと思います!

いまから、ここから、ブレずに進みます!!

永瀬義規

「なんか間違ったところに来てしまったなぁ。」と思ったものの

おはようございます。
スポーツひのまるキッズ事務局の新井です。

”体育嫌い人間の話”

“観る”というカタチでスポーツと再会し、魅了され、
観るということだけでも、これだけ人を動かす力を持つスポーツ。
色んな人に、もっと色々なカタチでスポーツに触れて欲しい。
体育嫌いでスポーツと縁遠かった私の役割もあるかも知れない。
と、考え始めた私。

しかし、本当に何もわからなかったので、まずは、インターネットで検索。

「運動が苦手な子 スポーツクラブ」

そして、検索結果で出てきた総合型地域スポーツクラブに電話をし、見学に行くことに。
さらに、その前に、少しだけお話させていただいた地域スポーツクラブ
「浦和スポーツクラブ(http://urawasc.org/)」の理事の方にも電話、
何もわからないまま、1日に千葉・埼玉と2つのクラブを見学に行き、色々と教えていただきました。

しかし、しかし、自分の家の近くでそのような活動をしているクラブはなく、
実際に携わることは難しい。
もちろん、いきなり自分で作ることなんかできない。

悩んで動けずに数か月。

そんな時に、「地域スポーツクラブのこと勉強したいなら、こんなセミナーがあるよ。」と
勧められたのが、JFA(日本サッカー協会)が開設している講座
「JFAスポーツマネジャーズカレッジ(http://www.jfa.jp/smc/)」でした。

これは、日本サッカー協会が主催していますが、サッカーの技術などに関するものではなく、
地域スポーツクラブなどを運営できるクラブマネジャーを養成する講座です。

何にもわからないまま、飛び込んだ講座。
サッカーの技術に関することではないとはいえ、私以外は全員サッカー関係者、、、

初日に思いました。
「なんか間違ったところに来てしまったなぁ。。。でも、20万払っちゃったしなぁ、、、
今から辞めてもお金返してくれないよなぁ。。。」と。(^^;

諦めてセッションを受け始めたものの、マネジメントの勉強などしたことがない上に、
数字が苦手な私。
課題の内容を理解できず、セッション1の評価は、見事に「D」

あちゃー。。。

その後も、セッション10まで、とにかくついていくのが精一杯。
久しぶりに徹夜でレポート書いたりして、ヘロヘロになりながら、なんとか最後まで。
成績はとっても悪いながらも、一応、修了証いただきました。

勉強するのはつらかったし、段飛ばしで勉強するので、実際、わからなかったことも多かったけど、
全国から集まってくる同期みなさんからとても刺激を受け、とても充実した8か月間でした。

その時に学んだ中で一番重要なことは、マーケティングの話より、ブランディングの話より
その同期のみなさんとの話の中で感じた「人の繋がり」でした。

成績も良くない?!、実績もない、”体育嫌い人間”ができることは、
「スポーツで人を繋ぐきっかけづくりをすること」
と考えるようになりました。

次回は、そんなきっかけづくりとして始めたことを。(^^)

はぁ、、、この体育嫌い人間の話、5回くらいでまとめるつもりで書き始めたのですが、
文章も上手くないもので、なかなかまとまりません!
みなさんすいません。
もう少し、お付き合いください。

では。

スポーツひのまるキッズ協会 事務局 新井みどり

IMG_0116

密かな楽しみ♪

こんばんは。
北信越大会も無事に終了、富山の天候はぐずついてましたが、11月も中旬というのに寒くなく、むしろ体育館内は、熱気で汗をかくくらいでした。
仕事がら出張が多く、今までいろいろな場所にお邪魔していますが、大体は駅や空港から仕事場にドアtoドア。名所や名物を楽しむ時間は無いため、私の密かな楽しみは、ホテルにチエックインしてからの、コンビニへ探索に行くこと。
今回、富山のコンビニにも、ご当地ものの探索に出かけました。
富山といえば、マス寿司や白えび…ありましたよ~
お店に入ってまず目に入ったのが、インスタントの「富山白えびラーメン」と「ブラックラーメン 」。私は迷わず白えびラーメンを購入!そして、他に何かないかと探していたら、かわいいネーミングの飲み物を発見!地元の方にとっては珍しくないと思いますが「カウヒー」というコーヒー牛乳。。もちろん買って帰り、ホテルでいただきました。サッパリとした飲み心地でした。
そして帰りの飛行場、少し時間があったので、登場口のロビーの売店で生ビールを一杯。一緒に帰ったひのまるのスタッフが買って分けてくれたおつまみの「白えび柿の種」。とても香ばしく、辛くなく、美味しかったです。
出張先のコンビニで、ご当地ものを発見したら、またブログで紹介しようと思います。みなさん、何か楽しいご当地ものがあったら、教えてくださいね♪
来月は中国大会で徳山、新年明けて1月は九州大会で宮崎、2月は近畿大会の大阪…と、私の密かな楽しみは続きます(笑)
ひのまるキッズ事務局 丸山

※写真が横になってしまいましたが直せません(^^;
20151114_22552020151114_224006
20151115_193606

挑戦し続けるお父さんお母さんってカッコいい!

01341

ひのまるキッズ北信越大会でのお話。
試合が終わり、後片付けをしていると、
保護者の部に出場されていたお父さんが
近づいてきて、声をかけてくださいました。
「息子ともども、ありがとうございました。
息子が6年なので、私もこれでひのまるキッズ卒業です」

昨年の大会では時間いっぱい戦って引き分け。
最後は息が上がり、立っているのもやっとといった感じで、
「いやぁ、情けない」とおっしゃっていたお父さんでしたが、
今年は見事な一本勝ち。
試合後には、やりとげた感と安心感が入り混じったような、
実にいい表情を見せていました。

「子供の前でみっともない試合はできない」
そう考えて、保護者の部への出場を躊躇する方は多いと思います。
実際、もし私が同じ立場だったら、おそらく出場しない、
いや、できないだろうと思います。
だからこそ、保護者の部に出て子供の前で試合をする
お父さんお母さんは本当にカッコいいと思いますし、心から尊敬します。

以前、保護者の部に出場するお父さんに
試合前に話を聞いたことがありました。そのお父さんは、
「勝つ自信なんて全然ないですよ。
でも、勝ち負けに関係なく、挑戦する姿を
子供に見せたいんです」
と、ちょっと緊張気味に笑顔で答えてくれました。

実際、試合には負けてしまいました。
でも、そのお父さんは
「負けちゃいました! きれいに投げられましたよ」
と汗だくの顔で、爽やかに笑っていました。
そして、息子さんも、そんな父親を誇らしげに見ていたのが
とても印象的でした。

おそらく、この大会に出るために、
お父さんお母さんたちは、忙しい仕事や家事の合間に
時間を作って、一生懸命に練習をしてきたのだと思います。
その努力を子供たちが見ていて、何も感じないわけがありません。

挑戦し続けるお父さん。
私も見習わなきゃいけないなぁと、改めて痛感した次第です。

01250

(写真上 保護者の部の表彰。お子さんも一緒に表彰します。
 写真下 さすがはお父さんお母さん。見本のような素晴らしい礼です)

スポーツひのまるキッズ大会事務局 林

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その123:感無量の6年連続出場!)

20151115_160402

昨日、富山県射水市にて第6回スポーツひのまるキッズ北信越小学生柔道大会。

お陰様で大会は成功理に終了することができました。

この場をお借りしてお礼を申し上げます!! 本当にありがとうございました。

さて・・・

前回の『独り言』ですが、前回に引き続き「みとめてもらうこと」につながる話をさせていただきます。

昨年の関東大会から実施している『6年連続表彰』

今回で8回目、北信越大会では初めての表彰となりました。

そして、嬉しい結果に思わずニコニコになってしまいました。

今回の表彰は9名。

記録をたどって検証していた弊社の林が、

「なんと! 6年前に第一回大会に参加した36名の1年生のうち、9名が6年連続! 25%って
凄いじゃん!!!!」

と一人で興奮していた傍で一人、心の底からあつ~いものがマグマのように沸上がってきていました。

6年前、海のモノとも山のモノともわからない大会に出てくれて、それも6年間ずっと参加してくれた親子たち・・・涙

とにかく、感無量! となってしまい、その日の夜は会う人会う人みんなにそのことを語りまくっていました(笑)

当日、

開会式での表彰で、佐藤愛子講師に記念タオルをもらい嬉しそうにしている子供たちを見て、またまたマグマが・・、

歳をとってゆるんだ涙腺から溢れ出そうになるものを止めるため、まばたきをこらえている姿は傍から見て滑稽だったかもしれません・・。

そして巻頭の写真は、6年連続表彰、選手宣誓、6年生軽量級で見事優勝と、本当に大活躍だった松井君と

北信越大会を立ち上げから共に盛り上げてくれている塩谷建設の塩谷専務との6年連続出場三人トリオショット!!

大会終了後直後に撮ったこの瞬間。本当に感無量!! でした。

20151116_125252

そして、もう一人、

『俺も6年連続出場のタオルを(笑)!!!』

と講師控室で騒いでいた(失礼!)この男との2ショット。

毎度、おなじみの『ひのまる先生』(今つけました)青井講師もこの北信越大会、6年連続出場だそうです!!

親友とのこの瞬間も、悔しいけど(笑)、最高の思い出となりそうです。ありがとう!!!

20151115_153006

今回、「認める」ための企画で、実はほんの少しだけ己が「認められた」ような気がして
無邪気に嬉しかった、甘ったれ社長でした。失礼しました。

いまから、ここから、気を引き締めなおして踏み出します!!!

永瀬義規

それが世に言う”オフサイド”

こんばんは。
スポーツひのまるキッズ事務局の新井です。

”体育嫌い人間の話”
前回は、”観る”というカタチでスポーツと再会したというお話しでした。
今日は、

友人に誘われ、イヤイヤながらも観に行ったJリーグの試合。
生まれて初めて観た試合で、ピッチの中を走り回る選手と、スタジアムの雰囲気に感動した私。

なんと、次の試合からは、自分でチケットを買いひとりで観に行きました。

でも、チケットの買い方も良くわからず、安い自由席を買って、自由席なのにも関わらず
試合に間に合えば良いかなと思っていったら、座るところがなく、2階席の、しかも一番後ろで
立って観ることに。。。

寒かった〜(> <)

そして、試合が始まっても、もちろんルールはわからないまま。
ゴールにボールが入って「やった〜!」と喜んだら、周りは「あぁ〜」とため息。
点数も入らなかったんです。
後で知ったんですけどね、それが世に言う”オフサイド”ってやつだったようです。

というくらい、サッカーがわからなかった。
それでも、90分、サポーターの声援と選手の走りに魅了され、その中に身を置くことが
楽しかったのです。

それから、ほぼ毎回観に行きました。

いつの間にか、職場でも「新井はサッカー(ジェフ)好きだ。」という話しになり、
月曜日には、Jリーグの話題を聞かれるように。

いまいち気分が冴えず、行きたくないなぁ、、、と思う時でも、
月曜になったら、「新井、試合どうだった?」と聞かれると思うと、
「行っておくか。。。」と重たい足を引きずりながらスタジアムへ。

そしてまた90分、スタジアムで普段の生活とは違う異空間に身を置き、
「また1週間がんばろうかな。」と思える。

そして、いつしか、サッカーの試合を追いかけ、北は北海道から南は九州まで、
試合を観るために、仕事もがんばり、遠征するためにお金も貯め、体調も整え、、、
とにかく”ハマり”ました。

そんなことが、できてしまうんですね(笑)

そして、ある時にふと思ったのです。

観るということだけでも、これだけ人を動かす力を持つスポーツ。
色んな人に、もっと色々なカタチでスポーツに触れて欲しい。
体育嫌いでスポーツと縁遠かった私の役割もあるかも知れない。

と。(^^)

さて、運動が苦手だった私だから、スポーツと縁遠かった私だからできること。
模索が始まりました。

ついこの間まで、「それが世に言う”オフサイド”」だったのに(笑)
次回はそのあたりのお話から。

では、失礼します。(^^)

スポーツひのまるキッズ協会事務局 新井みどり

IMG_0729

子供たちがあぶない

私はニュース番組が苦手です。

疲れて帰り、テレビのスイッチをつけたとたん、事故や凶悪事件の映像を見てしまうと、しんどいのが倍増しちゃいます。番組間の数分間のニュース番組で、一日中、繰り返しされる事故・事件現場の映像を見てると、ちょっとしたトラウマ感覚を覚えます。

ニュースはネットなどの活字でも、情報としては十分得られる気がするんです。あくまで個人的な意見ですが。

ただ、今朝、出勤準備をしながら情報番組を見ていたら、目を疑うようなニュースに驚きました。小学生の大麻吸引。。よその国の事件と思いきや、日本国内。しかも、兄が吸っていたからとか、あり得ない!大人のマネで、タバコをイタズラしたとは大違い。そんな簡単に入手出来るものなのか検索してみると、SNSなどでドラッグのように購入できたりするとか。麻薬ですよ、もう恐ろし過ぎます。

とても気になって、帰宅後に報道番組を見てみたら、街中の女の子のインタビューにまたびっくり!「一度は吸ったことある高校生、多いよね~」と、悪気もなく話し続け、どこで吸うのか?の質問には「だいたい、独り暮らしの子の家で…」金額的にも未成年が遊び感覚で入手できる価格だそうです。

その報道を見ていて感じたのは、決して、今日話題になった地域だけの事件ではないということ。大人が見て見ぬふりをしてはいけない。恐ろしいことから子供たちを守らなければ、平和とはかけ離れた未来になってしまうと言っても、過言ではないと思います。

メディアとして、ただ逮捕されたとか事件や人物像を追うのではなく、麻薬や違法な薬物を使用すると、人体にどんな影響が出るのか、のちにどんな風になってしまうのか。などきちんと検証し、麻薬の恐ろしさや危険性を報道し、警鐘をならして欲しいと切に願います。

120421092409

ひのまるキッズ事務局 丸山

気仙沼の柔道少年の思い

図1

2011年3月21日。ぼくは、小学校でそうじをしていました。
急にガタガタと大きなゆれがあり、ぼくは、怖くなって、友達みんなで
ゆれが収まるまでかたまっていました。

自分の家には戻ることができず、知り合いの家にとめてもらいました。
一週間後にようやく家に戻ることができましたが、
一階はどろだらけで、二階だけを使って生活していました。
水道も、電気も、電話も止まってしまい、一ケ月以上も、
不自由な生活をおくっていました。
しかし、今、こうして震災前と同じように、
元気に過ごすことができています。

あの時、全国のみなさんから、たくさんの支援をいただきました。
たくさんの元気と勇気をいただきました。
みなさんのおかげで、このように大きな柔道の大会にも
参加することができています。心から感謝しています。

あと何十年も復興には時間がかかると思いますが、
あの時の感謝の気持ちと、ふつうに生活することが
とても幸せなんだということをいつも忘れることなく、
これからも、勉強に柔道に、そしてぼくたちも大人のみなさんと一緒に
復興にはげんでいきたいと思います。

今日、このような素晴らしい大会に出場できることを
とてもうれしく思います。
本日はどうぞよろしくお願いします。

                  宮城県 気仙沼柔道スポーツ少年団
                           選手代表 吉田 陽春

この文は、9月20日に開催した『スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会』に
ご招待させていただいた気仙沼柔道スポーツ少年団の吉田陽春君が、
大会開会式で、全選手の前で話してくれたものです。
「声が小さくて伝わっていなかったのではないか」と、
指導者の井上剛彦先生が心配され、せっかく書いたものなのでと、
東海大会の思い出をまとめて作られたオリジナルアルバムと一緒に
送ってくださったのでした。

私自身、大会当日は、持ち場を離れることができず、
吉田君の話を聞くことができなかったので、さっそく読ませていただきました。

正直、感動しました。

東日本大震災のとき、吉田君はまだ小学1年生。
親御さんと離れ離れになり、家にも帰れなかった日々は、
計り知れないほど、心細かったと思います。
小さい頃の吉田君のことを知るわけではありませんが、
震災から4年半、つらいこと、悲しいことをたくさん経験したことで、
大きく成長したのだろうと想像します。

「あと何十年も復興には時間がかかると思いますが、
あのときの感謝の気持ちと、ふつうに生活することが
とても幸せなんだということをいつも忘れることなく、
これからも、勉強に柔道に、そしてぼくたちも大人のみなさんと一緒に
復興にはげんでいきたいと思います」
吉田君のこの思いを、東海大会に出場した選手親子だけでなく、
ぜひ多くの人に聞いてほしい、知ってほしいと思い、
紹介させていただきました。

FullSizeRender (20)

スポーツひのまるキッズ事務局 林