挑戦し続けるお父さんお母さんってカッコいい!

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ひのまるキッズ北信越大会でのお話。
試合が終わり、後片付けをしていると、
保護者の部に出場されていたお父さんが
近づいてきて、声をかけてくださいました。
「息子ともども、ありがとうございました。
息子が6年なので、私もこれでひのまるキッズ卒業です」

昨年の大会では時間いっぱい戦って引き分け。
最後は息が上がり、立っているのもやっとといった感じで、
「いやぁ、情けない」とおっしゃっていたお父さんでしたが、
今年は見事な一本勝ち。
試合後には、やりとげた感と安心感が入り混じったような、
実にいい表情を見せていました。

「子供の前でみっともない試合はできない」
そう考えて、保護者の部への出場を躊躇する方は多いと思います。
実際、もし私が同じ立場だったら、おそらく出場しない、
いや、できないだろうと思います。
だからこそ、保護者の部に出て子供の前で試合をする
お父さんお母さんは本当にカッコいいと思いますし、心から尊敬します。

以前、保護者の部に出場するお父さんに
試合前に話を聞いたことがありました。そのお父さんは、
「勝つ自信なんて全然ないですよ。
でも、勝ち負けに関係なく、挑戦する姿を
子供に見せたいんです」
と、ちょっと緊張気味に笑顔で答えてくれました。

実際、試合には負けてしまいました。
でも、そのお父さんは
「負けちゃいました! きれいに投げられましたよ」
と汗だくの顔で、爽やかに笑っていました。
そして、息子さんも、そんな父親を誇らしげに見ていたのが
とても印象的でした。

おそらく、この大会に出るために、
お父さんお母さんたちは、忙しい仕事や家事の合間に
時間を作って、一生懸命に練習をしてきたのだと思います。
その努力を子供たちが見ていて、何も感じないわけがありません。

挑戦し続けるお父さん。
私も見習わなきゃいけないなぁと、改めて痛感した次第です。

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(写真上 保護者の部の表彰。お子さんも一緒に表彰します。
 写真下 さすがはお父さんお母さん。見本のような素晴らしい礼です)

スポーツひのまるキッズ大会事務局 林

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