嘉納治五郎先生に学ぶ

こんばんは、ひのまるキッズの原です。。

柔道をつくった嘉納治五郎。。

皆さんは、嘉納先生についてどのぐらい知ってますか??

16歳から柔術を学びだして、21歳には講道館柔道を創設しています。

そして同じ21歳のときに学習院大学の講師となり、また英語塾も立ち上げています。

これだけでも、めちゃくちゃ凄くないですか!?

その後、教育者として25歳に学習院の教頭となり、32歳で高等師範学校の校長先生に就任、英語の私塾でも中国人留学生を受け入れるなど、柔道以外でもバリバリと言うか、想像すら出来ないほどの活躍をされていたようです。。

参考

そんな教育者であった嘉納先生が作り出した柔道を私たちはしっかりと受け継いでいるでしょうか。

「柔道は

心身の力を最も有効に使用する道である。(精力善用)

その修行は、

攻撃 防御の練習によって、身体精神を鍛錬 修養斯道の神髄を体得事である。

そうして、

是によって己を完成し、世を補益するが柔道修行の究竟の目的である。(自他共栄)」

色んな解釈があるのかもしれませんが、「心身を最も有効に使用する道」という言葉には多くの意味が秘められていると思っていて、時代や世の中の状況、指導する人間、それを受ける人間。考え方や感性、捉え方によって己の完成形は大きく変わってくるのではないでしょうか。

だからこそ、文化や考え方が違う200もの国や地域で受け入れられ発展していったのだろうと感じております。

秋のヤツラに注意!

みなさん、こんばんは。
今日の東京はずいぶんと涼しかったですね。

しかし、昨日までの名古屋は暑かったです、、、
昨日は、第8回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会で、
金曜から準備で愛知県武道館@名古屋に伺っていました。

金曜の夕方、武道館の方と打ち合わせをしていたら、
なんだかいや〜な予感とあいつらの気配が。。。

そして、武道館を出たころには、予感は的中、、、
「やっぱり。。。やられた。。。」

そう、手や足を何か所も蚊に刺されていました。
ホテルに戻ってきちんと見てみたら、その数なんと13か所!!!

私は子どもの頃から人の3倍くらい蚊に刺されるので、
虫除けにはけっこう気を使っていたのですが、もう9月も半ば、
そして、何より建物の中ということで、油断していました。。。
夏の風物詩とも言える蚊ですが、
実は夏より秋の方活発に活動するらしいのです。
こういうことだそうです↓

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日本で毎年発生する蚊の種類は「アカイエカ」と「ヒトスジシマカ」です。

活動が活発になる気温はアカイエカが25度、
ヒトスジシマカは25度~30度
逆にアカイエカが30度以上、
ヒトスジシマカは35度以上の気温の下では死んでしまうとも言われています。

現代の夏は猛暑を越えて酷暑と呼ばれるくらい気温の上昇が激しいです。
炎天下の午後などは40度近くまであがることがあります。
そんな気温の中では蚊は動けないか死んでしまうのだそうです。

そして、秋の蚊に刺された場合は、夏に刺された時と比べても、
とてもかゆみが強いです。
そして、夏に刺されたときよりも、腫れやすいとも言われています。

秋は蚊の活動が活発になる時期なので、威力が強いということが言えます。
また、産卵の時期にもなるので、
基本メスだけが栄養を蓄える為に人の血を吸います。

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猛暑になる日本の夏、蚊は、夏よりも秋に注意というわけです。

ほんと、3日たった今でも、赤く晴れ上がり、かゆみも強く、
なんとも腹が立ちます。

感染症を媒介する危険なヤツでもある蚊、
これからはもっときちんと対策したいと思います。

みなさんも、小さいからといって油断せず、
しっかり予防してくださいね。

それでは。

スポーツひのまるキッズ協会 新井みどり

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その167:社団設立3周年~感涙、感動、そして大反省)

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9月18日。
本日、一般社団法人スポーツひのまるキッズ協会は、お陰様で3周年を迎えることができました。

これも、会員の皆様、大会の参加者、そして支えてくださる協賛社、協賛者様のお蔭と心より
感謝いたします。この場をお借りしてスタッフ一同心より御礼を申し上げます。

さて、昨日、今日と名古屋で開催いたしました第8回スポーツひのまるキッズ東海大会、
お陰様でなんとか成功裏に終了することができました。本当にありがとうございました。

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この二日間、標記のタイトルにあるように私にとって大変貴重な体験をさせていただきました。

感涙

昨日の練習会の時、茨城より参加いただいた強豪道場主の先生とのしばらく熱い会話を
交わしていた時のことです。

社団の名刺の裏にある印刷された『ひのまるキッズ六訓』を見せながら・・・

「先生、ひのまるキッズは、これができた子供たちが親御さんたちに褒めてもらい、認めていただくのが試合、

さらにこれができた子どもたちが、今度は憧れの講師たちに褒められ、認められるのがイベント、
そして、同じ志を持った地元の自治体や企業が中心になってこれを支えていくのがひのまるキッズプロジェクトそのものなんです」

とお話ししたとき、

「永瀬さん。うちはひのまるキッズカレンダーにある『ひのまるキッズ六訓』を毎日子どもたちは
復唱していますよ・・・」

と先生が返事した時、不覚にも言葉が出ず、思わず涙で言葉が詰まってしまいました。

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感動

大会当日、開会式が始まる直前。試合場入口に当たり前のようにならんでいた靴。
「お~し、いいねぇ~」と思いながら感無量で開会式に参加し、その後も(少なくても
後半戦に入る前までは)しっかりそろっていた靴やスリッパをみて一人「悦」に入って
いたのですが、あとからスタッフから

「あれは、補助係員の高校生がせっせと直していたんですよ」と聞いてジ~ン。

Jpeg

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そして、大反省

撤収も終えて、帰りの新幹線の中でひのまるキッズ公式アカウントに来た一通のメールで
自戒の念で落ち込みまくりました・・。

「・・・・・。あと、開門時に、ひのまる社長が挨拶しながら出迎えていただいてましたが、社長がガムを噛みながらでした・・・
礼儀、礼節を重んじるのが柔道とゆうスポーツだと思います。
子供達は、しっかりと大人の行動を見ています」

しまった・・。やってしまった・・。

この数日、降圧剤の副作用で歯茎の腫れ出血が止まらず、その症状を緩和する
ガムを服用していたのですが、そんな言い訳が子供たちにきくわけがないのは明白。

せっかくの記念日が、大反省で幕を閉じてしまいました・・。

でも、これも身から出た錆。

真摯に受け止め、さらに自分自身を研磨してしていこうと思っています。

いまから、ここから、失敗は二度と繰り返しません!!

永瀬 義規

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金野潤先生が強化委員長に! 東京五輪に向け本格始動

昨日、全日本柔道連盟から2020年東京オリンピックに向けた
強化体制が発表されましたね。

強化委員長 金野潤(日大男子監督)
強化副委員長 山田利彦(了徳寺大監督)
強化副委員長・男子 中村兼三(旭化成監督)
強化副委員長・女子 渡辺涼子(金沢学院大女子監督)
男子監督 井上康生(現職 続投)
女子監督 増地克之(筑波大総監督)

「素晴らしい人選だなぁ」というのが、率直な感想です。

強化委員長の斉藤仁先生が病気で急逝されてから、
山下泰裕全柔連副会長が強化委員長を兼任。
リオオリンピックでは、「仁ちゃんと一緒に戦う」と、
斉藤先生のネクタイをして陣頭指揮に立ちました。
首脳陣のそんな熱い思いもあり、
リオでは、本当に素晴らしい成績を残されました。

今回、健康に関する不安から退任した
女子監督の南條充寿さんも、
2013年に女子柔道選手による暴力告発問題で、
前監督が辞任したことで、急きょ監督に昇格。
14年の世界選手権で結果を出して続投が決まり、
リオオリンピックまで監督を務めてきました。

今年1月にはナショナルトレセンでの指導中に意識を失い、
緊急搬送されたこともあったと聞きます。
全日本監督の重圧は、おそらく半端なものではなかったのでしょう。
それでも最後までしっかりと監督業を務め切り、
「私はあくまで中継ぎですから」と身を引かれましたが、
本当に素晴らしい指導者だと思います。
約3年半お疲れ様でした。

全日本監督在任中、ひのまるキッズにも、
講師として来てくださったことがありましたが、
子供たちに、優しくも厳しい指導をしてくださいました。
朴訥な物言い、奥様の和恵先生との掛け合いも
非常に楽しく、子供たちはもちろん、
保護者の方たちからも大好評でした。
一段落されたら、またぜひ、ひのまるキッズで子供たちに
熱血指導をお願いします!

今回発表された強化体制。
メディアには「金野氏、強化委員長に大抜擢」とありました。
世界選手権、五輪の出場経験がなく、
全日本のコーチも経験していないということを考えれば、
たしかに「大抜擢」かもしれませんが、
日頃から金野先生がFBで発信している言葉や
大会などでお会いした際の、ちょっとした会話から、
勉強熱心さ、柔道に対する情熱、
選手や周囲への配慮を感じ、いつも敬服していたので、
いい人選だなぁと、感心した次第です。

強化副委員長の山田先生や中村先生、渡辺先生、
そして、増地女子新監督も然り。
続投する井上康生男子監督とともに、
本当に信頼と期待ができる陣営だと嬉しく思います。

いよいよ2020年東京オリンピックが本格始動。
果たして、これからの4年間、どんなドラマが展開されていくのか。
柔道ファンとして、大いに期待し、楽しみたいと思います。

ひのまるキッズ事務局
林 毅

「下水道の日」

 

みなさん、こんばんは。
すでにお決まりのフレーズとなりましたが(笑)

突然ですが、みなさん、9月10日は「下水道の日」って知っていましたか?

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「下水道の日」は、1961年(昭和36年)、下水道の普及の全国的にアピール
するために「全国下水道促進デー」として始まりました。

9月10日と定められたのは、下水道の大きな役割の一つである「雨水の排除」
を念頭に、台風シーズンである210日を過ぎた220日(立春から数えて)が
適当であるとされたことによるものです。

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以前、水不足の時にも少しお話ししましたが、普段はほとんど意識する
ことのない「下水道」ですが、「下水道の日」なんていうのがあると、
「少し調べてみようかな。」などという気にもなりますね。

「◯◯の日」っていうのは、どれも、1年に1回くらい、みんなに考えて
みてもらうために、あるのかも知れませんね。
下水道の大きな役割は、
(1)雨水を処理すること
(2)汚水を処理すること
(3)それらにより、環境を守ること
下水と聞けば、汚水を処理するものだということは、みなさん思い出せるかも
知れませんが、意外と知られていないのは、「街に雨水が貯まらないように
処理して、街を水害から守ること」です。

街に降った雨水をいかにすばやく処理をするために、雨水を集める管や雨水を
一時的に貯める施設の整備は進んできてはいます。

しかし、過去 40 年間に、時間 50 ミリ以上の雨が降る回数が年間
約 160 回から約 230 回に増加しているとも言われており、もっと
大規模な整備が必要なところも多いようですね。

4人家族で台所に使われる水の量は、1日に炊事、洗濯、お風呂、
トイレで1000リットル。
毎日こんなに汚してしまっている水をきれいにして、海に戻すのも、
街を水害から守るのも、普段は、全く外に見えていない『下水道』

まさに「縁の下の力持ち」ですね。
これからは、下水道の日じゃなくても、たまには考えてみようと思います。

こちらのページ、参考になりました。
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え?子ども向けじゃないか?って、はい、そうです(^^;

みなさんもいかがですか?(^^)
それでは。

スポーツひのまるキッズ協会 新井みどり

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その166:自分で決めたことだから)

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広島カープ25年ぶりの優勝で沸いているこの週末。
かつて‶野球”が社名の会社にいた人間ですが、全く野球に興味がなく

「わからなくてもわかったフリをしておけ!」

と社長に怒られていた私ですが、この25年ぶりの優勝には熱いものを感じました。

もちろん、今リオで一生懸命戦っているパラリンピックの選手たちからも同じものを感じています。

さて、今回のタイトル。

経営者として、母校柔道部のOBとして、組織のトップとして・・、今、一番の課題は

人を動かすということ

言葉を変えると、

人に『我が事』と思ってもらうこと

結論から言うと、人は『我が事』と思わないと動かないということ。

では、「我が事」と思うためには何が必要でしょうか?

納得、感動、慈悲、強制、協調・・・・

全て当てはまますが、入口はどうであれ、

自分で決める

ことが、一番大切だと思います。

想い続けなければ夢はかなわない・・・

夢を目標に置き換えても同じです。でも、夢をかなえる、目標を達成するんだと
自分で『続けること』を決めなければ絶対にそれは頓挫してしまいます。

上司に言われたから、先生に怒られるから、
途中で辞めたら格好悪いから・・、他にやることがないから・・

でもなんでもいいです。目標を決め、夢を思い描いてみましょう。
そして始めたからには、必ず『続ける』ということを自分で決めたという自覚を
もって常に取り組んでいくことが一番大切だと思います。

とことん低迷していても歯を食いしばって戦い続けた選手、それをあきらめずに支え続けた
球団関係者、応援し続けた市民の皆さんが成し遂げた広島カープの25年ぶりの優勝。

キッカケは、もしかしたら、
選手は
監督に怒られるから、
外れたら給料がもらえなくなるから、
ファンは
地元の友だちが(家族が)応援するから・・

かもしれません、

でも、理由はどうあれ、『優勝』の二文字を目指し25年間も
全ての人が自分ができうる最大の努力をした結集が実を結んだんだと思います。

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大切な人(チーム)の夢の達成を自分の人生の目標とする
家族の幸せを自分の人生の目標とする
定年退職後に悠々自適の生活をすることを人生の目標にする
自分の信念を全うすることを人生の目標とする

まずは自分で決める。

少なくても大人としてやらなければならないことであり、それを指し示すのが
私のやるべきことだと強く思っています。

とにかく下記撲滅!!
○○したのに・
どうせ○○・・・
○○してくれない・・

いまから、ここから、自らを律する覚悟を決めて!!

永瀬義規

圭との出会い

みなさんこんにちわスポーツひのまるキッズの浅野です。

錦織圭選手がリオ五輪銅メダル獲得に続いてまたまたやってくれましたね!!

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今世界で1番強いと言われている、リオ五輪金メダリストのアンディ・マリー選手との4時間近い接戦を制し見事ベスト4に進出しました。決勝進出をかけた準決勝は日本時間10日の午前4時頃となっていますので、早起きして応援したいと思います。

実は私は以前アディダスジャパンに在籍しておりまして、テニスシューズの開発を担当させていただいておりました。

当時のアディダステニス契約選手というと、女子ではヒンギスやグラフ、男子ではサフィンなどランキング上位の選手が結構いました。ただし当時は世界で活躍する日本人選手はいませんでした。

確か2005年だったと思いますが、まだアマチュアでアメリカのIMGにテニス留学に行っていた錦織選手と会う機会がありました。アマチュアとはいえジュニア界では有名だったので名前は知っていましたが、純朴で訛りが抜けない照れ屋な男の子というのが第一印象です。ただしテニスの話になると自分がどんなプレーヤーか、世界で勝つためには何が足りないかをすでに自己分析していたのにはビックリしました。

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当時テニスシューズを担当していた私は、錦織圭選手から安定性と軽量化を求めれ、一緒に試行錯誤しながら開発していたのが懐かしい思い出です。

毎試合新しいシューズで試合に臨む選手が多いなか、錦織選手は気に入ったシューズはずっと履き続けてます。新しいシューズが発売されても中々履き替えてくれないというマーケティング泣かせの選手ではありましたが、それだけ道具を大切にする選手でもありました。

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あれから10年。ユニフォームこそユニクロに変わりましたが、未だにシューズはアディダスを履いてくれています。

錦織選手の活躍によって、日本人が4大大会を制するという夢のような日がやって来るでしょう。それがこのUSオープンかもしれません。

GO!KEI!!

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一緒に記念撮影をしたのは圭ではなくスタン・スミス氏ww

柔道で人間教育を!

おはようございます、ひのまるキッズの原です。

昨日のネットニュースでこんな記事を見つけました。

4人に1人が 過去に「本気で自殺したいと思ったことがある」
5人に1人が 身近な人を自殺で亡くしている

若いころに本気で自殺を考えることはそんなに珍しいことでもないと思いますが、実際に自殺してしまう人が年間24,025人もいるというのは、正直驚きました。そして、若年世代(15歳~39歳)の死因第1位が自殺であるのは日本だけ(WHO Mortality Database)です。というのは、本当に嘆かわしい事実だと認識しなければなりません。

なぜ、日本の若年層は自殺するのでしょう?

私は単純に心が弱いのだと思っています。

心と言えば、5つの心。そしてひのまるキッズ六訓。

柔道を通じて育んでもらえることが沢山あります!

柔道を競技としてとらえるのではなく、人間教育として捉えれば、もっともっと大きな可能性が拡がるように思います!!

パラリンピック開幕!

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今日からパラリンピックが始まりました。
9月19日朝(日本時間)の閉会式までの12日間で、
22種目の競技で熱い戦いが繰り広げられます。

今朝の開会式も、オリンピックの開会式に負けないくらいに、
華やかで、工夫が凝らされていて、素晴らしいものでした。

さて、私がリオ・パラリンピックでとくに注目しているのは、
「視覚障害者柔道」と「ボッチャ」です。
中でもボッチャに出場している高橋和樹選手の活躍には、
非常に注目しています。

実は、高橋選手は元柔道選手。
小・中学時代は、県大会、関東大会で優勝、
全国大会に出場するくらいの実力者でした。
それが、高校2年の夏に柔道の試合中に頸椎を損傷し、
鎖骨から下の感覚を失ってしまったのです。

その後、大学を卒業し障害者のための自立生活センターで働いているときに、
東京パラリンピックの開催が決定し、
重度障害者でも世界を目指せるボッチャを始めたのだそうです。

最初は、日本の小さな大会でもボロ負けしたそうですが、
そこで持ち前の「負けん気魂」に火が付き、
「強くなるには練習が一番、人の倍練習をしなくては強くならない。
毎日の生活の中でも、人の倍、ボッチャのことを考えなくては強くなれない」
高橋選手は、柔道に取り組んでいた頃に感じていた
“熱い気持ち”や“勝負する気持ち”、“負けた悔しさ”を感じながら、
ボッチャに取り組み、日本選手権初出場初優勝。
世界選手権でも準優勝し、リオ・パラリンピックの
キップを手にしたのでした。

先日、たまたま高橋選手を紹介するインタビュー記事を見て、
柔道仲間のチャレンジを、心から応援したくなりました。
テレビで放送されるのかどうかはわかりませんが、
東京から精いっぱい応援したいと思います。

※高橋選手のインタビューは下記に掲載されています。
NHK福祉ポータル『ハートネット』
パラリンピックを盛り上げよう。Road to Rio
http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3300/245091.html

以前に紹介させていただいた、弊社で制作した
『リオデジャネイロ五輪まるごと観戦ガイド』でも
取り上げさせていただいた『ウィルチェアラグビー』、
『車いすテニス』、『車いすバスケ』も楽しみですし、
走幅跳のマルクス・レーム(ドイツ)が
どんな跳躍を見せるのか(オリンピック記録を破るのか!?)
にも大いに注目しています。

……やばい、また寝不足になりそうです。 (#^^#)

パラリンピックの放送予定は、
http://sports.nhk.or.jp/paralympic/tv-guide/index.html

スポーツひのまるキッズ事務局
林 毅

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その165:体育会が企業に好かれるワケ)

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数年前、体育会学生の就職斡旋を生業としている企業の手伝いをしたことがあります。

残念ながら、その企業とは時間的、物理的なことからお付き合いをすることはなくなりましたが、
お手伝いしている時に、ある会話から、

体育会学生の素晴らしいところは・・・
ということになり、以下の項目が挙げられました。

元気で芯が通っている
礼儀作法が身についている
誰もが逆境・スランプに陥り、立ち向かった経験がある
自ら目標設定をする能力が高い
地道な努力・人のみていないところでの努力を怠らない
一生涯の仲間を持っている
忍耐力がある

その時は、

うん、なるほど・・

と思いましたが、いまさらながら振り返ってみると、別に体育会だからこうなるということではなく、
これは、こういう資質をもつ学生が企業にとって必要で、社会にでて通用するという理想像で
あり、こういう人間が育つための集約された環境が『体育会』であるのだ・・という希望的観測
みたいなもののような気がしてなりません。

では、実際はどうでしょうか??

私は、体育会で4年間しっかりと生活を全うした学生が良いところは

理不尽なことを学生時代に経験していること

と思っていました。

社会に出るとどうしても直面する理不尽な状況に免疫ができているからこそ、人よりも早く
厳しい社会に順応するという意味で、前述の企業をお手伝いしている時、クライアント企業に
そう説明をしていました。

では、今はどうでしょうか??

正直、私の知っている限り、30年前に我々が体験した理不尽さを学生が体験しているとは
思えません。いや、むしろ、一般学生より純粋培養で色々な角度で守られているような気がします。

なので、理不尽を早く経験するということが体育会学生の(社会人としての)他学生に比べてのアドバンテージにはならないでしょう(そもそもこれまでなっているかは、確証していませんが)。

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でも、今日、東京学生柔道大会を観ていて、とても多くの学生に「うん、彼らは社会人に
なってもちゃんとできるだろうな」と思える資質を見出すことが(独断と偏見ですが)ありました。

そして、一目見てそう思った選手たちのほとんどが上位進出しているという事実もありました。

なぜ???。

理由は簡単。
まずは、入場から試合場に入り、礼をして相手と組みあうまでがキチンスムーズ。
始め!の声から最後までしっかり組んであきらめることなく相手に挑んでいる
試合終了後、服装を正しく治し、しっかりと礼をし、試合場を降りる時も礼儀を怠らない

当たり前のことを当たり前にしている

これだけです。

また、長い独り言。とりとめもない話となってしまいました・・すみません。

でも、これから大会シーズン本番。小学生からマスターズまで、皆さんの目で確認してみてください。

そして是非とも教えてください!!

正解は一つではないかもしれません。
でも、一つでもやり続けることで正解が導かれることだと思っています。

いまから、ここから、当たり前のことを当たり前にやり続ける道の創造。

永瀬義規

白抜き