いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その181;未来の自分を信頼する覚悟)

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連休ど真ん中。

朝から出社して、創業以来の決算書の数字を見直していました。

実は、一昨日、母の件で忘年会ができなかったこともあり(母がみんなでワイワイ騒ぐのが好きということで)、
会社スタッフ、関係者で新年会をさせていただきました。

会自体は本当に楽しかったのですが、最後の挨拶で私が酔っぱらって話した内容に対するスタッフの反応で非常に考えさせられ、まずは自分の発言を分析し、そこに至った経緯を検証しようと冒頭の作業に至りました。

内容を四の五の言っても仕方ありません。

ただ、間違いなく言えることは、私の本意とすることと聞いた人の受け取り方が真逆だということ。

正直に言うと、真逆に受け取る方が悪いと思い自信を持って色々リサーチしてみましたが、どうやら、受け取るということ以前の問題があることに気づき、猛反省をしています。とんでもない自惚れでした。

恥を忍んで言うと、『信頼関係が薄くなっている』と言うことです。

「何言ってるんだよ。永瀬がそんな気持ちでそんなこと言う訳ないじゃん」
と一笑してくれるなんていう状態を期待していたのは、とんでもない誤解だったということ。

そして、作業を終え、私がどんな気持ちで、どんな根拠でそのことを言ったのか・・ということの説明の予習をしている自分がいました。

何とか、誤解は解けるだろう。信頼関係は修復できるだろう・・信用してくれるだろう・・とほんの先ほどまで思っていました。

でも、ふと・・・、

信用と信頼はどう違うのだろう・・。と思い始め調べてみて何かがガガ~ンと崩れました。

いろいろ調べるうちに次のような結論になりました。

過去に対して評価しているのは信用
物理的な事に対し評価するのは信用

未来の行動を期待するのが信頼
精神的な気持ちが伴うのが信頼

それまでの実績を評価する『信用取引』
これから一緒にやっていこうと行動・意識を共にするのが『信頼関係』

ということは、今、私がやっている作業は、まさに信用を取り戻すための努力。

でも、それで良いのでしょうか??

昨年、脳から汗が出る思いをしたビジネスモデル塾で、必死になって描いたビジネスモデル。絵に書いた餅になってはいけないと、実施に向けて焦っていましたが、それを信用してもらい、そしてともに信頼関係を持って前に進まなければ未来はありません。

〇〇をやった永瀬だからできるだろう・・
〇〇をやり切った永瀬だからついていける・・。

では、ないんです。

永瀬の言っている〇〇、描いている〇〇が成功することを信用し、〇〇を我が事として永瀬と一緒に前に進むんだ!

でなければダメなことをまだ気が付かないバカ経営者です。

そして、まず自分が第三者だったらそう思えるのか?思わなく、我が事としない人が悪いのではなく、思わせ、我が事にさせる努力を怠っている自分が一番愚かだということに気づきました。

調べていくとこうも書いてありました。

「未来がどんな流れでやってくるのかを考えてみてください。
いつも誰かの根拠のない自信から始まり、その自信の裂け目を切り開いた先に成果が積み重なる。
そして、そこに少しずつ論理が構築されていき、新しい世界がやってくる。
過去の信用の上に積み重なる論理はあくまで素材でしかない。
『これはこういうものやから仕方ない」と諦められていることをあえて疑う!そうすることで新たな理論につながる』

さらに

信用は過去、信頼は未来、そして思い込みが現在
そのような強い意志が根拠のない自信、つまり未来の自分を信頼することにつながる・・・。

まずは、自分自身が未来の自分を信頼する。そして、未来の仲間に信頼してもらわなければひのまるキッズの未来はないものと確信しています。

いまから、ここから、このチャンスを必ず活かします!!

永瀬義規

P.S

信頼は一切条件をつけない

相手と関係をよくしたいと純粋に思える
場合のみ無条件に信頼するって、これこそ無償の愛ですよね。親が子を思う気持ちです。

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あけましておめでとうございます。

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あけましておめでとうございます。
ひのまるキッズの事務局も、
昨日1月4日から業務をスタート致しました。

2016年も1年間あっという間でしたが、
思い返すと、いろいろなことがありました。

ひのまるキッズのイベントで言うと、
1月の九州大会からはじまり、
2月の近畿大会、年度が代わって、
4月関東、6月東北、
7月四国の道場わっしょいと中学生バスケット、
8月には岩手県での復興応援夏合宿、
さらに、9月東海、11月北信越、
そして12月中国。

これに加え、
4月には全日本選手権のプログラム、
7月にはリオ五輪の観戦ガイド等々、
さまざまな制作業務も行なってきました。
振り返ると、いつも時間に追っかけられていたなぁと、
つくづく感じます。

2017年(平成29年)は、
時間に追われるのではなく、
仕事もプライベートも、計画的に、
時間を追いかける(?)、先に進めておくくらいの、
少しゆとりのある生き方をしたいものだなぁと思っています。

社会に出て30年、
すっかり染み付いた習慣を
どこまで変えられるのか。

まずは、1時間の早起き(4日目)。
……ちょっと、体操もしてみました。
今日から万歩計を携帯、1日10000歩も再開します。
小さいことからコツコツと。

今年も、ひのまるキッズの会場で、
たくさんの“笑顔”に出会えることを楽しみにしています。
本年も、宜しくお願いいたします。

ひのまるキッズ事務局 林 毅

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その179:母が残した絆)

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昨年の12月27日、母・亮子が天国に旅経ちました。前回のこのブログで危篤を伝えその2日後のことでした。お陰様で安らかな最期でした。

思い起こせば、2008年10月。

父親が急死し、会社を立ち上げたばかりの私にとって頭にあったのが、

最期のお別れは恥をかくわけにはいかない・・。

でした。

お恥ずかしい話、父親に恥をかかすわけにはいかない、ではなく、私自身が会社代表として恥をかくわけにはいかない・・でした。

なので、

葬儀の時といえば、

あの会社の献花は? あの人は来たのか? などと、父親の死を悲しむ余裕などなく、自分の見栄ばかり先行して、遠方から来た親戚と言葉を交わしたり、父親の関係者にご会葬のお礼を申し上げたりなどほとんどできていなかったという大失態を犯してしまいました。

そして、もっと恥ずかしいことに、そのことを反省したのは、母が亡くなった時のこと。

母から、「私の時は家族葬で、とにかく派手にしなくていいから・・」と言われ心の準備をし出し、父の時のことを思い出そうとしても上記のことしか思い出せない自分に気が付いた時・・でした。

そして、12月29日に行った葬儀。

親戚と父親の葬儀以来の再会ができ、ゆっくり話すことができました。

その時、自分のやっていること。これから目指すこと、この8年間、公私ともにあった様々なことを隠すことなく全部話すことができました。それも、自分自身、驚くほど素直に・・。

全て、母が導いてくれたことと感謝しています。

そして、母の遺品を整理して出てきた彼女の手帳。

たぶん、闘病生活で苦しかったはずなのに、しっかりと書き込まれていたのが、私の妹の誕生日にあった生まれた時の記録。

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そして、ひのまるキッズのスケジュールでした・・(巻頭写真)。

かつて、恩師に

「永瀬、お前に足りないのは、親が子供に持つ『無償の愛』だ。子供がいないお前にとってこれはわからないかもしれないが、親子の絆とはその『無償の愛』の上に成り立っている。だから、もしかしたらお前が今後大きな壁にぶつかるとしたら、ここのところだ。でも、頭で理解できなくてもいい。言葉で表せなくてもいい。お前が人の子である限り、必ず親から受ける『無償の愛』を感じることがあると思う。しつこくて申し訳ないけど、本来は自分自身が人の親になった時にそれはやってくるものだ。なので、お前が死ぬまで感じられなくても仕方がないけどね」

と言われたことを思い出しました。

そういえば、父が亡くなったときに、父の手帳からこぼれた一枚の写真・・、そこには、七五三かなにかでおめかしした私の姿がありました。

54年間、誕生日にデータを書き続け、行ける可能性がほとんどないひのまるキッズのスケジュールを書き込んでいた母。

無償の愛~親子の絆がここにありました。痛感しました。目が覚めました。

自分自身が生涯でやるべきことは、しっかり見えてきています。

生涯青春、盡己深絆

いまから、ここから、2017年、セカンドステージの幕開けです。皆様、今年もよろしくお願い申し上げます。

永瀬義規

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いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その180:いままで、ここまで、ありがとう!)

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今日はクリスマス。
昨日のイブ、そして今日と街は華やかな色どりで覆われ、たくさんの幸せそうな家族をたくさん見かけ、どこにいても楽しい気分になっています。

2016年は、一言でいうと勉強の年でした。

その様々な経験を活かし、来年はひのまるキッズの『セカンドステージ』としての第一歩を踏み出そうと気合を入れています・・・。

ですが、

先週から、あることで全くといって『いまから、ここから!』と気張れない日々が続いています。

もちろん、仕事の面ではうまくいっていることの方が多く、凄く皆さんに感謝しているのですが、肝心な己を奮い立たせることが全くできない状況・・・正直、今も続いています。

でも、今朝、久しぶりに出社した会社のそばで見た東京タワー。

そんなことはお構いなしに(当たり前ですが)、いつもと同じくしっかりとそびえたっているのを見て・・、

変わらないなぁ~

そして、純粋にこう思いました。

こうなりたいなぁ~

何をどうして、どうなりたいのか、ここで書くことは難しいけど、それが真剣にその時の気持ち。で、この次の瞬間、

いままで、ここまで、いつも見守っていてくれてありがとう!

とタワーに向かって心の底から叫んでいました。

クリスマスももう終わりに近づいた今、実家にいます。

そして、目前にいる最愛の人の目が再び開いてくれることを家族で祈りつつ、心で言霊を連呼しています。

産んでくれてありがとう。

いままで、ここまで、ありがとう。

絆をありがとう!!!

すみません。

いまから、ここから! って次回は胸を張って登場します。約束します。

永瀬 義規

 

 

 

 

子供との時間、家族の時間を大切に!

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『ひのまるキッズ北信越大会』でのこと。

前にもお話ししましたが、
『ひのまるキッズ』には年間数回、
各地の大会に遠征して出場してくださる、
いわゆる常連の親子がたくさんいらっしゃいます。

北信越大会にも、
北海道のHさん親子や岐阜のKさん親子が来てくださいました。
ともに、現在、中学生のお兄ちゃんお姉ちゃんが小学生の頃から
出場してくださっており、今大会にもお兄ちゃんお姉ちゃんも
一緒に来ていて、わざわざ挨拶にも来てくれました。

「よその子とゴーヤは育つのが早い」(by博多華丸・大吉)と言いますが、
他人の子供の成長は、本当に早いもので、
1~2年見なかっただけで、大きくなっていて驚きます。
柔道をやっている男の子なんて、
少しの間に身長は追い越され、身体はたくましくなり、
顔つきも大人びていて、「別人!?」と思うことも少なくありません。
でも、そんな成長した姿が見られることも、
ひのまるキッズをやっていて、
嬉しいことのひとつです。

そして、もう一つ、嬉しかったのが、
友達の輪の広がりです。

学年・階級が同じ北海道のH君と岐阜のK君は、
過去に何回か一緒になった前日練習会や試合を通して、
すっかり仲のいい友達になっており、
北信越大会で、久々に会えることを楽しみにしていたそうです。
普段からLINEでもやりとりしており、
今回も、会場に向かう車の中で、
「いまどこ?」とお互いの状況を確認しあっていたんだそうです。

今回の大会では、順調に勝ち上がれば
準々決勝で対戦するということで、
「そこまで頑張って、試合しよう」と
二人で激励し合っていたそうです。
残念ながら、二人の対戦は実現しませんでしたが、
試合後、笑顔で話している様子を見て、
柔道の良さ、『ひのまるキッズ』の良さを
また一つ発見できたような気がして
とてもうれしくなりました。

二人とも6年生。
もしかしたら、これが最後の
『ひのまるキッズ』になるかもしれません。
K君のお母さんは、家族で過ごした
『ひのまるキッズ』の思い出を、
とても楽しそうに話してくれました。

「最初は、お兄ちゃんが友達を作るのが下手だったので、
なんとか友達ができるようにならないかと思って出場してみたんです。
そしたら、前日の練習会や試合を通して柔道の友達ができて、
子供たちにとっては、本当にいい経験になったと思います。
子供たち、『ひのまるキッズ』をとても楽しみにしていたんですよ」

おそらく、お子さんたちにとっても、
お父さんお母さんと一緒に『ひのまるキッズ』に出たこと。
いろいろなところを旅したことは、
大切な思い出、一生の宝物になったのではないかと思います。

自分の子供が成人して、つくづく思うことは、
「子供と時間を共有できる期間というのは本当に短い」
ということです。

『光陰矢の如し』
月日の過ぎるのは、本当に早いものです。
皆さんも、子供との時間、家族の時間を
大切にしてください。

スポーツひのまるキッズ事務局
林 毅

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その178:どっちが嬉しい?)

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山口県周南市で開催された第7回スポーツひのまるキッズ中国小学生柔道大会。

地元、山口県の企業、周南市、そして山口県柔道協会の皆さんが三位一体となっての開催で、ひのまるキッズの求めているものが一歩、一歩確立している実感を持てるものでした。

みなさん、本当にありがとうございました。

さて、その『求めているのも』を具現化してくれたシーンの一つ、それが、冒頭の写真です。

昨年、この大会が終わっての『社長の独り言』でご紹介した「これぞひのまるキッズの鏡!」ととしてご紹介した木原慧登くん。

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その128:ひのまるキッズの鏡(笑)!!!)

今回も大会中は上記のご紹介どおり会場内のイベントを満喫!でも、試合では他を寄せ付けない強さを見せ前人未到の大会5連覇を達成しました。

慧登くんってどんな子ですか?? 勉強は?? 彼の5連覇については??と。

大会を終えて道場指導者でもあるお父様に聞いたところ、

慧登は、以外にも学校の成績は良い方だと思います。稽古で遅くなっても塾の予習などは積極的に取り組んで、オンとオフのメリハリをつけているようです。
今大会は、5連覇を楽しむというよりも、ひとつひとつの勝負を楽しんでいて、みんなで工作している時の嬉しそうな顔を見ることが、親としては喜びですね。
この大会は、本当に子供達が楽しめる大会なので、有朋柔道としては、積極的に参加させてもらうように各保護者に勧めています

とのお答え・・嬉しい限りです。ありがとうございます。

さて、今回のタイトル、「どっちがうれしい?」

5連覇を達成したことか、工作を弟や友達と一緒になって楽しむことか・・・。ですが、

答えは聞いてません。

それは、愚問だからです。

どっちも嬉しいにきまっていますよね?

私個人としては、冒頭の写真で隅っこで隠れているところを写されたお母さんの

幸せそうな顔を見れたこと、親子の絆を感じたことが、一番うれしかったです。

ちなみに、慧登くんは、近畿大会で2回、弟の誠登くんも1回

『マナー賞』をGETしているそうです!

ひのまるキッズとしては、これが最高の喜びです!!!!

いまから、ここから、嬉しい三昧の中国大会でした!!!感謝です!

永瀬義規

 

 

 

柔道が本当に大好きだった髙木長之助先生、心よりご冥福をお祈りします。

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私の尊敬する柔道家の一人、
髙木長之助先生が昨日12月6日の夜、急逝されました。

ほんの数日前、グランドスラム東京の会場で
お見かけしたときは、元気なご様子だったのに。
本当に、残念でなりません。

私が柔道雑誌の編集者だった20数年前、
日大の監督をされていた先生には、
何度もお話を聞いていますが、その時は、
監督といち記者という関係で、
「豪快な先生だなぁ」
くらいの印象しかありませんでした。
その後、うちの会社が学柔連の代理店をし、
私が担当としていろいろな業務を、
当時常任理事だった先生に相談するようになったことで、
お会いする機会、お話する機会も増えました。

何度かお叱りを受けたこともありましたが、
先生がそのことをあとに引きずるようなことはなく、
次にお会いしたときには、
あの包み込むような笑顔で話しかけてくれました。

数年前、食事をご一緒したとき、
お寿司をご馳走になったうえに、
帰りにお土産までくださったことがありました。
お土産は、先生が手打ちしたお蕎麦でした。
信州生まれで、こと蕎麦に関しては一家言ある私ですが、
先生の打ったお蕎麦は
お世辞でなく本当に美味しかったです。
つい先日も、家内と
「前にいただいた手打ちのお蕎麦、美味しかったね」
という話をしたばかりでした。

昨年、孫弟子である原沢久喜選手が
全日本選手権で優勝したとき、
髙木先生が大きな身体を震わせて泣いている姿を見て、
もらい泣きしてしまったことも思い出します。

昨今の柔道に危機感を抱き、
自ら「押し掛け出前柔道教室」と言って
道場や学校に柔道を教えに行ったり、
アンテナを様々な分野に広げ、FBで情報をシェアし、
いろいろなメッセージを発信してくれていました。
私たちに学ぶことの大切さを訴えるとともに、
学ぶ機会を与えてくれていたように思います。
柔道を良くしようと本気で取り組んでいた貴重な柔道家であり、
柔道界において本当に必要な方だったと思います。

「柔道好きでは誰にも負けない」と公言し、
先生のことを知る誰もが
「先生は柔道大好きだから」と口を揃えるほど、
本当に柔道好きだった髙木先生。

先生、68歳は、早すぎますよ。
もっといろいろなお話をお聞きしたかったし、
ひのまるキッズの大会にも来ていただきたかったし、
もっともっと元気で活躍していただきたかった。

そして、もう一度、あの絶品のお蕎麦を
食べさせていただきたかった。

心からご冥福をお祈りします。

合掌

※写真と記事は、今年の全日本選手権のプログラムの特集
『全日本選手権を彩った名選手』の抜粋。
私が先生にした取材は、これが最後となりました。

復興支援は継続します

みなさん、こんにちは。
東京は気持ちの良い天気です。

さて、スポーツひのまるキッズでは、2011年の東日本大震災の復興支援として、
被災地域のみなさまを各大会へのご招待、被災地域での夏合宿の開催などを
行っております。

来年の3月で6年になりますが、未だ不自由生活を強いられている方は
少なくありません。
私どもができることは本当に微力ではありますが、風化させないためにも
今後も復興支援活動を継続したい考えております。

そして、今年も2月に開催いたしますスポーツひのまるキッズ近畿大会へ
宮城県からご招待をする予定で、その費用の一部をみなさまに
ご支援いただきたく、クラウドファンディングを開始いたしました。

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トップにある動画は2011年6月の東北大会へご招待した兄弟の選手宣誓です。
スポーツひのまるキッズが復興支援を続ける原点となった選手宣誓、
一度ご覧いただければと思います。

みなさま、ご支援どうぞよろしくお願いいたします。
スポーツひのまるキッズ協会 新井みどり

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その176:祈る)

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皆さんは、願うと祈るの違いって判りますか?

先日、ちょっと気になっていろいろ調べてみました。その結果、自分的に理解したのは、

「願う」は自分のことを

「祈る」は他人のことを

思いやっての行動だということに行きつきました。

たとえそれが自分自身のことでも、自分の中の第三者部分が、自分のことを思いやって行うことが、祈る・・みたいな・・・。うまく伝えられませんが。

いやいや、恋人が幸せになってと願う、自分が世界チャンピオンになれるようにと祈る、こともあるじゃん! 必勝祈願!!はどうなんだよ!!

っていう方もいらっしゃると思いますが、それは、それで・・・。

では、なぜそんなことを考えるようになったかというと、

ここ数年、特に最近、神社仏閣などに行くことが多くなり(以前は神頼みというのは、最後の最後に自分の力ではどうしようもない時に行う行為だったのが)、手を合わすことが頻繁になってから、実は人のことばかり神様にお願いしている自分に気が付いたから、でした。

もちろん、自分自身の幸せを願う気持ちはいっぱいありますが、別に格好つけるわけではなく、いつも心に浮かぶのは人のこと。金曜日もその日のプレゼン成功をお願いしようと出社前に会社そばの春日神社に行ったものの、手を合わせて気が付けば違うことを祈っていました(笑)

繰り返しますが、物欲や出世欲は人一倍、いや、100倍くらいある自分。

でも、今は心の底から、ひのまるキッズを日本全国で成功させ、

参加している親子、大会関係者、大会スポンサー、そして何よりうちのスタッフみんながニッコニコして幸せでいられることを祈っているんです。

誤解しないでください。

別に自らの清廉潔白を誇示しようとなんて思いは一ミリもありません、こんな私でもそんな気持ちになれるほど「ひのまるキッズ」は意義あるものだとしみじみ思っているだけです。そして、これからも「志」は持ち続ける覚悟で生きていきます。

いまから、ここから、「志」は死ぬまで持ちつづけるつもりです。

失礼しました。

永瀬義規

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その175;きっと良いこと、ありますよ!!)

今日のFB友だちの投稿を読んでいて、ふと目についた写真がありました。これです。

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投稿者は、大学柔道部の監督でとにかくメチャクチャ熱い男。

コメントは

スリッパが揃ってる。(^^)
道場がきれい。(^^)
高校も大学も関係ない。見習います。

でした。

何か引っかかっていたものがすっきりしました。

そうだよね。見習って、まず自分がやれば良いんだよね!!!

日々、ひのまるキッズ六訓を、

ひのまるキッズは、スポーツを通じて子どもたちに『当たり前のことを当たり前にできる』ように育ってもらうお手伝いをすることが目的の一つ。その指標がひのまるキッズ六訓なんです!

と説明しています。

でも、時々、

なんでこの六訓をしなければならないのか?

何が『当たり前のこと』なのか?

と自問自答するときがあります。まあ、そんな時は、自分自身がそれができていないなぁ~と反省するときですが・・。

そんな時、この詩に出会いました。

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もちろん、ご存じの方は多いと思いますが、これは、禅宗の【脚下照顧(きゃっかしょうこ)】の教えをもとに、藤本幸邦住職がつ くられた有名な詩だそうです。

では、その脚下照顧(きゃっかしょうこ)とは、何かというと、

他に向かって理屈を言う前に、まず自分の足元を見て自分のこと をよく反省すべきこと。また、足元に気をつけよの意で、身近なことに気をつけるべきことをいう

だそうです。

そうなんです。

誰がどうした、人がどう思う・・なんて考えるより、まずは、自分自身の足元を見ようよ!脱いだ履物揃えてみようよ! そうすれば、絶対にいいことがあるよ!!

ってことだと、改めて思いました。

ひのまるキッズ六訓を唱える以上、私自身は必ずやり続けようと思っています。

少なくても、それが本当の意味で「当たり前のこと」になるまで、やり遂げようと思っています。

いまから、ここから、まずは己を律することを改めて決意します。

永瀬義規