いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その483:ただいま戻りました!)

昨日、今日と埼玉県立武道館で開催された第1回柔道マガジン杯全国中学生柔道大会。会場には800名を超える男女中学生が大集合!
無事、成功裏に終了することができました。
関係してくださった全ての人々に感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございました!

「もちろん、覚えているよ!確かあれが最初の来日だった。そして、日本選手の強さ、礼節の大切さなどを直接感じることができた。いい思い出だ」

昨年の東京オリンピック~TOKYO2020~、柔道男子100キロ超級の記者会見。司会者と入賞者という立場で隣り合わせになった時に柔道界のスーパースター、テディ・リネール選手(フランス)に「14歳の時に日本に来て試合をしたことを覚えている?」という私の問いに返ってきた答えが冒頭のものでした。

当時、2004年に開催された第17回近代柔道杯にはその前年より世界5か国から選抜チームが出場、その年、すでに190㎝のリネール君を擁したフランスチームはベスト8進出。周りから頭3つくらい突き抜けていた彼の一挙一動に会場が釘付けになっていたことを今でも忘れられません。


思い起こせば36年前。

「誰もが参加できる全国大会を開催し、全員を近代柔道の誌面に載せればどんなに喜ばれるか!」という熱い思いだけで提案した新入社員の企画を採用し、それから32年間、前述の海外選手受け入れや、テレビ放送まで、様々な創意工夫で中学生柔道家に『夢』を提供し続けてきたベースボール・マガジン社の近代柔道杯。

奇しくも冒頭の会話があったその年にコロナ禍による大会中止を持って終了となった時、創案者としてどうしてもその灯を消したくないという思いから全日本柔道連盟様と共にこの理念を引き継ぐことを決心しました。

なにより・・

これまで6年生に「中学生になっても柔道を続けてね!」とかけていた言葉が『今度は柔道マガジン杯で会おうね』と言えること、子供たちが夢を追いかける姿をスタッフ、関係者の皆さんと一緒になってさらに応援できることが楽しみで仕方がありません。

そして、これからも・・

参加者には、チームのメンバーと一つの目標に向かって、礼儀礼節を重んじ、正々堂々と戦うことで友情を育み、『マナー賞』を目指して欲しいです。
そして将来、自分の子どもたちに胸を張って

お父さん(お母さん)は全国大会で○○選手と同じ舞台に立ったんだよ!』

と言ってもらえるような『場』を創造していきます!!

いまから、ここから、5月『ゼロ号』発行予定の柔道マガジン、お楽しみに💦

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その482:ひとりでも多くの子どもたちに笑顔を!創業15年。すべての人に感謝です)

2023年3月18日。本日、株式会社ジャパンスポーツコミッションは創業15周年を迎えることができました㊗!

私たちは、スポーツを通じて、ひとりでも多くの子どもたちに、ひとつでも多くのステージを提供し、ひとつでも多くの経験とひとつでも多くの友情や感動を感じてもらいたい。

そして、ひとりでも多くの頑張る子どもたちを、ひとつでも多くのメディアに紹介したい――そんな熱い思いで、子どものスポーツイベントに取り組んでおります。

誰でも参加できる全国規模のスポーツ大会から地域密着のイベント、また、一流選手によるテクニカルクリニックやセミナーを日本全国で開催するなど、バーチャルの世界では味わえない、本当の、勝った喜びや負けた悔しさ、そこから生まれる友情を、リアルな場でのスポーツ体験から味わっていただき、それを様々なメディアで紹介していきます。

ジャパンスポーツコミッションは、可能性に挑戦し続け、日本の子どもたちにひとつでも多くの感動を提供したいと考えております。

この言葉を掲げた創業のあの時、15年後の未来をどう描いていたのか・・
正直、よく覚えていません。

ただ、ひたすら、

一人でも多くの子どもたちに
一つでも多くの『場』を提供し
一つでも多くの笑顔になってもらいたい

という気持ちで、一日、一日を
いまから、ここから! って、
たくさんの人たちに支えられながら 精一杯生きることができました。

本当にありがとうございました。

創業2年目で立ち上げた『スポーツひのまるキッズ』は、5月21日に開催予定の『第15回スポーツひのまるキッズ関東小学生柔道大会』で通算100回目を迎えます。

嬉しいことに、ひのまるキッズを経験した子どもたちが成長し、胸に『日の丸』を付けた講師となって会場に戻ってきてくれます。

15年という月日。私たちがやってきたことは決して無駄ではないとスタッフ一同楽しみにしています。

そして、これから・・。

まずは、ひのまるキッズ経験者が親となって再び会場に戻ってきてくれるその日まで、矜持を持って、粛々とそして、とことん己を尽くしていこうと思っています。仲間と共に。

勇気を持って
誰よりも先に
人と違うことをする

いまから、ここから、 ひのまるキッズに完成はありません。

やりがい、あります!!

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その481:まけたけど イベントぜーんぶ たのしむぞ)

第12回スポーツひのまるキッズ近畿小学生柔道大会お疲れ様でした。今大会は初参加の子供達が多く興味深く見てくれ、保護者の方にも積極的に参加してもらい、コロナを超えて新たなるステージに突入したと感じました』

先週末、無事に4年ぶりのフルスペック大会となった近畿大会を終了させた翌日、これまでのひのまるキッズに間違いなく私に次ぐ参加をほこるパフォーマーのヒロさんからきたメール。


今日、初めて参加の人!!

と聞いたら800人の参加のうち三分の二以上は手を挙げた事実を裏付けるその言葉を納得するとともに、あいさつ回りに同行していた青野理事とも「今回のひのまるキッズはいつも以上もパワーを感じたよね!」と話したその訳が分かったような気がします。

それは・・

ひのまるキッズは

親子の絆を深め
子と夢をつなげる

テーマパーク。という概念が、初めてだからこそ素直に受け止められたということ・・だと。

その証拠に、イベント会場は終日満員御礼! ブースも人の足が途絶えることは無く、会場は朝から晩まで親子の笑顔でいっぱいでした。

そして、冒頭の写真。

今年度から始まった『標語コンテスト』で見事最優秀賞を獲得した1年生の山田さんの作品

まけだけど
イベントぜーんぶ
たのしむぞ

やられました!!

さらに、表彰式のお手伝いをしてくれた近畿大学の女子柔道部の学生に

『私はひのまるキッズ何度か出場させていただき、九州大会では優勝も経験しました。でも、あの時、こんなイベントがあるのを知っていたら出たかったです。受け身コンテスト!いいですねぇ』

という言葉にあるように(決勝までいくとイベント参加のチャンスがないことはありますが・・)、ひのまるキッズに何があるのか、どんなことで楽しめるのか、楽しんで良いのか・・

もっともっと、ブランドを高め、様々な方法でそれを発信していきたいと思っています。

親子で燃えて
親子で喜んで
親子で泣いて
ひのまるキッズを通じて親子の絆を実感できたように思います
6年間お世話になりました

大会をアップしたFBに寄せられたご父兄からのお言葉・・・。

宝物です。

いまから、ここから、そう、微力だけど無力ではない。

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その480;『わかる』から『できる』への道程!)

先輩、わかるとできるは違いますね。難しいけど、辛抱強く寄り添っていきますよ!

先週開催された第14回スポーツひのまるキッズ九州小学生柔道大会。

6年生軽量級の決勝戦を控えていた一人の指導者が、私を見つけると駆け寄り発した言葉がこれ。

バルセロナ五輪日本選手団柔道主将、当時の世界チャンピオンとして金メダル必勝を期待されながらもまさかの敗退。

その後、二人の息子を立派に育て上げ、一時は柔道界から離れていたものの数年前から道場を復活させて今回ひのまるキッズ初参加。

様々な経験をした彼だからこそ、冒頭の言葉に重みがあり、考えさせられるものがありました。

わかるとできるの違いとは何か・・・。

簡単に言うと

わかるは、インプット
できるは、アウトプット

少し前のここでも書かせてもらいましたが、今の世界、わからないことがあればすぐにインターネットで調べることができ、あっという間に世界中の情報も手に取ることができます。

ただ、言葉を選ばず言わせていただくと。

簡単に膨大な情報を手にすることができることにより、苦労してものを成し遂げることの大切さ、その情報への執着心も薄れているように思えます。

また、調べればいいや・・・・

という感じです。

これは、先日、経営者の仲間と話しているとき、『いや、最近は人をとってもすぐに辞めてしまうケースが以前に比べて格段に増加している』

と皆さん口を揃えて困っている様子を拝見した時に感じたものと共通していました。

いやなら、辞めてすぐに他に行けばいいや・・。

といったところでしょうか。

でも、どうでしょう。

いくら、インプットしても(最近はそのインプットも放棄して投げ出すケースがありようですが、それは論外ということで・・)、仕事はそれをアウトプットできて初めて成り立ちます。それでは、アウトプットして『できる』ようになるにはどうすれば良いのでしょうか?

世の中、様々な答えはあると思いますが、ひのまるキッズにはそのヒントは沢山あります。

『ひのまるキッズ六訓』の六つの心を持って試合に臨み、イベントで楽しむことが何よりも代えがたいことだと明言しているからです。

そして、それが何よりも大切だということがわかった瞬間、寄り添い、褒めて、認めてくださる親、指導者、そして講師がそれができたことの目撃者、証言者となってくれ背中を押してくれる、わかるからできるの道程を明確に示してくれる・・・。

見事優勝を果たした瞬間、ガッツポーズをしてしまった教え子を畳の外で向かいいれ、最後の礼を共にきっちりをしている後輩の姿を見ながら、我々のミッションであるスポーツひのまるキッズというテーマパークをより充実したものにしないといけないと、改めて思った福岡の熱い日でした。


考えなさい。
調査し、探究し、問いかけ、熟考するのです。(ウォルト・ディズニー)

いまから、ここから、実行あるのみです。

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その479:以心伝心)

第1回スポーツひのまるキッズ群馬県ソフトテニス親子大会が、群馬県太田市のサン・スポーツランドにて開催、予想外(笑)?の晴天・微風という絶好の条件で無事成功裏に終了することができました。

74組の親子が参加し、思う存分テニスを楽しんだ内容は、続くスタッフブログで紹介させていただきます。

さて、最高の天候に恵まれた今大会でしたが、

『やっぱり、ソフトテニスはひのまるキッズに合うなぁ・・』と感じました。

特に、私自身、それを切に感じたのが開会式と閉会式(表彰式)にいただいた連盟側お二人の代表スピーチでした。

全くの初対面の上、事前打ち合わせをする時間なく始まった最初と最後のお二人のスピーチでしたが、とにかく、一言一句、私が申し上げたかったことを明快に、かつ、力強いお言葉で参加者に伝えていただき、それを聞く参加者の親子たちの心を鷲掴みにしてしてしまいました。

正直、圧倒されてしまいました!!

ソフトテニスの世界では、

マナーをなによりも遵守し、
ありがとうという感謝の気持ちを持ってプレーをする

ということが普段から刷り込まれているからこそ、当たり前のように出た言葉なのかもしれません。

でも、

あえて申し上げると、私がその場でなんだかんだ言わずとも、それまでの弊社スタッフと連盟担当のコミュニケーション、当日の係わるすべての人たちの動き一つ一つが、素晴らしいスピーチにつながったと確信しています。

以心伝心
人は心で動く

巻頭写真の大会終了後の関係者集合写真。素晴らしい皆さんの働きを象徴するかのような清々しいワンショットでした!!

みなさん、本当にありがとうございました😊

いまから、ここから、皆さん、お疲れ様でした!!

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その478;Google先生では教えてくれないこと

今の若者は頑固。人と協調して何かをしようとすることが苦手である。

ここ最近、メディアや周りとの会話でよく出てくる話がこれ。

それは、

何かわからないことがあれば、インターネットで調べれば一瞬のうちに世界中の情報が入るので、人に教えを乞うことはなく、全て自分で解決できる。勉強も遊びも全て一人で完結する

からだそうです。

確かに、私も辞書を引いたり、参考書に付箋を貼りまくったりすることはめっきり少なくなり、わからないときはすぐに

Google先生

に聞いてしまいます。そこにはこちらが求めている答えがあり、期待以上の凡例や使用例など、その先に関連付けらるものが安易に手に入ってきます。

ただ、これは私だけかもしれませんが、たやすく手に入った情報は、すぐに忘れてしまうことが多く、若いころに苦労して調べたデータや案件はいつまでたっても忘れることはありません。

先日、テレビでホリエモンが、

自分がITでビジネスを始めようとしたとき、世の中にITの情報、ましては日本語のものなどほとんどなかった。なので、今の人たちはうらやましい・・みたいな発言をし、それと同時に、これからはAIがどんどん発達して人間がやるべきことが無くなっていくだろうとも言っていたのを聞いて確かに・・と思わず声に出してしまいました。

でも、それってつまらないですよね。

やはり、苦労して得るからありがたみが生まれ、大切にしようとする。そして、その姿を見ることによって人は学び、人に返していく。

人間と動物の違い・・動物は親が子を命を懸けて守ることはあるけど、人間のように親を敬い、親孝行をすることはない・・。

そう、人から学び、人にそれを伝えるのが人間。

TOKYO2020でリネール選手とかつての『近代柔道杯』の思い出話ができた!!

かつて、中学・高校と
『英語なんて将来は同時通訳機が発達し、全ての言語が瞬時で分かり合えるようになる、そもそも、俺と話をしたければ日本語を覚えればいい』
なんてとんでもない言い訳で一切勉強せず、受験に失敗し、就職後も語学力で苦しんだものの、28歳から一念発起し、周囲に恵まれ渡米でき必死に勉強して、3回の五輪を経験できたのも英語のおかげ、完全同時通訳機を待っていたら、天国に行くまでこの機会は得ることはできなかった私だから言えること・・、

若者よ!四の五の言わず、勇気を持って、あらゆることに挑戦しましょう!

これが、週末、インフルエンザで高熱にうなされ見た夢。
どこかの講堂で、一生懸命語っていました(笑)

いまから、ここから、未来を拓こう!!

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その477:2023年最初の独り言)

年明けからバタバタしてしまい、1月も半分が過ぎてしまいました。

まずは、皆様、2023年もよろしくお願いいたします。

昨年の大晦日投稿でもお伝えしたように、今年は

ジャパンスポーツコミッションが15周年
スポーツひのまるキッズ協会が10周年

という節目の年となります。

そして、これも前回投稿で書いたように、今年は

今日の私が一番若い!

をスローガンに、スタッフ一同、一日、一日を常に新鮮な気持ちで矜持をもって過ごしたいと思っています。

まさに、

一日一生!!

15年前に会社創立したしたときに掲げた

勇気を持って
誰よりも先に
人と違うことをする

の気持ちを忘れず、ただし、無理やり新しいことを捻出するのではなく、せっかくの節目の年なので、
これまでやってきたことの中でより理念を深堀をするべきカスタマイズや、
この3年間、コロナ禍で当たり前にできたのにできなかったことを見方や捉え方を変えて表現していくことに、スタッフと挑戦していきたいと思っています。

今日、出張の合間の休日に数年ぶりに温泉にいきました。

今さらですが、全国各地の温泉宿にいくと必ずある
『温泉』
『庭園』
『卓球場』
『美味しい和食』

スポーツひのまるキッズも、そんな『定番』をしっかり構築して、次のフェーズを迎えたい・・・・

「ひのまるキッズ? ああ、あの○○やら○○やら○○があるやつね!」

という具合に・・・。

久しぶりに寝そべった畳の上でウトウトしながら考えていました。
畳って、良いですね。

いまから、ここから、ゆるぎない土台作り・・・ワクワクします。

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その474:いつだって今が一番若い🔥)

第4回スポーツひのまるキッズ千葉県小学生ソフトテニス親子大会

千葉県木更津市において、千葉県内から90組の親子がエントリーし、無事、成功裏に終了することができました!

全ての関係者に心から感謝申し上げます。

試合の詳細はスタッフがここで順次アップいたしますのでお楽しみに!

さて、表題の言葉。

会場に駆けつけてくださった、教育界の大御所と話しているとき出た言葉。

共に還暦を迎えた今年、共に、大きなトラブルに遭遇したことはさておき、お互い争うように将来の夢を堰を切ったように語り合い、終えたとき、

しかし、これって生きているうちにできるかな・・・

との思いと裏腹に、おもわず出たのが、この言葉でした。

自分で言っておいて、

おいおい、確かにそうだよね。

と思っていると、彼が、

そう、今が一番若い。だから、いまから始めるんだよね。

と、うんうん、と頷きながら返してくれました。

今日の参加者、

小学生と親御さん、
係員の皆さん
講師の先生
そして、我々スタッフ

各々、ここから始まること、いや、今、この瞬間、あ、もう過ぎたので次の瞬間、ああ、その次の瞬間・・・。

常に、いまから、ここから!

そして、最後、人生締めくくりの時に

ああ、俺の人生、まんざらでもなかったな・・

と思えるように今を一生懸命に生きようと思った一日でした。

この写真は、パートナーが共通ラインでスタッフに向けてアップしたもの。

昨日の会場設営後のもので、
なんとか終了、お疲れ様でした♪ の意味だと推測されますが、
私的には、よし!いまから、ここから!って聞こえてきます🔥

うん、いまから、ここから。

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その473;優先順位を考える~あとでやろうは、バカ野郎~)

いいからやれ、黙ってやれ、すぐやれ!

もう20年前のことだと思います。

12年ぶりにいわゆる“鳴り物入り”で古巣に戻った時、
就任のあいさつで『顔も名前も知ってはいるけど・・・、いったいこいつは何を言うのだろうか・・』と不安そうに見守るスタッフたちに向かって一番最初に放った言葉がこれでした。

もちろん、今、いきなりこんなことを言ったら問題になるとは思いますが、当時、会社から、それまでの気質、文化を一新する改革と高い目標達成という二大ミッションを与えられて、最短、最速でそれをやり切るために絞りに絞り出した言葉がこれでした。

実際、自分自身も鬼のように働き、“とにかく即行動”を心がけました。

スタッフも一部の人間以外は本当によくやってくれたこともあり、設定した目標は2年でクリア。そのあと2年くらいは右肩上がりでしたが、その一部の人間たちに足元をすくわれ構築した組織は崩壊してしまいました。

原因は一つ。

スタミナ切れ・・。完璧を求めすぎたのかもしれません。
仕事の意図と、事業の意義を共有していなかったからというのもありました。

その後、13人の仲間と独立し、もうすぐ15年。

スタッフはぐるっと入れ替わってしまいましたが、最近になって何とか自分たちの事業の意義、ブランディングの再確認もできてきたかなぁ・・と思っている矢先に大病。

なんとかだましだましやってはいるものの、正直、寄る年波かもしれませんが、とにかくモチベーションが上がらず、日々、気持ちは焦る一方・・・。

そんな中で、週一の新人面談で彼らから相談を受けました。それが、

優先順位のつけ方

自分なりのレクチャー内容を要約すると、

やることを俯瞰で見て、まずは一週間のTO DOを書き出し誰かにバトンを渡さなければならないことか、自分自身で完結できることかを念頭に置きながら

重要か、
緊急か、

の物差しを当てて順番をつけていく、
そうするとパターンは限られる

重要で緊急
重要だけど緊急ではない
重要ではないけど緊急
重要でも緊急でもない

君たちの場合はまだ指示をうけることが主なので、オーダーをしてきた上司に自分で上記の物差しを使って決めた順番に対し意見をもらって確認ができたらGO!

という感じですが、

その時に大事なのは必ず期日を設定すること。
そして、それに向けて業務をこなす。
さらに最も大事なのは、

とにかくその期日までに完了させることに集中すること。完璧ではなく、完了。

と深堀していくと
ん?
完璧でなくて完了?
しばし、キョトンとしている新人たち。

そこで、

学校のテストと一緒だよ。始まって、難しい問題に直面した時、その問題の正解が出るまで考えていたら時間はあっという間に過ぎてしまうよね。終了のベルが鳴った時、最後までできていなかった時、先生に「先生、まだ終わってません。完璧に答えがでるまで時間をください』と言ってもそれはなかなか受け付けられないよね。

だから難問は飛ばしてわかる問題から解くでしょう。大事なのは与えられた時間内にまずは完了させること。とにかく手あたり次第一生懸命問題を解く。時間一杯、時には油汗を流して・・。

仕事も一緒。時間をかけて自分の納得がいくまでそれに取り組めるのならいいけど、世の中、そうはいかない。

次から次に押し寄せてくるのが仕事だよね。そして、その都度、最高のパフォーマンスを求められるのも仕事。もちろん、完璧にできるのに越したことはない、でも、それは与えられた時間内で・・という条件が付いているのはわかるよね??

あとでやろうは、バカ野郎

数年前、ひのまるキッズの大会会場でご父兄がお揃いで着ていたTシャツに書いてあったこの言葉に感銘を受けて良く使っています。

これは、
「今、しっかりと稽古をしないなら、いつすんだ!」
という意味合いだと思いますが、仕事に当てはめると、

期日を決めて、できることからサクサクとこなす。今できることを後回しにしてしまったら、時間をかけなければならないことに対応するときには期日はきてしまう、ということになるのではないでしょうか? 

期日を決め、できることから始めていき、業務完了を実現させる。

20年前のあの日、そうやって切り出せば良かったのかもしれませんね(苦笑)

勉強、勉強!!!

あっ!! 冒頭の写真。彼らに言い忘れたこと・・。

物事に愚直か、狡猾かが、永瀬のものさし


今度、言おうと思っています(笑)

いまから、ここから、さあ、次いってみよう!!

永瀬義規






いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その472;再会~続く絆)

第14回スポーツひのまるキッズ関東小学生柔道大会は、全国1都1府17県より、648組の親子がエントリー。
様々な感動があり、あっという間の一日となりました。

前回の北信越大会で

ひのまるキッズは次のフェーズにきている

とお伝えしましたが、

今回の関東大会ではさらにまたそれを強烈に感じられるシーン満載でした。

それが、タイトルにある『再会』です。

その一部をご紹介すると・・・

いまから22年前に開催されたシドニーオリンピック。

4人の金メダリストから二名が会場に・・・。

一人は、特別講師として指導、表彰式プレゼンターなど大活躍だった
野村忠宏さん

そしてもう一人は、親としてしっかりと親席より我が子のアテンドをした
井上康生さん

シドニーではプレスアタッシェとしてお二人のメダルへの道を一番近いところで見守っていましたが、今回は、それぞれの立場でお二人にしっかりと見守っていただきました。

子どものアテンドをいうと、昨年、東京五輪で日本武道館の責任者として仕事を分かち合った同志もひのまるキッズに参加していただきました。
山田利彦さん

初めて来ました♪

と近寄ってこられたので

遅いよ!!

とおもっわず言っていただきましたが、お子さんがメダルと手にし、翌朝、その姿を報告してくださったメールには親の愛情が溢れまくりで、思わずウルっときてしまいました。

さらに、保護者の部に出場した
今井吾郎さん

大学コーチ時代の学生で、現在は指導者としてひのまるキッズの会場で顔を合わせていましたが、見事な一本勝ちを収めた表彰式では思わずあの時に戻ってしまい頭をパチッとしてしまいました(笑)

あとで『指導者に失礼💦』と連絡したら

「いやあ、嬉しかったです!」

と言ってくれたので安心しましたが・・・。

そして、最後に、この人(冒頭の写真)
木原慧登くん

言わずとしれた『ミスターひのまるキッズ』の一人。
ひのまるキッズで前人未到の6年連続優勝を果たして、その後は全中優勝、さらに高校インターハイでは2連覇を果たし、来年は男子では初のインターハイ3年連続優勝を狙う逸材

幼いことから今に至るまで、どこでも私を見つけると一番に走ってきて挨拶をしてくれる彼に、大会終了後の『係員表彰』で東海大学相模高校の代表として表彰状を渡し、グーパンチをしたとき。
いつもと変わらずキラキラな瞳は変わらず、ここでも思わずウルっときてしまいまいました。

その他、ここでは紹介しきれないほどの『再会』があった今大会。

これから、続ける限り、いや続けたからこそ、この新しい楽しみが生まれたと本当に楽しみで仕方がありません。

間違いなく、次のフェーズですね。

この場をお借りして、これかで支えてくださった、続けさせていただいた皆様に心から感謝申し上げます。

いまから、ここから、次の再会は誰か? 楽しみ、楽しみ!!!

永瀬義規