いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その122:『認められる』ということ①)

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先日、インターンシップ希望の学生が話を聞きに訪れた。

実はその日の午前中(FBではお伝えしましたが)、最近では久しぶりに理不尽なことがあり、
気が滅入っていました。

帰社してすぐの面談でしたので、正直、乗り気ではなかったのですが、その一見生意気そうな
学生と話をしているうちに(M君ゴメン(笑))、なにかムクムクと元気が出てきてマシンガントークさく裂!!

なんと3時間弱話を、それも一方的にしてしまいました。

M君はそんな話でも真剣に聞いてくれて(立場が逆!!!)、結局、今週末の北信越大会に自腹で来て大会のお手伝いを買って出てくれました(笑)

さて、その話で再確認したことがあります。

自分自身、人生における糧、

それは、

認められること。

だということでした。

まあ、三時間の話をここで書いたら短編小説分くらいあるので割愛しますが、この『独り言』でも散々話していること・・

とどのつまりは、なぜ、ひのまるキッズを大きな代償を払ってまでやり続けているか・・という話です。

自分のこれまでの苦労話の中で(成功事例しか言ってませんが・・)話を進めると必ず最後に、

「その成功の秘訣はなんですか?」

と聞かれます。

との時の答えは・・・

「できるまで、やるから」

です。

でも、本当は

「認めてもらえたと自分自身が納得するまでやるから」

なんだと思います。

冒頭の写真(画像悪くてすみません)学生時代。それまでの幼いころからのプライドも何も木端微塵にされた中、四年生でやっと手にしたレギュラーの座。
本来はレギュラーになって、さあ、これから!なんでしょうが、選手発表で自分の名前が呼ばれたとき、私は本当に(明日のジョー状態で)燃え尽きていました。

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30年前に始めた近代柔道杯。世界五か国を招待、テレビ放送もしてDVDと紙面に全ての参加者の名前を載せられた時、正直、意欲は潮が引くように無くなっていました。

その後の人生の中でいくつかの勝負も、自分ができたと思った時、文字通り「できるまでやる」でできたら次に行っていました。

でも、そのできる?ってなんでしょう。

それは、自分自身のなかで『認められた』と自覚できた時なんだ! とつくづく思っています。

そうです。究極のマスターベーションオヤジの『独り言』だと思います。

しかし、

私は決めたんです。

とことん、認められて、とことん認めることができる『場』を創ろうと・・・。

それがひのまるキッズ。

次回は、その認められることについて、もう少し話をさせてもらいます。

世間からは派手で華やかと思われてる企業経営も、実際は地味で地道な日々の積み重ねですね。

成功する為のモチベーションと、目標に向かう絶え間ない努力。

これらは、自分の思い通りに進まない「ジレンマ」と、理不尽な環境に対する「怒り」、そして、失敗の「恐怖」との戦いでもあります。

我々が負ける訳はない!
お互い頑張って行きましょう!! 

先日のFBの書き込み。盟友I社長ありがとう!

IをWEに変えられて初めて本当の仲間だと思っています。まだまだダメ社長です!

あ、ひのまるキッズは、「俺は認められた」と思えるには当分かかると思いますのでご心配なく・・(笑)。

いまから、ここから、勝負は始まったばかりです!!

永瀬義規

 

『襤褸を纏えど心は錦』と自分に言い聞かせながら。

私はこれまでの経験で、自分を筆頭に人は弱い生き物だと理解しています。。

だからこそ、誰もが強くなろうと、もしくは成長したいと願い、頑張るのだと思っています。

そんな私も自分なりに我を張っておりますが、たまに心が折れる事があります。
さっき、、会社を出て携帯でfacebookを何気なく見てると、ふと目に飛び込んできた近しい人の投稿を見た瞬間でした。。

原因はやはり疲れでしょうか。

疲れや忙しさで心の余裕が持てない状態になっていたのでしょう…

そんな状態の時の心が折れてしまうきっかけなんて、本当に些細な事で、普段なら何も感じないような事なんですよね。

自分の全てを否定して、そして、その原因を全て他人の所為にしたくなる。

惨めで、情けなくて、悔しくて。。。涙が溢れ出して、哀しくてたまらない。

それでも子どもたちの寝顔を見たら、、もっともっと強くならなきゃって奮い立たせてもらうことが出来る。

「サッカーって、すごい。。。」

こんばんは。
スポーツひのまるキッズ協会事務局の新井です。

”体育嫌い人間の話”。
今日は、「全く違うカタチでのスポーツとの再開」のお話しです。

体育が大嫌いで、大人になってもあまりスポーツとは関わらず過ごし、
色々なことがあり、色々なことがうまくいかず、仕事には追われ、
なんとも冴えない日を過ごしておりました。

そして、30歳も過ぎたとある時、友人から「サッカー観に行こうよ。」と
地元のJリーグの試合に誘われました。

運動が苦手で、観ることも好きではなかった私。
2002年の日韓ワールドカップの時も、全然興味がありませんでした。
もちろん、Jリーグも。

というわけで、当然、「サッカーなんて、わからないから嫌だよ。」と
断りました。

そうしたら、
「何言ってる。サッカーなんか、ゴールにボールが入るか入らないかだよ。
ルールなんか知らなくたっていい。とにかく行ってみようよ。」
と、半ば強引にチケットを渡されました。

そうして、「4,000円て高いな〜」とか思いながら、半分イヤイヤ足を運んだスタジアム。
試合が始まり、正直わけもわからず、ただ目でボールを追いかけていました。

しかし、テレビで観るサッカーとは違いました。
テレビでたまに観るサッカーは、ボールを中心にボールの周りにいる選手ばかりが映ります。

しかし、スタジアムで目の前で観るサッカーは、ボールから遠い選手もとにかくよく走って、
「ボールに触っていない選手も、こんなに動いているんだ。」と驚き、
両サポーターの声援に圧倒されました。

そして、こう思ったのです。

「サッカーって、すごい。。。」

と。

こうして、”観る”というカタチで再会したスポーツ。
そのサッカー観戦から、スポーツとの関わりがどう変わったのか。
また少しずつお話しさせていただきます。
では(^^)

スポーツひのまるキッズ事務局 新井みどり

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睡眠はしっかりとりましょう!

こんばんは。
つい先日、休日の前ということで気持ちに少し余裕があり、外食しようと回転寿司に行きました。帰宅してからですから、すでに22時を回っていました。そんな時間だし、きっと空いているだろう…と入ったら、店は満員。少しの待ち時間あり、通された席の回りは、なんと親子連れだらけ。私はちょっとびっくりしました。
本来、就寝していなければならない時間に、幼児や小学生が食事しているとは。。
成長ホルモンは、残念ながら、栄養食を取れば出るものではなく、寝ている間に特に多く分泌されるという事。
環境的に、子供が夜遅くまで起きている機会が多くなっているのも否めませんが、睡眠不足は成長ホルモンの分泌を減らしてしまい、成長期の子供たちは、特に影響を受けやすくなるので、心配ですね。
1、伸長がのびにくくなる。2、疲れやすい、疲れが取れない。3、病気への抵抗力が下がり、生活習慣病にかかりやすくなる。
生活リズムを規則正しく、しっかり睡眠をとらなければ、成長ホルモンの安定した分泌を促すことができないそうなんです。
以前仕事で、伸長が高い方が、成長期の頃にどんな生活をしていたのかを検証する企画がありました。背の高い知人の一人がその企画の対象者で、まさに成長ホルモンの分泌の恩恵を受けてきたんだなぁ…という結果でした。
覚えている一部をお話ししますと、朝は6:30に起床して、お母さんの作る和食中心の朝食。特に具たくさんの味噌汁と白米、納豆は欠かさなかったそうです。それで、夜は21時までには真っ暗な部屋で就寝。。そんな規則正しい生活をしていたら、小学校卒業する頃には、160センチを裕に越えていたそうです。ご家族はみんな平均的伸長で、その方一人が長身なんです。
若者の体力や運動能力の低下も聞こえてくる昨今。
老化防止や健康維持のためにも、規則正しく、適切な睡眠時間を確保できるように。。。と、ブログ書いてる時間は深夜2時。説得力に欠けますよね。すいません、さっさと休みます(笑)
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ひのまるキッズ事務局 丸山

文化の日に感じたこと

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今日11月3日は文化の日。
家の近所の大学は1日から3日まで文化祭で、
最終日の今日は大変な盛り上がりのようでした。

国民の祝日に関する法律(祝日法)によると、
文化の日というのは、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを
趣旨としているのだそうです。

そういえば、子供の頃、文化の日というと、
市の文化祭のような催しがあり、菊のコンクールや絵画展なども行なわれ、
現在はすっかりシャッター商店街となってしまっている、当時の繁華街は、
なんだかお祭りのような賑わいだったことを覚えています。
(ちなみに私の故郷は、長野の田舎街です)
いま考えると、映画『三丁目の夕日』のような、
平和な時間が流れていたなぁと、なつかしく感じます。

せっかくの文化の日、少しでも「文化」を感じようと、
義父が手塩にかけて育てている菊を観に、
家内の実家を訪ねてきました。

以前に比べると3分の1くらいの鉢数になったとはいえ、
100鉢以上の菊が一斉に咲き乱れる庭は本当に美しく、
この時期、多くの人が「ちょっと見せてください」と言って、
入ってくるそうです。
義父母は、そう言って入ってくる人たちに、
ときにはお茶を振る舞い、しばし世間話をすると言います。
美を愛でる日本人には、「古き良き時代」が残っているような気がし、
嬉しくなります。

ちなみに、菊は、11月3日の文化の日を見どころとし、
その日に満開になるよう、日照時間を調整するのだそうです。
何百鉢もの菊を、家の中に入れたり、外に出したり。
夏場はアブラムシがつかないよう、一鉢一鉢に目を配り、
背丈を揃えるために、日照が同じになるよう、鉢の位置を変えたり、
毎日毎日、人には見えない苦労をしています。
そうして咲いた花だけに、美しく咲いた喜びはひとしおなのだと思います。

強引にこじつけるわけではありませんが、文化の日に菊を鑑賞し、
「極める」こと、そして「育てる」ことの大変さを感じるとともに、
その素晴らしさを改めて痛感したのでした。

スポーツひのまるキッズ事務局 林 毅

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その121:チャンピオンになるための三つの要素)

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以前からお話をさせていただいているように、

私は幸いにも二度のオリンピックを初め競技を問わずたくさんのメダリストと直接行動を共にすることによって

また、選手として、編集者として、全柔連事務局スタッフとして心技体共に充実した柔道家たちを目の当たりにすることによって

その人たちの共通点を見出し、講演などでそのことをお伝えする機会をいただいておりました。

シドニー五輪(写真)後、数年のことです。

その題目が、

『チャンピオンになる三つの要素』

でした。

その内容は・・、

これまでお会いしいたたくさんのメダリスト、トップアスリートを分析すると全員に三つの要素が濃く見受けられた。

1. いつも支えてくれる人がいる。

谷亮子のお母さん、高橋尚子の小出監督・・、家族、コーチ・・その選手には必ず一番身近にがっちりと支えてくれている人がいる。
その人たちとの心と心で深くつながった信頼関係があってこそ自分を信じて次に進む自信につながるのだ・・。シドニー五輪で見事金メダルを獲得した井上康生選手(冒頭の写真右)が表彰台で亡き母親の写真を掲げた姿にそれは象徴される。

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2. 大きな耳を持っている。

これは、別に耳が大きいのではなく、『聞く耳』を持っているということ。巷で「あいつは全然いうことを聞かない」と言われている選手でも、実はそうではなく、とにかく人の話はまずは一生懸命聞いている。そして、その都度その都度しっかり自分のものにしている。そのあと、それをどう活かすか・・それが大切なことだが実はその聞いたものものを信じ繰り返して実行できる根気強さが一番大切なのかもしれない・・。。

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3. 夢を共有する仲間がいる。

これは、文字通り。学校、クラブチーム・・。個人、団体に関わらず一つの『夢』を掲げ、それに向かって一心不乱に努力を重ねる仲間を彼らは必ず持っている。そして、常に語り合い、時には競い合い、お互い切磋琢磨することによって『夢』に向かっていくためのパワーを培っていくんです・・。

この三つなんです!

みたいな感じでした。

さて、会社を立ち上げ、ひのまるキッズを始めて7年。

もう講演のオファーなど全くなくなった過去の人ですが(笑)、最近、ひのまるキッズの卒業生の活躍を聞いてそれが間違っていなかったことを強く感じます。

もちろん、開会式でも申し上げるように、

ひのまるキッズは競技力向上の大会ではないので、強くなりたいだけなら出場しなくても結構

という気持ちは全くブレていません。

でも、

日ごろ道場で習っている教えを(2)、

仲間と共に一生懸命おこない(3)

親御さん、講師、指導者に褒めてもらう(1)
それが結局『夢』をつかむことにつながるというなら、それはそれで大変うれしいことだと正直思っています(笑)

いまから、ここから、より深く、より熱く!!!

永瀬義規

東京オリンピックを見据えて。

おはようございます、ひのまるキッズの原です。

先日からラグビーワールドカップで活躍した日本代表選手たちを、五郎丸選手を筆頭に、ほぼ毎日テレビやインターネットで目にしますよね~

柔道ではオリンピックや世界選手権で金メダリストになったとしても、これほどのメディアに取りざたされることはないと感じるのは、私だけでしょうか。

なぜ、柔道で結果を出しても、それほど反響が得られないのでしょうか。

それは日本の国技だから、勝つことが当たり前だという風潮があって、メディアもそこまで取り上げないのかもしれません・・・・。

それにしても、これまでのワールドカップや、たまにニュースで見る海外との対抗戦でも大差で負けていた印象だったので、今回のラグビー日本代表の躍進は、本当に驚きました。

そして、試合が終わってからのメディア露出と五郎丸選手というヒーローの誕生。

これが、もし、全て計画通りだとしたら!

最近では、テニスの錦織選手の活躍でテニスを始める子どもが4倍ほど増えたそうです。

ラグビーも、今回の反響でラグビーを始める子どもが確実に増えるでしょう。

そしてこのタイミングで、子どもたちの受け口や、入って来てくれた子どもたちを、どういうアプローチで継続的なラグビー普及に繋げていくかまで考え、準備が出来ていたとしたら!!

これと同じことを、柔道でも考えなければならないのではないかとハッとしました。。

地元開催である東京オリンピックに向け、結果を出すために全柔連でも色々な取り組みがなされているのだと思いいます。
そして、地元の応援に応え、多くのヒーローが誕生する可能性が大いにあると思っています。
そんなせっかくの大チャンスなのだから、柔道普及には繋がるような仕組みを準備しておく必要があるという事です。

ここ数年、柔道界は様々な問題が露呈して、子どもたちの柔道人口も軒並み減少傾向にあります。そして、メディアでも、柔道が取り上げられる頻度も激減しているのが現状だと思います。

だからこそ、今から柔道界全体で、ヒーローづくりから、子どもたちが集まるであろう道場の指導方法や普及方法を考え、来るであろう大チャンスに向けて、みんなが同じベクトルで準備をしていけたらと思うのです。

「点数付けられなければまぁまぁ楽しい」かな

こんばんは。
スポーツひのまるキッズ協会事務局の新井です。

先週、こちらのブログで、
「子どもの頃から運動が苦手で、体育なんて大嫌い。そのまま大人になって、
いやいやでもする機会すら無くなって、、、」

とお話しましたが、実は大人になって少しだけ、運動していた時期がありました。
今日はちょっとそんなお話を。

私、小さい頃はみんなより頭ひとつ大きく、横にもまぁまぁムチムチしてまして、
スラッとした子がうらやましく、学生の頃は、当然のようにダイエットを繰り返し、
がんばり過ぎて痩せすぎてしまったこともありました。

ちょうどそんな頃に就職をしまして、毎日毎日夜遅くまで仕事、土日も仕事、
仕事がよくわからなくてストレス溜まるわ、食べる時間が遅くなって太るわ、
ストレスで過食気味になるわ、それにリバウンドの時期と重なって、、、、
まぁ、太る太る。。。

いわゆる”激太り”ってやつです。

そんな風になると人に会いたくないので、仕事はない時は、家に引きこもって、
暗〜い暗〜い、生活をしてたんですよね。

それを見かねて、「お前、少し運動でもしてみろ。汗をかくと気分も違うぞ。」と、
スポーツクラブを勧められ、いやいやながら、エアロビなどをちょっとやってみました。

そこでも、うまくできないから恥ずかしったですね〜
でも、「点数付けられない運動は、まぁまぁ楽しいかも。」とは思いました。

「体育なんて大嫌い!」から「点数付けられないならまぁまぁ楽しいかも」

私とスポーツとの関わり第2期です。
でも、その時もそのあと10年ほども、まさかスポーツと関わって生きて行くことになるとは
全く、全く思っていませんでした(^^;

長くなりましたので、また。
それでは、失礼します(^^)

新井みどり

※写真は、Gボール(バランスボール)です。ロディ型かわいいですよね。

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まさに現代病。

みなさん、こんばんは。
ニュースを見ていたら、ビックリする特集をしていました。
「スマホ老眼」が急増。。なんと、20代・30代で老眼が急増しているそうなんです。
毎日の通勤電車の中、自分を含めて、スマホや携帯を見ていない人はほとんどいない。
最近は、新聞や雑誌など電子書籍で読めますし、SNSや動画、ゲームなどに集中していると、
時間つぶしにもなりますし、集中できるからラッシュのイライラも軽減するし、よほど混んでいなければ、
ほとんどの人がずっとスマホ見てますよね。
携帯の無かった時代、重い雑誌や本を持ち歩いて、電車の中で読んでいたので、いつもカバンが
重かったです(笑)
近年は、出かける時に忘れちゃならないのが、財布とスマホ。これだけ所持していれば、
身軽に外出できちゃいますよね〜
何せ、布団までスマホ持っていじったりして、そのまま寝落ちることもあったり。一日中持ってますね。
私は平日はPCの前でずっと仕事をして、移動中はスマホ…近眼乱視なのでメガネをしていますが、
最近は一年も経たないうちに、メガネの度が合わなくなっているので、やはり、眼を酷使しているんだな。。と
つくづく。
近距離でスマホを見続けると、ピントを合わせる力が衰えて、スマホ閉じて周りを見るとぼやけてしまうので、
40〜50センチ離して使用し、スマホの明るさにも注意してくださいとお医者さんのアドバイスがありました。
長時間、スマホで目を酷使すると、目の筋肉が凝り固まってしまうので、目の周りを軽くマッサージするのも
いいみたいです。一番いいのは、目を休めることでしょうけれど。
若年層の老眼、心配ですね。子どもたちも携帯ゲームやスマホ世代ですから、みなさんも気をつけてくださいませ。
と、このブログもタブレットで打ってますから、早く目を休めなくては!
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ひのまるキッズ事務局 丸山

学生たちの熱い闘いに感謝!

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今年度の学生柔道を締めくくる
全日本学生柔道体重別団体優勝大会が、
先週末、尼崎で行なわれました。

春の優勝大会を制し、初の二冠を狙う筑波大と
優勝大会でV8を阻まれた東海大、
絶対的なエースといった存在はないものの、
満遍なく力のある選手を揃え、
久々に優勝を狙える布陣となった国士舘大。
この3校の前評判がとりわけ高かったのですが、
筑波大と東海大が、なんと準々決勝で対戦。
事実上の決勝戦と目されたこの試合は、
一戦一戦が、息詰まる接戦となりました。

今夏の世界選手権でチャンピオンになり、
春の全日本学生優勝大会でも、初優勝の立役者となった
絶対的なエース、81㎏級の永瀬貴規選手擁する筑波大。
一方の東海大は、
60㎏級に2013年世界王者の髙藤直寿選手、
66㎏級に世界選手権代表の高市賢悟選手、
90㎏級に世界3位のベイカー茉秋選手、
と現在の各階級の世界トップクラスの実力者と、
顔ぶれ的には、やや東海大が優位なように見えますが、
髙藤選手は、4日前にグランドスラムパリから帰ったばかり、
高市選手は、世界選手権の時の負傷で万全ではなく、
その他の選手もケガなどにより不安要素も多かったようです。

結果的に、東海大が4-1で筑波大を下して
準決勝へ駒を進めましたが、
点差ほどの力の差はなく、
どれも拮抗した試合でした。
ただ、「絶対に勝つんだ」という勝利への執着が、
東海大のほうが強かったように感じました。

先ほども書いたように、東海大は優勝大会の連覇を筑波大に阻まれました。
優勝大会のとき、東海大の選手たちは、
人目もはばからずに号泣し、
しばらく立ち上がることもできない様子でした。
初優勝の喜びを爆発させる筑波大の選手たちの傍らで、
泣き崩れる東海大の選手たち。
あのときの光景は、今も鮮明に覚えています。

あの悔しさが、今大会の東海大の選手たちの、
「執念」になっていたのだと思います。

7回も連続で勝つと、「常勝軍団」と言われ、
「いい選手が揃っているから、勝って当たり前」
というような声も聞こえてきます。
しかし、顔ぶれは毎年少しずつ変わっているわけですし、
高校のときに実績を残した選手が、そのまま大学でも
トップの実力を持ち続けたり、進化し続けることは
容易なことではありません。
実際、高校時代チャンピオンで、
大学で名前を聞かなくなった選手は山ほどいます。
大学で、自分を律し、質の高い練習をしているからこそ、
今があるのだと思います。弛まぬ努力を続けている選手には
頭が下がりますし、そういう環境を提供し続けている関係者にも
敬意を表したいと思います。

決勝は、東海大と国士舘大。
国士舘大は、なんと7年ぶりの決勝進出。
国士舘大としても、当然「思うところ」がたくさんあったと思います。
今年1月に斉藤仁さんが亡くなり、墓前に誓った「優勝」。
勝ちたい気持ちは非常に強かったと思います。
いまの国士舘大には、世界代表ほどの突出した選手はいないものの
66㎏級の藤阪太郎選手、81㎏級の佐藤正大選手、90㎏級の江畑丈夫選手、
3人の学生チャンピオンを中心に、精鋭が揃っています。
そして、今大会では全員が強い闘志を持って試合に臨んでいました。
三将戦までは0-0。まさに息詰まる激戦でした。
副将戦。東海大は主将の長澤憲大選手。
優勝大会で敗れ、連覇をストップさせたことに、
主将として、人一倍責任を感じていた男は、
魂の闘いを見せ、「反則勝ち」を勝ち獲り、
勝利を引き寄せました。
そして大将戦。
優勝大会の代表戦で永瀬選手に敗れ、
試合後に泣き崩れていた東海大のウルフ・アロン選手。
本来100㎏級のウルフ選手は、約40㎏重く、抜群に受けの強い
国士舘大の井上翼選手から内股で「技有」を奪って優勢勝ち。
優勝大会の雪辱を晴らしたのでした。

いい試合でした。

団体戦にはいろいろな“思い”が混じり合います。
選手一人ひとりの“思い”はもちろんですし、
大学の先輩や先生方、ご父兄の“思い”もあると思います。
そういう、いろんな“思い”がぶつかり合い、
単純な技の掛けあいではない
“勝負”が生まれているのだと思います。

選手の皆さん、今年も熱い闘いをありがとうございました。

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(写真上は優勝した東海大の皆さん 下は開会式の様子)

ひのまるキッズ事務局 林