いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その503:一人四役!)

昨日、今日と大阪府堺市の大浜だいしんアリーナ(大浜体育館)にて2023年度全日本シニア柔道体重別選手権大会が開催され、男女14階級で熱戦が展開されました。

この大会は、『試合機会の少ない社会人選手の競技力向上を図り、社会人柔道の振興を促進する」ことを目的に昨年度から全柔連が積極的に展開。前週に行われた全日本学生柔道ウィンターチャレンジトーナメント(旧全日本学生柔道体育系大会)と同じく、普段とは違った視点から柔道大会をフォーカスしたもので柔道界にとっては大変意義のあるものだと感じています。

今回、初日にたくさんのメディアの注目を集めたのが 2012年ロンドン五輪男子100キロ級代表で天理大監督の穴井隆将さん(39)が、現役引退後12年ぶりに公式戦に姿を現したこと。90キロ級に出場した 穴井さんは2回戦で敗退したものの、試合後のインタビュー、そして自身のSNSで、

「負ける」とわかっていても戦う勇気。
「負ける」ことは怖くない。
人間には「負け」がつきもの。
学生に伝わったかな?人間は失敗して良いんです。負けても良いんです。戦うことが大切です。

と語り、多くの感動を呼びました。

そして、2日目。メディアではなく関係者の注目を浴びたのが(笑)、我らスポーツひのまるキッズの柔道プロジェクトリーダーの吉原くん(巻頭写真)。試合の詳細はここの『柔道日誌』で本人から発表があると思いますが、

あるときは柔道マガジン販売ブース

そして、ある時は今年度ひのまるキッズ近畿大会の会場打ち合わせ、

そして、ある時は優勝選手インタビュー

まさに獅子奮迅の大活躍!一人四役をしっかり全うしてくれました。

スポーツで飯を喰う

まさに我々の理想像となりつつある若きリーダー。

ただ、願わくば、現役時代全日本学生に2度出場した体系(90キロ級)から大成長したその姿に違った意味で注目(心配)される声の多いことも自覚してもらいたいものです(笑)💦

いまから、ここから、健康第一!!

永瀬義規

講道館杯に行きました!

こんにちは 中村です。

11月4日(土)〜5日(日)に千葉ポートアリーナで講道館杯が開催されました。

1年ぶりの千葉ポートアリーナ!

1日目は女子の7階級の試合でした。

先輩、同級生、後輩が試合に出ていました。

2日目はポートアリーナの2階入口で柔道マガジンを販売しました。

柔道マガジン創刊号、柔道マガジンNo.2の雑誌を販売しました。

東海大学の柔道部マネージャーの子にもお手伝いをしていただきました。

販売やチラシ配りを率先してやってくれました!

阿部一二三選手、詩選手に柔道マガジンのポスターにサインをしていただきました!

12月には柔道マガジンNo.3がでます!

講道館杯のページやその他にも大会や選手のインタビューページもありますので

ぜひ本屋さんでお買い求めください!

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その500;知らなきゃ、損、損🔥)

近代柔道が無くなったのは広く全国に知れ渡っているけど、柔道マガジンが創刊されたのは全く知られていない。永瀬、まだまだだぞ!!!

柔道マガジン創刊をいたるところで広めていただいている佐藤宣践先生から『喝!』が入りました。

6月に出した創刊号はまだしも、ひのまるキッズの情報をお知らせしている全国の道場へのDM、全柔連「まいんど」で取り上げていただいたり、各種大会会場でチラシ配りをしたりしてできる限りの宣伝活動をしたつもりの第2号。
見た人にはある程度の高評価をいただいているのですが、冒頭の先生のお言葉通り、

まだまだ・・、いや、
まだまだまだまだ・・、まだまだまだまだまだ!!!!

知られていません。

今から36年前。

25歳で近代柔道の編集長になって、会社的には諸先輩にたくさんのご指導をいただきながら、力の限り挑戦していたあの頃を思い出し、
まずは、あの時に満足いかなかった、

家族が、彼氏が、彼女が持ち歩いてもらえるような『格好いい』雑誌として体裁を整える

という面では、阿部兄妹の表紙、この二人に角田夏実さんを加えた巻頭カラー他のおかげで理想的なスタートは切れたと自負しています。

ただ、年に4回の発行ということで、限りあるページ数の中では、大会を追いかけるのが精いっぱいで、
企画ものは、気になる試合を選手の解説を交えて深堀していく『DEEP BOUT REVIEW』のみ。

ただ、これ以上ページを増やすことは経済的に厳しく、優秀な編集スタッフと頭を悩ましているところです。

そして、もっともっと残念なのが、創刊時の想いを具体化した『一人でも多くの人たちの名前を載せる』記録のページ。全中、インターハイ、学生、実業団に至るまでの全記録を掲載させていただいた25ページのこと。

特に、オープン参加の金鷲旗でも1回戦からの全記録を掲載と、これまでになかった試みを実施しました。

先日、出張先で後輩と食事をしているとき、そのことを話したら『え、じゃあ、息子も出ているってことですか?』と手元にあった柔道マガジンを手に取って『お、あった、あった、それも2回も載っている!これは我が家の宝にします』と、すぐに田舎のおばあちゃんに電話。

それを見た時、

全国書店で販売されている柔道専門誌に自分の名前が載っていることを知らない柔道家はいったい何人いるんだろうか?

と、悔しくて、悔しくて・・・。

編集者時代はもとより、これまで、

自分が掲載された近代柔道が今でも我が家の宝です。

という言葉をこれまで何回聞いたことか・・・。
そして、その夢が叶っていることを知らせることができていない自分の不甲斐なさをこれほど悔やんだことはありません・・・。

ただ、こんな時は、

永瀬君。新聞記事見たよ。
ありがとう。
近代柔道の想いを受け継げるのは、君しかいないと思っていたよ。
本当に感謝します。

ただ一つ、決して焦らないように。
雑誌というものは、徐々売れるもの。
焦らず、良いものを作るんです。

多くの人々からの評判『口コミ』が一番発行の助けになります。
君ならできる。頑張れ!!


君ならできる。頑張れ!!

3月に朝日新聞のコラムで、柔道雑誌復刊の記事を読んだかつての上司(当時は雲の上の役員)から直筆で手紙を読み返し、こんな時こそ、この言葉を噛み締めて、踏ん張りたいと思っています。

いまから、ここから🔥

500回目の独り言。ここまで、色々なことがありましたが、その都度、たくさんの人に支えてもらいました。心から感謝申し上げます。
そして、初志貫徹。子(柔道家)と夢をつなげるこの事業、力の続く限りやり切りたいと思っています。はい、いまから、ここから。これからもよろしくお願い申し上げます。





いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その498;柔道マガジン本屋さんデビュー🔥)

9月27日。

ドキドキしながら本屋さん巡り。お目当ては、

柔道マガジンNo.2

6月発売の創刊号では、書店販売が間に合わなかったため、事実上、この号からいわゆる『本屋さんに並んでいる本』の仲間入りということで書店に、イン!!

スポーツ雑誌コーナーに到着すると・・

ありました!!!

やった!

良かった!!

周りを気にして記念撮影(巻頭写真)をして、思わずレジに行って店員さん

『柔道マガジンってありますか?(わざとらしい💦)

と聞くと、

はい、今日から販売です・・と売り場まで案内してくれて、

『結構豪華な雑誌ですね! この阿部兄妹恰好いいですね』

と言われ、もう・・天にも昇る気持ちとはまさにこのことだなぁ・・と一人ニヤニヤしてしまいました(笑)

37年前、社会人1年生で自分が初めて携わった『近代柔道』発売日に味わったあの感動をまさか還暦で再び味わえるとは・・幸せです。

ただ、その瞬間、編集長を経験して会社を辞めるまでの5年間が走馬灯のように脳内をグルグルまわり、再び体験するであろう、怒涛の紆余曲折人生に期待と不安でいっぱいになっている自分がいます。

とはいえ、やるしかないです!
はい、焦らず、急いで、今度はこれまでの経験を活かして、我が人生の集大成を楽しみたいと思います。

さて、最後に『柔道マガジンを書店で買おうと思ってもない』というお問い合わせが殺到していますので、それにお答えします。

いきなり『柔道マガジン』と言わず、
『日本文化出版MOOK(ムック)の柔道マガジン』とお問い合わせください。さらに確実なのは、『雑誌コード 65072-04』でNo.2はご用意できると思います!

さらに、インターネットでは、様々なサイトで購入可能です。
創刊号の購入、定期購読は、
◎fujisan.com

2号からの一冊買い、電子書籍は
◎amazon.co.jp

◎YAHOOショッピング

◎ヨドバシ.com

◎楽天市場

です!皆さんお気に入りの場所でGETしてください。

さあて、次はどんな内容にしようか・・

いまから、ここから、ワクワクが止まりません!

永瀬義規






いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その491:野村忠宏氏と振り返る我が四半世紀)

https://www.youtube.com/@nomura-dojo

「永瀬さん、お久しぶりです。
実は今回お願いがありまして・・・」

柔道界レジェンド・五輪3連覇の野村氏からの電話。

いつもお願いごとばかり、もしくは酔っぱらって一方的にこちらから電話するのが日常でしたが(笑)、突然の電話にビビッて応えると第一声がこれでした。

「柔道マガジン出すらしいですね」

「僕にも何かお手伝いさせてください! 僕がやっているYouTubeで対談をお願いします」

との話。

私にとっては降ってわいたような良い話。でも、ちょっと待って・・

「ヒロありがとう!願ったりの話なんだけど、俺なんかじゃ再生回数取れないよ!」

と思わず答えると、いつもはおちゃらけで話を進める彼が

「そんなことは関係ないですよ。永瀬さんがやっていることに真剣に向き合いたいんです」

との返事。この時点で涙が出そうになりました。

そして、数日後。

スタジオでなんと3時間話しっぱなし・・。

終わった時には、グッタリしてしまい、おもわず同行してくれたスタッフ・滝川と鰻を食べてしまいました(笑)

内容は、

とにかく文章にすると原稿用紙何十枚、100枚近くに匹敵する内容が2話に渡って繰り広げられ、まさしく、永瀬の四半世紀STORYとなってしまいました。

二人が出会ったアトランタ五輪での話(前編)

https://www.youtube.com/watch?v=_i6xfQb7Sdg

https://www.youtube.com/watch?v=_i6xfQb7Sdg

そしてシドニー五輪から、スポーツひのまるキッズ立ち上げから柔道マガジン創刊まで(後編)

https://www.youtube.com/watch?v=pZeeZRMU4EQ&t=41s

https://www.youtube.com/watch?v=pZeeZRMU4EQ&t=41s

そして・・・

予想通り💦の低再生回数・・本当に彼には申し訳ない気持ちで一杯ですが、お陰様で還暦を迎えて、今一度自分の人生を振り返ることができ、改めてこれまで関わったすべての人に心から感謝の気持ちで一杯になっています。

ヒロ、本当にありがとう!
お礼は百倍返し!!できれば良いけど(笑)

いまから、ここから、「おかげさま」という謙虚な気持ちで踏み出せます!

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その490:柔道マガジン、創刊します!)

2011年6月、第2回スポーツひのまるキッズ東北大会の開催準備で東北地方を回った際、多くの保護者から、過去の大会のパンフレットが欲しいと言われました。

 東日本大震災で被災した人たちでした。自宅が津波にのまれ、子どもたちの写真や、背丈を刻んだ家の柱が流されていました。

 スポーツひのまるキッズ大会のパンフレットには出場した子どもたちの当時の身長や体重が掲載されています。保護者たちは、子どもたちとの失われた思い出を取り戻そうとしていました。

「紙のかたちで残す必要がある」

強く思いました。


もちろん、覚えているよ!確かあれが最初の日本上陸だった。そして、日本選手の強さ、礼節の大切さなどを直接感じることができた。いい思い出だ」

昨年の東京オリンピックTOKYO2020、柔道男子100キロ超級の記者会見。

司会者と入賞者という立場で隣り合わせになった時に柔道界のスーパースター、テディ・リネール選手(フランス)に「15歳の時に日本に来て試合をしたことを覚えている?」という私の問いに返ってきた答えでした。

当時、2004年に開催された第17回近代柔道杯にはその前年より世界5か国から選抜チームが出場、その年、すでに190㎝のリネール君を擁したフランスチームはベスト8進出。周りから頭3つくらい突き抜けていた彼の一挙一動に会場は釘付けになっていたことを今でも忘れられません。

思い起こせば36年前。

「誰もが参加できる全国大会を開催し、全員を近代柔道の誌面に載せればどんなに喜ばれるか!」

という熱い思いだけの新入社員企画が採用され、それから32年間、前述の海外選手受け入れや、テレビ放送まで、様々な創意工夫で中学生柔道家に『夢』を提供し続けてきたベースボール・マガジン社の近代柔道杯。

奇しくも上記の会話があったその年にコロナ禍による大会中止を持って終了となった時、創案者としてどうしてもその灯を消したくないという思いから全日本柔道連盟と共にこの理念を引き継ぎ、今年の3月に『第1回柔道マガジン杯全国中学生柔道大会』として再出発いたしました。

そしていよいよ創刊となったこの『柔道マガジン』。

世の中がものすごい勢いでIT化が進み、信じられないスピードで回っている今だからこそ、 国内唯一の柔道情報誌として一つでも多くの情報をたくさんの人々にお届けするとともに、様々なメディアやイベントと連動するプラットフォームとして一人でも多くの人々の思い出を残す『場』の役割も担います。

 本号では昨年7月から今年5月までの記録、写真を掲載しました。今後は各大会のリポートはもちろん、トップ選手のインタビューや対談企画、テクニック企画、柔道界のあらゆるニーズに対応。より多くの方に夢を提供し、絆を深めるお手伝い・・、

いまから、ここから、ONLY ONE & ALL IN ONE の柔道専門誌のスタートです。

永瀬義規