理屈抜きに

こんばんは。
今年は、夏に台風が良く来ますね…
東北・北海道のみなさんは引き続きお気をつけいただきたいと思います。
すでに農作物には被害が出ているようですし、これ以上被害が出ないことを祈ります。

さて、みなさん、太鼓をたたいたことありますか?
子どものころのオモチャの太鼓はもちろん、学校の音楽の授業でも、
おそらく、一度はたたいた経験がありますよね。

でも、大人になってからは、太鼓をたたくような機会ってなかなかないですよね。
実は先日、90分太鼓をたたきまくって来ました!

ある日、駅のフリーペーパーで見つけた
〜体感型ドラムエンターテイメント〜
「ファミリーやキッズ、そして、ちょっとお疲れ気味の現代人にオススメ!」の言葉。
客席にも太鼓が置いてあり、全員参加できるドラムエンターテイメントとのこと。

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夏もどこに出かけることもなく、なかなかな(ストレス)溜まりっぷり疲れっぷりだった私は、
すぐに電話をして残り少なかったチケットを買いました。

そして当日、会場に入るとジェンベというドラムが全席に置いてあり、
座ると、みんなまず、思わず子どものようにポコポコ(笑)
パフォーマンスが始まると、言葉は 全くわからないけど、
キャストのサインに合わせて、 子どもからおじいちゃんまで、み〜んなドラムを叩く。

みんな笑顔で、とにかく楽しい空間でした。
音楽、特にアフリカ音楽のような打楽器って、ほんと理屈抜きに
心が揺さぶられる感じがします。

スポーツもルールのもとで言葉が通じなくても楽しめますが、
音楽も言葉が通じなくても楽しめる、最もシンプルなコミュニケーションツールだと
思います。

心に影響し、人を元気にする効果がある言われている脳内物質に「セロトニン」
というものがあるそうです。
セロトニンが分泌されると集中や意欲が高まったり精神的な効果とともに、
自律神経が活発になり体調もよくなると言われているそうです。

そしてセロトニンが活性化される要因として、リズム性の運動、太陽の光、
人と人との触れ合いが挙げられるそうです。
難しく考えず、気分よく周りの人とも共感できる、そんな空間が貴重です。

お疲れ気味のみなさん、太鼓でもたたいてみませんか⁈
カラオケでもいいと思います。
タンバリンや、マラカスでも一緒に借りて、たまには、みんなで思い切り
楽しんでみるのはいかがでしょう。

とにかく楽しむ。
意識してその時間を作る。
そんなこと、まず、やってみませんか(^^)

スポーツひのまるキッズ協会 新井みどり

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その164:夏の終わりの嬉しいお便り)

棟田先生からの残暑見舞い

永瀬社長、頑張ってください。子どもたちは「本当に楽しかった、次も出たい」と言っています。大人の都合で子供の夢を壊したらいかん。私自身、こんな田舎なので何もできることはないけど、いつも応援してますから!

夏休み最後の週末。

残務をこなそうと出社したら、スタッフが持ってきてくれたハガキです。

一枚の残暑見舞い

そこには、全国屈指の強豪道場からの感謝の気持ちが込められた言霊がありました。

正直、感極まってしまいました。

冒頭は、ハガキを見て思わずお電話をしてしまった私への道場主からのご返事でした。

自らも全日本の舞台に立ち、世界チャンピオンの息子を始め、数多くの名選手を育て上げたこの名伯楽の言葉に、実は・・今回の「道場わっしょい!」終わった今でも不安いっぱいだった我々にとって、大きな自信につながるものでした・・・。

何度もご紹介したように今年は二つの初挑戦にビュンビュン振り回された夏でした。

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あえて、個人試合をせず、『道場の活性化』に焦点を絞ったイベント「道場わっしょい!」。

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初めての他競技での試みとなった月刊バスケットボールカップ。

共に主催者として、スポーツひのまるキッズの理念を元にこだわりを持った大会でした。

もちろん、原、浅野マネージャーがそれぞれプロジェクトリーダーとして運営面での反省を山の様に持ってきてくれましたが(笑)、私は、これをやり切ったことに価値があると心の底から思っています。

とは言っても、やはり経営者として、収益的には成功したと言えないこのイベントの価値が、たんなる自己満足で終わるようでは成り立たないということもわかっています。

でも、それは、全責任者である私の問題。

冒頭の葉書、そして、前回のこのブログで浅野がアップしていた多くの方々からのありがたいご評価で、我が自慢のスタッフたちの努力が少しでも報われたことを本当に嬉しく思っています。

ありがとうございます!

いまから、ここから、本当に今からが本番です!!!

永瀬義規

バスケで親子の絆!

みなさんこんにちわスポーツひのまるキッズの浅野です。

8月1日から3日まで群馬県前橋市で初開催した月刊バスケットボールカップですが、共催した月刊バスケットボールの日本文化出版株式会社の担当さんから昨日嬉しそうに電話がありました。

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「問い合わせが殺到しているんですよ!今回の大会には、実は多くの自治体や企業が視察に訪れていたようで、来年度の大会を是非うちの市の新しくできるアリーナで開催してくれないか!とか、おらが町で小学生の大会をやってくれないか!とか、来年度は是非協賛したいので早く打ち合わせをしたい!などです!」

嬉しいですね。今回このように評価いただけたのは、やはりコンセプトにあると思います。

月刊バスケットボールカップのコンセプトは、以下の通りです。

1.誰でも出れる全国大会

2.日本初!中学校とクラブチームが交流できる大会

3.バスケットボールを通して親子の絆を深める

2に関しては、中体連とクラブチームが交流する大会なんてありえない!と大人の事情が邪魔をしていた業界に風穴を開けたことは、バスケットボール業界ではかなり大きな反響を呼んだようです。

中体連とクラブチームというテーマは根が深いように感じます。サッカー業界でもやっと高円宮杯で中体連とクラブチームが交流できる大会が設立されましたが、他の競技を見てもまだまだ交流できる大会は皆無に等しいような気がします。

同じ中学生なのに所属が中学校の部活か、クラブチームかで目指すものが変わってくるというのは少し寂しい気もするのは私だけでしょうか。

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3の親子の絆を深めるは、スポーツひのまるキッズ小学生柔道大会でもおなじみですね!バスケットボールという競技の性質上どのように絆を深めてもらう事ができるか、中学生にとっての親子の絆とは何かを考えながら行いました。

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「コートサイドで応援できてはじめて息子の真剣な姿を見た気がします!」

「家族の目の前で恥ずかしい思いはさせられないといつも以上に頑張りました!」

などの声をきくと、まだまだ改善点は多くありますが、少しは浸透できたのかなぁと感じています。

運営面での反省点はしっかり把握し、来年に活かしたいと思います。

今回は子供達がバスケットボールをできる場を真剣に考えてくれる大人達のお話でしたが、今度は参加した子供達の目線でご報告させていただければと思います!

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夏もそろそろ終わり……

夏合宿集合写真

金鷲旗、インターハイ、オリンピックに、
ひのまるキッズ夏合宿等々と続き、
なかなか時間がとれず、絆ブログ、久々の投稿です。

ひのまる夏合宿については、他のスタッフがしっかりと
書いてくれていますので詳しくは書きませんが、
いままで各地のひのまるキッズの大会にご招待させていただいた
被災地の道場の子供たちや先生方、お父さんお母さんたちにも、
久々にお会いすることができ、本当に嬉しかったです。
また、お手伝いをしてくださった盛岡中央高校にも
震災直後に、大会にご招待した宮古市や野田村の選手が進学しており、
約5年ぶりに会って、その成長に驚くとともに、
柔道を続けてくれていることを、とても嬉しく思いました。

昨年宮城・仙台で行なった夏合宿をサポートしてくださった東北高校にしても、
今年の盛岡中央高校にしても、本当に気持ちのいい高校生ばかり。
子供たちの面倒見はいいし、自ら率先して手伝いを申し出てくれる、
その姿を見るにつけ、先生の指導の良さもさることながら、
やはり「柔道」の持つ教育的要素の素晴らしさを再認識したのでした。

子供たちは高校生のお兄ちゃんお姉ちゃんたちにしっかり懐いて、
合宿後に、一緒に写真を撮っていたのも印象的でした。

盛岡中央高校柔道部の皆さんは、ひのまる夏合宿が終わったら、
その日のうちに、関東遠征に出発するということで、
スケジュール的にかなりタイトなはずでしたが、いやな顔ひとつせず、
最後まで、しっかりとお手伝いをしてくださいました。
本当にありがとうございました。

オリンピックが終わり、全国中学校大会も終わり、
今夏のビッグイベントは、今週末の全国小学生学年別を残すのみ。
組み合わせを見たところ、

http://www.judo.or.jp/wp-content/uploads/2016/08/b91a15a72b0b80db8e95abcaf16d5618.pdf

ひのまるキッズの大会で活躍していた選手の名前も多数!

選手の皆さんは、勝つことだけにこだわることなく、
されど、悔いなく自分の力を出し切れるよう、
精一杯戦ってほしいと思います。

ひのまるキッズ事務局
林 毅

50mmの雨って?

みなさん、こんばんは。
東京はだいぶ暴風雨がおさまりました。
しかし、これから北上するとのことですので、東北・北海道の
みなさまには早めの情報収集と対策をしていただきたいと思います。
被害がこれ以上拡大しないことを祈ります。

天気予報

そして、新しく台風が発生しているようですので、関東地方でも
今週は引き続き台風への注意が必要のようです。
(参考になるページ 台風の際の行動 )

さて、よく天気予報で聞く、「1時間に50ミリ以上の激しい雨」って
どれくらいなのでしょうか。

気象庁のHPを調べてみたところ、

30~50mm バケツをひっくり返したような雨
50~80mm 滝のような雨(ゴーゴーと降り続く)

とあり、降り続く時間にもよりますが、30~50mmで
山崩れやがけ崩れが起きやすい状況になるそうです。
正直、「たった50mmで?」と思ってしまいますよね。

しかし、たとえば1時間降り続けてその水が貯まるとすると
街中が50ミリメートル(5cm)水没するということ、

傘を開いた状態(約1平方メートル)で考えると、
1時間で50リットル(牛乳パック50本分)もの雨が
あたることになるのだそうです。

牛乳パック

そんな大量の雨であれば、そして、その雨があちこちからから集まると、
濁流となるというのも、ようやくイメージできますね。

台風はさらに風も加わります。
甘く考えず、事前の準備と早めの対応を心掛けたいと思います!

気象庁のHPに、雨・風による影響を、数値だけではなく具体に
イメージしやすいように書かれていました。
雨と風

良い機会ですので、お子さんと一緒にご覧いただいて、対策について
話をしてみるのも良いのではないでしょうか。
それでは。

スポーツひのまるキッズ協会 新井みどり

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その163:再会)

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今月10~11日で開催されたスポーツひのまるキッズ親子夏合宿。

詳細は、このブログでも浅野マネージャーがアップしていますが、たくさんの指導者やゲストと約50組の東北の親子が多くの思い出を作ってくださいました。

そして、私もこの合宿で良い思い出を得ることができました。

再会

そもそも、スポーツひのまるキッズがこれまで愚直に『東北復興支援』を続けることになるきっかけは、震災直後の第2回東北大会の選手宣誓です。

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このことに関しては、当時、多くのテレビ番組やマスコミで取り上げられたので覚えてらっしゃる方も多いと思いますし、この『独り言』でも2年前に振り返っています。
http://www.hinomaru-kids.jp/kizuna/?p=1430

これがその選手宣誓です。

そうなんです。

この選手宣誓の主人公である兄弟とお母さん、そしてこの家族を命がけで守っているお父さん、鳥居一家が、夏合宿に来てくださっていたんです。

それが冒頭の写真~5年ぶりの再会

実は、当時5年生だった瑞材君が現在、会場である盛岡中央高校に入学してると聞いていたので、内心少し期待はしていたのですが、当日の朝、そこには中学3年生の裕成君とお父さん、お母さんの姿も・・・。

もちろん、ご両親はお会いしてすぐにわかったのですが、兄弟の成長ぶりに・・まさに驚愕!! いや感動の再会でした。

二人ともお母さんの身長はとっくに超えて(笑)、もう長身のお父さんと同等。

体の成長ぶりもさることながら、その礼儀正しさも変わっていなかったことが一番の感動でした。

柔道の方も・・・

合宿中の王子谷先生5人掛けのメンバーとして、全日本チャンピオンの胸を借りて思いっきり挑んでいる姿に将来への期待も膨らみました!

王子谷

そして、もう一つ嬉しかったこと・・・

盛岡中央高校の学生たちと初対面の時に「ひのまるキッズ出たことある人?」の問いに、多くの子供たちが手を上げてくれたこと!!

そうなんです。

たくさんのひのまるキッズたちが、今も全国各地で柔道を続けてくれているんです!!

いまから、ここから、今も夢を追うひのまるキッズたちのためにも!

永瀬義規

 

なんてったってメダリスト!!

みなさんこんにちわスポーツひのまるキッズの浅野です。

リオ五輪も終盤に差し掛かり毎日寝不足の方も多いのではないのでしょうか?

今大会はメダルラッシュに沸くJAPAN選手団ですが、何と言っても日本柔道陣の活躍は凄かったですね!

男子は出場した全員がメダル獲得!女子も5選手がメダル獲得とまさにニッポン柔道復活といったところですかね!

今や世界中に柔道家がいて、たくさんの日本人指導者が世界で活躍され、すべてを捧げてオリンピックに望んできます!

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その中でこの活躍は、井上監督はじめスタッフの努力は想像を絶するものであったに違いありません。そして忘れてならないのが、今回四国大会の講師七戸選手や東北合宿の講師王子谷選手など多くの選手の努力が、この結果に繋がったのだと改めて感じました。

 王子谷錬成会③

世界のJUDOに、日本の柔道が一本で勝つ!本当に美しいニッポン柔道を見せていただきました。

そんな中、今朝のトップニュースは吉田沙保里選手銀メダル!でした。

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銀メダルを獲得した選手の一言目が「ごめんなさい。取り返しのつかないことになってしまった」と。。。

そのインタビューをテレビで観ながら、「泣かないで!謝る事なんかない。」と自然と言葉が出ていました。

思い返せば、吉田沙保里選手はすべてを成し遂げてくれました。

金メダル3度観ました。努力しつづける姿を見ました。後輩達に自分の経験すべてを伝える姿を見ました。テレビでは面白く、おちゃめな吉田沙保里を見せてくれました。

今大会では後輩達が金メダルを3個獲得しました。吉田選手に憧れ、吉田選手を見て育った選手たち。

決勝で敗れたヘレン・マルーリス選手も吉田選手に憧れ、倒すために同じ階級にエントリーし、強くなり金メダルを獲得。

吉田沙保里ありがとう。

堂々と胸を張って帰国してください。

なんてたってメダリストですから!!

あなたの蒔いた種はこれからどんどん開花していきますよ。

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8月15日

みなさん、おはようございます。
オリンピック、観ていますか?
日本選手の活躍、素晴らしいですね。
ついつい毎日観てしまい寝不足という方も多いのではないでしょうか。

スポーツは、それぞれルールの基での戦いだから、勝敗が決まっても、
様々なドラマが生まれ、する人も観る人もこんなにもみんな魅了され、
4年に1度、世界中から、またオリンピックに集います。

スポーツひのまるキッズでは、スポーツを通して、
「当たり前のことを当たり前にできる子を育てたい」と活動しています。

8月15日
幸いにも、日本は今日で戦後71年です。

戦争下では、当たり前のことが当たり前ではなくなる、
ルールがない基での戦いは狂気につながる、と思います。

当たり前を当たり前と言える環境を、私たち大人が子どもたちに
引き継いでいかなければならない。

オリンピックの素晴らしさに目を奪われながらも、
そう思った、2016年8月15日の朝です。

今日までお盆休みの方も多いのでは?
みなさま、良い1日を(^^)

スポーツひのまるキッズ協会 新井みどり

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その162:夢は想い続けるもの~10年で約束を果たした男たち)

大野敗退の涙(後に海老沼)

熱烈開催中のリオ五輪。日本選手団の活躍に、寝不足でフラフラの人も多いことでしょう(笑)

全ての階級でメダル獲得を果たした日本男子。最終日の原沢選手の決勝戦は非常に残念でしたが、監督の井上康生氏の目に涙を浮かべてインタビューに応えていた姿に、4年間という期間、かかわる全ての人々の努力が実った結果だと感銘し、心から敬意を表します。

我々も、7月末から四国・愛媛の『道場わっしょい!』、群馬の『月刊バスケットボールカップ』、そして、岩手・盛岡での親子夏合宿といつもにも増しての全力疾走で走り抜けました。

そして、この週末、溜まりに溜まったデスクワークを家で、会社でサクサクとこなしていて、もの凄く感動することが起きました。

夏合宿に参加した王子谷選手。一昨年に続き、今年の全日本選手権を制した日本一の柔道家です。

2016全日本チャンプ王子谷

正直、今まで直接話したこともなかったのですが、会って話すととんでもない好青年。昨年の原沢選手、道場わっしょい!に参加してくださった七戸選手と共に、本当に将来の日本重量級は将来が楽しみと、一人ほくそ笑んでいました。

その、王子谷選手が、合宿参加者に自分自身の人生のあるシーンをお話くださった時、実は私との接点が浮きぼりになり、今から10年前の時の思い出が鮮明に思い出されました。

今から、10年前。第19回近代柔道杯・・・。

彼のチーム・東海大相模中は、準決勝まで進出したものの、なんと4-0の大敗に屈したのでした。相手は優勝した大成中学。その中で、彼は副将戦でものの見事に体落としでぶち投げられ、試合後は周りをはばかることなく大泣きしていたんです。

負けて泣く王子谷(近柔)

とにかく、その時の悔しさは一生忘れません。でも、あれが無かったら、監督に「試合で泣くなら、稽古で泣け!」と言われてそれから死に物狂いで稽古したことが無ければ、日本一になることが無かった。夢を叶えることはできなかったんです・・

と語る王子谷選手。
そのスピーチを聞いて、帰宅し、当時の大会が放映されたDVDを見て驚きました。

そこに次から次へと登場する子供たちは今は顔見知りの選手たち。彼らが繰り出すドラマに涙が止まらず、自分たちがやってきた事が、10年後の今、本当に実を結んだと何とも言えない感動に鳥肌が立ちました。

その中で、一番感動したのが、冒頭の写真です。

そう、リオ五輪で見事金メダルを獲得した73㎏級の大野将平選手です。

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10年前のここでの彼は、講道学舎で柔道に明け暮れる少年でしたが、かつての古賀や吉田のような注目は受けていませんでした。

そのDVDでの彼は、チームの主将として全身全霊をもってチームの勝利に貢献していました。

残念ながら準々決勝敗退というかつてない屈辱を受け、監督の話を大粒の涙を流しながらも目をそらさず聞いている大野選手。

でも彼はこのとき、別のインタビューで、インタビュアーの古賀稔彦氏にはっきりと『勝利の夢はオリンピックの金メダル』と言い切っていました。そして、その夢は見事に実現するのです・・・。

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番組のタイトル
『未来のゴールドメダリストはキミだ!』

やってくれていたんです。10年後に、やってくれたんです!!!

たぶん、このDVDには、今、活躍するたくさんの選手の秘蔵映像があることでしょう。現に、その大会の数年前にはあのリネール選手もフランス代表で出場、活躍しています・・・。

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でも、そんなことより、彼らが夢をあきらめずに続け、それを具現化したこと。そのステージを作った一人として心の底から申し上げます。

ありがとう!

いまから、ここから、これからの十年後に向けて己を尽くします!!!

永瀬義規

追伸 冒頭の写真、泣き崩れそうな大野選手を陰でしっかり支えていた先輩の姿が亡霊のように(失礼)写っています。

そうです。 海老沼選手です(彼もメダルの色は違いましたが、我々に最高の感動を与えてくれました)。これも感動ですね。絆です。

大野敗退の涙(後に海老沼)

柔道親子夏合宿2016

みなさんこんにちわスポーツひのまるキッズの浅野です。

昨日まで岩手県盛岡市の盛岡中央高校にて「seiko presents スポーツひのまるキッズ柔道親子夏合宿2016」を開催してきました。

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普段のひのまるキッズの大会とは違い、練習会がメインの柔道漬けの2日間合宿です。

講師も豪華で、リオ五輪金メダリストのベイカー茉秋選手が通っていた春日柔道クラブの恩師である向井幹博先生や、ロンドン五輪に出場した福見友子先生、今年の全日本選手権で優勝した王子谷剛志選手にお越しいただきました。豪華だなぁww

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向井先生の柔道教室で幕を開けましたが、とにかく向井先生の指導法は素晴らしかったです!

参加者も保護者も、歌なども取り入れるなどおもしろ、おかしく指導する向井先生に目をキラキラさせていたのがとっても印象的です。

向井先生はテレビ取材も受けてました!

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もちろん柔道練習会だけで終了という訳ではなく、保護者の方対象のセミナーも開催しました。

大塚製薬の磯村先生による栄養セミナー、菊池教泰先生による子供の褒め方セミナー、上野和香子先生による子育て経験談など、みなさん耳をダンボにして聞き入っていました。

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2日目は、無藤智恵美先生によるヨガ教室からスタート!

講師陣もお手伝いの高校生たちも全員参加。もちろん私もヨガやらせていただきましたww

とにかくこんな合宿が全国で開催できたら良いのになぁと感じた2日間でした。

今後は指導者向けの合宿などがあっても良いかなぁと思いました。

この合宿の目的は、被災地の子どもたちに一流の選手や指導者と交流し、大きな夢を持ってもらいたい事です!

参加した子どもたちの多くは、「将来オリンピックで金メダルを取りたいです!」と生き生きした表情で語っていたのが印象的です。

最後には、今回2日間会場そしてお手伝いをしていただきました盛岡中央高校に、この大会の趣旨にご賛同頂きましたセイコーホールディングス株式会社の古屋さまからオフィシャルタイマーを贈呈していただきました!最新式のため、学生たちも使い方に四苦八苦していたのが印象的です!

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最後に盛岡市内で食べたぴょんぴょん舎のピビン冷麺おいしかったです!

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