いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その461;スポーツで飯を喰っている仲間たち~それぞれの門出)

FBで取り上げましたが、スポーツひのまるキッズ協会から、スタッフが一人卒業しました。

6年前に彼女が入社してきたときの、

本当に続くかな???

という心配をよそに、コツコツ、コツコツ努力し、年齢的にはかなり上の先輩たちに囲まれる中、その成長ぶりは毎日毎日確認することができ、正直、

やっと一人前になったね! と期待が当てに変わった時のことだったので、退職の意向を本人から聞いた時には本当に『青天の霹靂』目の前が真っ白になってしまいました。

でも、

兼ねてから、

俺は、28歳、33歳、45歳で人生の転機を経験して今がある、なので、その年齢が来るその時までとにかく己を尽くして尽くしまくれ!

と言っているので、28歳になった彼女はそれをしっかりと全うしてくれたのだとある意味感心しています(次に移りなさいと言った覚えはないのですが・・苦笑)。

転職先は、スポーツとはあまり縁のないところらしいですが、幼少のころ身体の弱かった彼女が部活に入り鍛えられ、社会人になっても、無遅刻、無欠勤。このブログでも週一アップはやり続け、大会会場では止まることなく走り回った努力家の彼女。

どこに行っても活躍は間違いなしと太鼓判は押しておきます‼️。

このスポーツで飯を喰った6年間。ここで培ったスキルを次のステージで思う存分発揮してもらいたいです。

まさに娘を嫁に出す気持ちを味わいました。

そして、もう一人。幸せの門出に立ち会うことができました。

アスリートビューティーを極めたいと、富山の友人から推薦されたのは6年前だったと思います。

バトミントンで鍛えた根性と、ミスユニバース愛知県準決勝まで残ったポジティブシンキングで様々なことに挑戦したがっていた彼女に創業の心構えを教えた・・つもりでしたが、頑固な一面を持っており、ある意味その頑固さを貫いて巡り合った最高の彼氏と2年前に入籍。

TOKYO2020スポークスマンの旦那さんの仕事が一段落して、昨年授かった赤ちゃんと一緒に催した昨日の結婚披露宴は本当に感無量の宴でした。

アスリートをメイクにより内外から美しくしていくという彼女。

ワールドワイドスポーツ界でメディア対応の第一人者として成長著しい旦那さん。

まさに、

『スポーツで飯を喰う』を地で行くカップルは、これからの我々の向かう道に一筋の光明を与えてくれます。

ひのまるキッズ事業に加えて新事業準備で全国奔走、少し、というかかなり余裕のなくなっていた時に遭遇したそれぞれの門出。

激しく変わる天候の中のこの出来事は、将来、忘れられない思い出となりました。

いまから、ここから、中島杏奈、花田満寿美、二人の輝かしい未来に栄光あれ!!!

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その460;ありがとう、近代柔道)

ここだけの話ですが・・・。

と数人から連絡があったのが、数カ月前のこと。

愕然としました。

それから、連絡から、問い合わせに変わり、
メディアに記事が載ってからは、
お悔やみ(?)励ましに…。
一時期はお陰様で大同窓会のようになってしまいました。

柔道専門誌『近代柔道』休刊

もう一年くらい前、

近代柔道杯が無くなるという話を聞いた時。
かつて新入社員の私が編集長の故・根本さんと作り上げたこの大会だけは絶対に守り抜くと覚悟を決めた時は、それを感づいた恩師に

おい、もうコロナで何度か中止になっているのだからな・・。それに近柔が無くなるわけじゃないのだから、やり方はまだまだあるからな!!

と言われ、しばし冷静になったものの、

まさか、その元々の雑誌が無くなろうとは・・・

絶句でした。

ただ、

私の編集長経験は、25歳から28歳までのわずか4年弱。私の後の編集長が、8年、9年、そして最後の編集長が10年と長い経験者なのにも関わらず、私と、次に編集責任者となった林の二人が、本当にどんなに数えきれないほどの声をいただいたか・・。

それだけ、我々二人のことを育ててくれた強烈な媒体だったと、今になって改めて感じています。

近代柔道との思い出は、気持ちの整理がついて、少し落ち付いて、時期がきたらここで書いていこうと思っています。

実は、先週のここで書くつもりでしたが、思い出でいっぱいいっぱいになってしまってアップできなかったのが本当のところです。

本当に、本当に・・・

ありがとう近代柔道。

お疲れ様、ベースボール・マガジン社。

ところで、巻頭の最終号の表紙を飾った村尾三四郎選手。
全日本学生で死闘を演じた斉藤立選手と共に、ひのまるキッズ創成期で最高のパフォーマンスを披露してくれたチビッ子柔道家でした。
ある、運命も感じますね・・。

その事はおいおい・・。

いまから、ここから、さあて、前に進みます!!!

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その460;続けるために・・・)

残念ながら、本日開催予定の
第6回スポーツひのまるキッズ神奈川ソフトテニス親子大会は
雨天のため順延となりました。

なんと、今回で6年連続・・つまり、室内で開催したプレ大会の翌年から今日まで、1発目で開催できたことがないのがこの大会。

開催時期をずらそうが何をしようが、必ず初回は雨。

なんと強烈な雨男、もしくは雨女がいるか・・とここまでくると笑うしかない状況です。

でも、地元関係者、そして我々スタッフの粘りで一昨年の2020年(コロナ禍のため)以外はすべて年度内で開催させていただいています。たいしたものです。

さて、先日、人生の師匠であるBS11の斉藤会長と十数年ぶりにお会いすることができました。

これまで合わせる顔がなかった・・。

というのが正直のところでした。

14年前に勇んで設立した会社の業績低迷もさることながら、何一つ自信を持って話ができるまでに至っていない、という思いが強かった。

先日、全日本学生柔道大会会場で「近いのだからたまには顔を出してください」とお声をかけていただいき、お伺いすることになりました。
約1時間、堰を切ったように創業から今日までを続けざまに話す私に、ただただ「うん、うん」と聞いていただき、最後に

よく、頑張りましたね。ここまで続けたのはたいしたものです。

と言っていただいた時、身体中の力がスゥーっと抜け、会社までの帰路、どうやって歩いたか覚えておらず、帰社後、すぐに「この気持ちを記さないといかん」とFBにアップしたことだけは覚えています。

そして、数日たった今、強く思います。

続けるだけじゃダメです。

続けた先にあるものを明確にしないとなりません。

続けて、社員を幸せにしないといけないのです。

振り返ると創業メンバーで残っているのはただ一人(彼も関わり方は昨年で変わってしまいましたが)。

みんな、疲れ果てていなくなるというパターン。

そして、特にこの数年は「代表、すみません、すみません」と謝られて・・。

「続けられる秘訣ですか? できるまでやるということです」

と聞かれれば偉そうにいつもこう答えていましたが、何を持ってできたとするか?そして、それができたら次はどうするのか?というビジョンを明確にできるまでに至ってないからこういう結果になってしまったと、深く反省をしています。

そして、まずはこれから5年。

もちろん、

親子の絆を深め、子と夢をつなげるスポーツのテーマパーク創りに完成はありませんので、これはとことん追求します。

そして、社員の幸せ、一人一人の社員が将来を見据えることができるようにビジョンをわかりやすく共有し、一つ一つ目標を明確にしていくつもりです。

続けるために何が必要か?

未だ正解は定かではありませんが。まずは関わる全ての人を幸せにするという覚悟を持ち、死ぬ気で実行することからやり直していこうと思う今日この頃です。

いまから、ここから、改めて踏み出します。

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その459;夢)

7月8日。日本中が騒然となった元総理大臣・安倍晋三氏射殺事件。

民主主義の根幹を揺るがす、あってはならないこの事件に、こんなに日本国民が驚き、悲しんだ週末は無かったと思います。

心より、ご冥福をお祈り申し上げます。

さてその日は、昭和37年度生まれの経営者の会『虎の会』の久しぶりの集まりで、2002年発足時に『還暦をみんなで祝うまで頑張ろう!』というが実現しました。

兼ねてから予定されていた当日は、赤いちゃんちゃんこが用意され(私を含め3人は遠慮してしまいましたが(笑))、記念撮影。

印象的だったのは、どちらかというといつも弾け大騒ぎ気味のメンバーが一言ずつ、静かに、でも熱情を持った言葉でコメントしたことでした。

それは、たぶん会合場所の個室に掲げてあった一枚のサインを見た後でのものだったから・・と強く感じています。

巻頭の写真、安倍氏が現職総理大臣の時に書いたと思われるその色紙に力強い文字が、

メンバーのコメントが、若き日、どんな気持ちでいてそれにどのように対峙してきたか・・といった話に集中したような気がしました。

という私は、いつも通り、

自分の夢を語り、これからのビジョンを連呼していましたが・・(苦笑)

本気で夢を叶えたいのなら、あふれんばかりの情熱が必要なのよ。

学生時代、テレビで見たマリリンモンローの生涯を紹介した番組で爆発的に納得した発言

人としてうまれたからには、太平洋のように、でっかい夢を持つべきだ

大学を卒業して今一度読み返した『龍馬がゆく』で心に刻み込まれた文字

人生において最大の不幸は、夢を叶えないことではない。
叶えたい夢を持たないこと。

会社創立時に尊敬する経営者を訪ねた時、社長室で眼に入ったある高校野球名監督の色紙に書いてあったこの言葉

そして、

夢はみるものではない、叶えるもの。そして、その夢を叶えるための努力の積み重ねが人間力を付け、その努力を共にできる仲間がこの上ない宝物なんだ

と毎日のように連呼しまくっているのが今の自分です。

同じ夢ではないものの、それぞれの夢を持って生きてきた仲間と祝う還暦の席に出会ったこの文字をいま改めて突き詰める

そんな日となりました。

いまから、ここから。生きている限り、夢を持って!!!

永瀬義規



いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その458;勝利至上主義が赤面する本との出会い)

物事には全て、そこに至る、そうなる理由(わけ)があります。

もちろん、偶然そうなった場合もある、けど、だいたいは時が経つとそれが必然だった気付くことも少なくない。

このところ、

その理由を聞いて(話して)、その意義に痛烈に感銘することが二度ありました。

まず、一つ目は、

盟友、村上晃一氏の著書『ノーサイド 勝敗の先にあるもの』を読んだとき。

実社会で活躍しているスポーツ選手で、ラガーマンが非常に多い理由(わけ)を納得させられました(悔しいですが・・・)。

ベースボール・マガジン社時代、一つ下で入ってきた彼とは、当時では極・珍しいバリバリの『体育会』出身者ということで気が合い、本当に濃~い数年間を過ごさせていただいた仲。
お互い、退職し、それぞれの道を歩んでいる今もちょこちょこ連絡は取り合っている盟友です。

彼の作品が、神奈川県の「第39回夏のすいせん図書」小学5年生、6年生の部に選ばれたということで、さっそく買い求め読ませていただきました。

正直、

もし、還暦間近で、そこそこの人生経験を積ませていただいた私に今、幼い子供がいたら(あ、孫でも良いのですね(笑))、間違いなく、ラグビーをやらせる!

と思ってしまうほどの、ラグビーというスポーツに関わっている人たちの素晴らしさが真っ向からドーンと伝わってくる逸品でした。

まあ、これ以上褒めて村上が調子に乗ってしまうと腹が立つのでここまでにしておきますが(笑)、とにかく、読んでみてください。

特に

全国の柔道指導者の皆さん、ご父兄の方々・・・

勝利至上主義が云々いう人、言わない人、みなさん!

読みましょう!! 読んでください。絶対に無駄ではありません!!!

本の内容はただただ・・

高校ラグビーには引き分けがあり、引き分けたら次の進出はくじ引きで決める。

にまつわるお話です。

詳細は読んでいただくとして・・・、
作品の最後はこう締めくくられています。

勝敗を争うからこそ、感動的な引き分けがある。勝利を目指すのは必要なことだ。しかし、スポーツの価値はそれだけではない。なんのためにスポーツがあるのか、なんのためにスポーツをするのか、スポーツをする人、見る人、支える人が大切にしなければいけないことは何なのか。
東福岡と東海大大阪仰星の引き分けが、それを教えてくれた。

悔しいけど、最高です! あと10回は読み返すつもりです!

あ、二つ目・・・、ですが、
それは、

なぜ、中央大学柔道部の胸には大学の名前がないのか??

我々の誇りの話。初耳の学生には響いたと確信しています。

理由を知りたい方は、コメントで(笑)!!

いまから、ここから、学びはまだまだ続きます。

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その457;嬉しいこと言ってくれるなぁ・・(笑))

昨日、今日と日本武道館にて開催された全日本学生柔道優勝大会。

コロナ禍で思うように活動できなかった全国の学生たちにとって待ちに待った晴れ舞台。

我が母校は、ベスト8をかけて、ここのところ負け続きだった明治大学に逆転勝ちしたものの、次の日本体育大学には完敗。

でも、久しぶりに見ごたえある試合を展開してくれた後輩に感謝の気持ちでいっぱいです。

さて、

大会は、下馬評通り、東海大学と国士舘大学の決勝となり、1対1で勝負がつかず、代表戦で日本柔道90㎏級の若きエース・村尾三四郎(東海)と今年の全日本王者・斉藤立(国士舘)が相対。

全国の柔道ファン待望の好カードは、勝負がつかぬままGSに突入し、15分近い激闘の上、村尾が斉藤を抑え込んで一本勝ち。母校に6連覇をもたらしました。

この二人、もちろん、小学生時代はひのまるキッズ常連選手で、いろんな思い出がある選手。

まさしく、感無量でした。

彼らだけではなく、この日、日本武道館で青春を燃やしていた柔道家の中には知った顔だらけ。普段はアリーナ席でここぞとばかりに関係者と仕事の話をしまくっているのですが、今回は感染症対策のため観客席からじっくりと観戦となった分、十二分に堪能できました。

そんな中で、

この日、一番の感動が、後ろの席で観戦していた学生たちの会話

準決勝の天理vs国士舘戦でした。

実力伯仲の好試合が展開される中、始まりは後輩と思える学生の一言でした。

後輩 先輩、あの○○、メッチャ強いでしょう。

先輩 ああ、半端じゃないな(笑)

後輩 でも、先輩、自分、これまでの柔道人生でたった一つ自慢できることがあるんですよ!

先輩 なにそれ?

後輩 実は九州のひのまるキッズであいつに勝ったことあるんですよ!

先輩 マジで??

後輩 はい。あの時の嬉しさだけでいままで柔道続けられたといっても良いくらいです(笑)

先輩 そりゃ、すごいね!! でも、ひのまるキッズと言えばあっちの○○と俺、関東大会で当たったことあるんだよ!

後輩 マジですか!! で、どうだったんです??

先輩 すぐにやられるかと思ったけど、思ったより強くなくてさ。これは、いけるかも、と思って試合終了間際に大外掛けたら、思いっきり返されちゃったよ(笑) 

後輩 なんだ、負けちゃったんですね・・。

先輩 でもな、あの時、いつもは怖いオヤジに「お前、よく頑張ったな」ってほめられたんだよ。それが嬉しくてね・・。今思うと、俺もあのおかげで今まで柔道続けられたと思うよ!

いや~

嬉しくて嬉しくて、思わず振り向いて言ってしまいました。

おお! ありがとう!!!!!!!!!

いきなり、オヤジに振り向かれてお礼を言われた学生はキョトン。

準決勝が終わり、学生たちはいなくなりましたが、二度と振り向くことはできませんでした。

なぜって?

絶対に泣いちゃったからです(笑)

いまから、ここから、いやぁ、本当に嬉しかった。一生、忘れません!

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その456:内なる思い)

福田昌由追悼記念
第11回スポーツひのまるキッズ東北小学生柔道大会

は、昨日の練習会を含め、本日無事に成功裏に終了することができました。

皆様、本当にありがとうございました。

大会の詳細は、各スタッフからここで紹介されると思いますので楽しみにしてください。

とにかく、

今年は、ひのまるキッズの理念を内外共にとことんすり込む年にしようと心に決めています。

そんななかで、その理念を参加者と再確認する企画が今回より実施。

予想以上の反響に、スタッフの努力も浮かばれたと思います。

標語コンクール

内なる思いを書き込まれた短冊一つ一つにたくさんの勇気といただき、将来への希望を感じ取り、大きな自信につながりました。

この詳細もスタッフより(笑)

ありがとうございます。

いまから、ここから、手応えは十分です。

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その455;選ばれる理由(わけ))

人生は選択の連続。

生きるか、死ぬか・・などど常日頃から思っている極端な例は別として。
人は事あるごとに、脳から毎分、毎秒、選択を強いられ、身体に伝達をして生命を維持している。

こうやって空港のラウンジでこのブログを書いているときでも、

暑いから、上着を脱ぐ、いや脱がない・・

少し疲れたから休憩しようか、いや、もう少し頑張ろう・・

耳が痒いから、かこうか、いや、かかない(笑)・・

など、執筆中でも、なんて表現しようか? どの言葉を使おうか・・・?

なんて、その瞬間、瞬間、選択をしている。

先週、このブログを書かなかった(書けなかった)のも今、ぶち当たっている壁にどう対峙していくか迷っているからで、その気持ちは今でも固まってはいない。

今回の出張でも、

先が見える、見えないの話が飛び交った。

でも、この世の中、10年前にスマホで様々な決済ができ、道もわかり、なんでも調べられるなんていう世界が展開されるなんて想像できたわけでもなく、おまけに10年後、何がどう変わるか、起こるかなんて私ごときには想像もつかない。

なので、何が正しい選択なのかは、やってみなければ、終わってみなければわからない。

それならば、四の五の言わず、やってみよう! 

いいからやる。
すぐやる。
黙ってやる。

先が不安、未来が見えない、なんて言っているのではなく、

己を信じ、鍛え上げ、来るべき先に全身全霊をもって挑み、自ら未来を拓く。

そして、やる、やらない、の判断はそれが世の中の人たちに必要とされるか否かと心に決め、必要とされるよう努力を惜しまない。

選ぶより、選ばれたい。

福岡空港にラーメン滑走路という飲食スペースができ数年が経つ。

そこには数多くのお店が軒を連ねているが、私はいつも行くところは決まっている。

その理由は・・、

とことんこだわったシンプルさが好きだから。

もちろん、その味は美味であり、スタッフの対応も素晴らしいという当たり前なことはクリアしている(私的に)。
でも、選んでいる理由はただ単にそのコンセプト。値段など確認したこともない。運び込まれた器をのぞき込むとこだわりが実感でき、ホッとする。

スポーツひのまるキッズは、スポーツで親子の絆を深め、子と夢をつなげるテーマパーク。

スタッフにはそれをとことん追求するように日々口酸っぱく言っている。

そして、テーマパークに完成はない、とも。

人々に選ばれるための小手先の工夫より、その理念に常に向き合い、決して妥協せず、やるべきことを愚直に取り組む熱情を持ち続けたいと改めて思っている。

いまから、ここから、まだまだ青春真っ只中!!

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その454;見守る)

久しぶりの有観客で訪れた東京学生柔道優勝大会。

あの怒涛のTOKYO2020以来、日本武道館に足を踏み入れたのは先月の全日本選手権以来。まだ、下に降りる気がしなく、じっくり観客席から見守らせていただきました。

我が母校は、

東海大学に6-1と完敗。

残念ながら力の差は歴然。

FBは『思い出』という非常にいいページがあり、私の場合は2012年からのその日の投稿がアップされ、それを見て振り返り、反省したり懐かしがったりしているのですが、ここ数日、東京学生の過去の投稿がアップされるたび、

いつも、いつも、

『後輩にもっと何かできたはずだ!』『悔しい!』

を連呼していて、正直、今回もそうなるだろうな(後輩には失礼ですが)と思っている自分がいました。

でも、今回はこれまでと少し違う思いでこれを書いています。

数年前、中大柔道部創立以来初めてのオール一本負けを同じ東海大学に味わった時と同じような終わり方をするのかなぁ・・と思っていたところ、大将が最後の最後で目の覚めるような一本を決めてくれたからか・・でしょうか?

試合が終わっていつもはすぐ直後に監督と叱咤激励をしていたのですが、それをせずに観客席でそこに上がってきて挨拶に来てくれた数名の選手たちの顔を見たとき、悔しさも怒りも感じることがなく、

ただ、

ご苦労さん、全日本で頑張ろう!

と心の底から素直に言葉をかけることができました。

たぶん、それには訳がありました。

後輩たちが挨拶に来るほんの少し前に久しぶりに会話できた親子の姿がそうさせたのだと思います。

日大3年生で、今年の全日本選手権にも出場した石村君とお父さん。

ちょうど私のすぐ後ろで友人(と思った)と談笑していたので、思わず『石村君、久しぶり!!でっかくなったなぁ!!』と声をかけたところ、

『おお!社長、お久しぶりです!』と満面の笑みで話しかけてきたのが、隣にいた友人・・ではなく彼のお父さんでした。

そう、かつてひのまるキッズに今は高校生の弟と三人で親子出場してくれていた名物ファミリーとの再会でした。

そんなに長い時間ではありませんでしたが、二人の関係があの時と全く変わらず、それが本当に嬉しかったのです。

この親子の会った後に来た後輩に対し、たぶん私は親のような気持になっていたのかもしれません。

子がいない私が言うのもなんですが、

それはまさに、

見守る

という言葉がピッタリ。

『あなたはいったい何人の子供たちを見守っていたんでしょうかね・・。そして、これからもよろしくお願いします』

会場を去るときに見上げた日章旗に思わず話しかけてしまいました。

いまから、ここから、見守るべく対象の多さにワクワクです!

永瀬義規

いまから、ここからひのまる社長の独り言(その453:その先にある子どもたちの未来を信じて)

永瀬さん、大変やねぇ・・。
大会できなくなるらしいね。

大阪出張で久しぶりに行った馴染のお好み焼き屋さんで、店のおっちゃん開口一番のお言葉・・・。

いえいえ、

ひのまるキッズはしっかりと続けますよ!!
だって、全柔連が懸念する“行き過ぎた勝利至上主義”が最も生まれにくい大会だから!!

と答えた私。

以前のここで書かせていただいたスポーツ誌の件からふと気が付くと、頭がいっぱいになってしまうこと・・。

それが、

果たして、大会が減り、ひのまるキッズ参加が増えた時、今までよりももっとしっかりとひのまるキッズの理念を参加者にお伝えすることができるだろうか?

という不安。

そんな中で、出来上がった9月11日の東海大会のエントリー案内。

振り切りました!!

参加者募集としては、不適当じゃないのか?

様々な誤解を招くのではないか?

等々・・。

スタッフの間でもいろいろ議論は出ましたが、

まずは、しっかりと想いを伝えよう

という覚悟をもってこれを発信することになりました。

子どもに無理な減量を強いたり、審判を罵倒したり・・

当たり前のことを当たり前できる子供の育成を掲げ、親子の絆を深め、子供と夢をつなげるテーマパークにこれは全く無縁。そういう人は失礼ながらスポーツひのまるキッズへのご参加をお断りさせていただきたい。

それ以上でも、それ以下でもありません。

いまから、ここから、どんなことがあってもあきらめず、不退転の覚悟でこれを貫き通します。

永瀬義規