柔道の本質とは?

こんばんは、ひのまるキッズの原です。

スポーツひのまるキッズ小学生柔道大会のテーマは「柔道の本質」と「親子の絆」です。

今回はそのテーマである、「柔道の本質」についての私の想いをご紹介させていただきます!

柔道とは心身の力を、最も有効に使用する道である。 その修行は、攻撃防御の練習により、精神身体を鍛錬し、 その道の真髄を、体得する事である。そして、是によって、 己を完成し、世を補益するのが、柔道修行究極の目的である。(嘉納師範遺訓)

 

柔道の練習を大まかにいうと、、

まず受身から行います。相手に投げられたときのための準備です。

次に相手に攻撃を施すための技を習得していきます。

しっかりとの技を習得したところで、実際に相手と組んで、乱取りを行います。その乱取りの練習によって、相手を投げるため、相手に投げられないようにするための様々な創意工夫が必要になってきます。

この攻撃や防御の練習で心と体、そして実際に投げるための技(つくりと掛け)を磨いて向上させていくことになります。

そして、乱取りをするためには、相手がいなければ、その攻撃防御の練習もできません。

だからこそ、相手を敬い感謝することを学び、礼儀礼節が身に付けられていきます。

こうした練習で体得したことを、通常の生活にも応用していくことで社会に貢献出来る人間づくりに繋がるのだと思っています。

私自身、小学生から柔道をはじめ、実業団まで競技者として続けてておりましたが、柔道がなぜ人間教育なのか。具体的に柔道の練習がどのように社会に繋がっているのかを考えたこともありませんでした。

もし、子供の時から柔道の本質を何となくでも理解しながら柔道の練習を続けてもらえたら、きっと素晴らしい柔道家が育ってくれるのではないかと大きな期待を持っています。

スポーツひのまるキッズ小学生柔道大会では、「柔道の本質」=人間教育だと捉え、

大好きな親と一緒に楽しみながら学べる一日を提供していきたいと考えております。

 

◆第7回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会と第6回スポーツひのまるキッズ四国小学生柔道大会は、現在、エントリー受付中です。

http://www.hinomaru-kids.jp/

たくさんのご参加をお待ちしております!!

五つの心

筑波大が初の学生日本一に。永瀬選手ってホントに凄い!

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先週のこのブログで、
全日本学生優勝大会のことを書きましたが、
今年の学生日本一、決定しました。

このブログでも別のスタッフが書いているので、
すでにご存知だと思いますが、
女子が山梨学院大、そして男子は筑波大でした。
ともに決勝戦は、代表戦にもつれる接戦。
勝利の女神がどちらの大学に微笑むのか。
最後の最後までわからない、
本当に手に汗を握る激戦でした。

とりわけ男子の決勝は壮絶でした。
「勝負は時の運」と言うと
軽く聞こえてしまうかもしれませんが、
筑波大―東海大の決勝しかり、
筑波大―日大の準決勝しかり、
(筑波大が大将戦で一本勝ちし、1-1の内容で逆転勝ち)
日大―明治大の準々決勝しかり、
(日大が2-2の内容で逆転勝ち)
いずれも、次に戦ったときには同じ結果になるのかわからない、
まさに紙一重の内容だったと思います。

でも、その接戦を制して見事、優勝を成し遂げた筑波大は、
やはり今年の大学日本一に相応しい、
実に素晴らしいチームだったと思います。

筑波大学は体重別団体での優勝は3度経験していますが、
優勝大会での優勝は初めて。
今まで筑波大と言えば、個々の選手の実績は素晴らしいものの、
例年、重量級の選手層が薄く、
優勝大会で決勝の舞台に上がったことは
一度しかありませんでした。
しかし、今年の筑波大は12人の登録選手中
なんと5人が100㎏超級、2人が100㎏級という大型揃い、
そこに、81㎏級のアスタナ世界選手権の代表であり、
昨年は全日本選手権でも3位に入るなど、
重量級が相手でもめっぽう強い、
永瀬貴規選手という主将がいる――。
「今年チャンスを逃したら、二度と優勝できない」と
増地克之監督が言うだけの、強さと気魄を持ったチームでした。

決勝を争った東海大も
優勝する実力は十分にあったと思います。
筑波大に2点を先行されながら、
同点に追いつく2点目を取った長澤憲大主将の執念には、しびれましたし、
その瞬間は、東海大のV8に大きく傾いたように感じられました。
しかし、本当に勝負は最後までわからないものです。
まさか、代表戦にもつれる展開となり、
永瀬選手とウルフアロン選手が戦うことになり、
そして、体重で言えば、2階級も下の永瀬選手が勝つことになるとは……。
東海大OBの一人が「永瀬一人にやられた」と言っていましたが、
確かに、そういう印象を持った人は多かったと思います。

永瀬選手は言うまでもなく81㎏級の選手です。
実は、今大会の筑波大のメンバーの中で最軽量でした。
でも、組み負けるシーンもなければ、力負けするシーンも
まったくと言っていいほどありませんでした。
改めて、永瀬選手の凄さを痛感しました。

試合後、東海大のベイカー茉秋選手やウルフ選手たちが
目を真っ赤にし、会場の片隅でヒザを抱えて座り込んでいました。
連覇を止めてしまった無念さと悔しさを噛み締めていたのでしょう。
この敗戦は、おそらく彼らをさらに成長させると思います。

次(の団体戦)は10月の体重別団体優勝大会。
ひと回り成長した選手、チームの戦いを楽しみにしています!

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(写真上 優勝直後、抱き合って喜ぶ筑波大の選手たち。
写真下 優勝インタビューに応える永瀬主将。思わず涙が…)

ひのまるキッズ事務局 林

半分、経ちました!

みなさん、こんばんは。

年月が経つのは本当にあっという間…

明日は7月1日、2015年のど真ん中なんですね~

そして明日は「うるう秒」らしいです。

「うるう」は、一年の日数や月数が暦の上で平年より多いことを指す言葉。

で、うるう秒…通常、デジタル表示が59秒→00秒になるはずが、60秒になるんですって。日本時間2015年7月1日午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間にうるう秒が1秒挿入されるそうです。

でも、それが実際にどんな影響があるかは調べきれてませんので、興味がある方はネットでお調べくださいませ。すいません^^;

さて、時間はず~っとさかのぼり、高校卒業の日、大好きな先生から贈られた言葉「命短し 恋せよ 乙女」、「お前たち、二十歳になった瞬間から、転がるように年月が経つから、ぼ~っと過ごさず、時間を大切に。一日も24時間以上無いんだからな!」と。

先生ったら、何を言ってるんだろ~と思ったものですが、大人になると、拍車がかかったように月日は流れ、新年明けたばかりと思っていたら、あっという間に年の半分。次に気付いたらもうX’masなんてことに。

うるう秒で1秒得した2015年のうちに、納得いく何かを残さなければ、もったいない。

あと半分、少しは自覚を持って過ごしてみよう…と、プチ決意。できるかな~(笑)

ひのまるキッズ事務局 丸山

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ひのまるキッズ四国大会エントリー開始!!

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こんにちは!

9月27日(日)愛媛県武道館にて開催の『第6回スポーツひのまるキッズ四国小学生柔道大会』
本日より、エントリー開始しました!!

お申込みの際は下記、エントリーサイトまでアクセスください!
たくさんのご参加をお待ちしております!

★第6回スポーツひのまるキッズ四国小学生柔道大会ブログ★
http://hinomaru-kids.jp/shikoku6/

ひのまるキッズ東北大会マナー賞決定!

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こんにちは!

6月21日(日)青森県武道館にて開催された『第6回スポーツひのまるキッズ東北小学生柔道大会』マナー賞を東北大会公式ブログにて公開中です!

受賞された選手、保護者、所属道場のみなさん、おめでとうございます。

受賞選手の所属道場へ事務局より、賞状を送付させていただいております。

今後も礼儀礼節を重んじ、日々感謝の気持ちを忘れず、稽古に取り組んでいただきたいと思います。

★第6回スポーツひのまるキッズ東北小学生柔道大会ブログ★
http://hinomaru-kids.jp/tohoku6/

ひのまるキッズ東海大会エントリー募集中!

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こんにちは!

9月20日(日)三幸・スポーツマックス愛知県武道館にて開催の『第7回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会』
現在エントリー募集中です!

東海大会初のチャレンジマッチも開催!
大会7年目もイベント盛りだくさん!
お申込みは下記、エントリーサイトにアクセスください!
たくさんの皆様のご参加をお待ちしております!(^^)!

★第6回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会公式ブログ★
http://hinomaru-kids.jp/tokai7/

今週末、大学日本一が決定!

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いよいよ今週末(6月27日、28日)は、
大学日本一を決める全日本学生優勝大会。
言うまでもありませんが、大学生の大会で最も盛り上がる大会であり、
見ているほうも“血湧き肉躍る”大会です。

昨年は、東海大が決勝で日大に4-2で逆転勝ちし、
史上初となる7連覇を達成しました。

平成24年から、決勝は3年連続で東海大と日大の間で争われており、
平成24年は、東海大が3-3の代表戦、
平成25年は、東海大が6-1、
平成26年は、東海大が4-2で勝利し、
いずれも東海大学が優勝を飾っています。

※ダイジェスト映像が下記でご覧いただけます。
http://www.gakujuren.or.jp/movie.html

今年の戦力を見てみると、
東海大は、今夏の世界選手権代表のベイカー茉秋、
90kg級学生チャンピオンの長澤憲大、ウルフ・アロン、
新入生の香川大吾(インターハイ王者)など錚々たる顔ぶれで、
今年も優勝候補の筆頭と言っていいでしょう。

続くのは、前哨戦と言える東京学生優勝大会の決勝を東海大と争った明治大。
(東海大が3-2で勝利)
明治大は、高校選手権100㎏超級王者の小川雄勢、100kg級王者の川田修平、
100㎏超級インターハイ3位の田中源太と大型補強に成功。
大黒柱の上田轄麻(昨年の100㎏超級学生王者)もおり、
強力布陣で、平成13年以来の優勝を狙います。

3年連続準優勝に甘んじている日大も「今年こそ!」の決意を秘めています。
昨年までエースとしてチームを引っ張った原沢久喜が卒業し、
戦力的にはやや落ちているような気がしますが、
主将のレイズ・カヨルを中心に、昨年の100kg級学生チャンピオンの制野孝二郎、
2年生の佐藤和哉など、チーム力では昨年以上との評価もあります。
先日、T先生に話を聞いたところ、
「原沢がいなくなって、選手たちに原沢に頼る気持ちがなくなったから、
今年は日大が優勝するよ」とおっしゃっていました。

順当であれば、強力新入生の加入でガ然勢いに乗る明治大と日大は
ベスト4をかけて4回戦(準々決勝)で対決!
また、国士舘大と天理大も順当であれば準々決勝で対決します。

ルールが変わり、身体の小さい選手が勝つことが
難しくなってきているのは確かですが、それでも、
オーダー次第でまったく異なる結果となる可能性があるのが
団体戦の面白いところ。
大会を前に、まずは組み合わせを見て、
勝ち上がり予想を楽しんでみてはいかがですか。

(写真は昨年V7を達成した東海大)

http://www.gakujuren.or.jp/pdf/2015/2015b_t.pdf

ひのまるキッズ事務局 林

方言のちから

みなさん、こんばんは〜

ひのまるキッズ東北大会も無事に終わりました。

久しぶりの東北出張、たくさんの方とお話をしました。

そして、私の耳に東北の方言がとても優しく、聞こえてきました。

私は東京で生まれ、父親の転勤で、小さい頃に関西へ転校、大阪ですくすく育ちました。

順応性が高いみたいで、引っ越して一週間ほどで関西弁を話していたそうです(笑)

ただ、母親が関西弁に一切慣れず、関西弁で話すと漫才みたいと笑うので、自宅に帰ると標準語、もしくは両親の故郷の言葉…信州弁。

そう、私は特に役に立たない方言のバイリンガルに。

まあ、話す相手が関西弁や信州弁などで喋らないと、方言は出ないんですけどね。

そして、すっかり関西人として生活をしていたのに、またもや父親の転勤で中学3年の2学期という中途半端な時期に関東へ転校する事に。

関西からの転校生がよほど珍しかったのか、転校初日から休み時間ごとに隣のクラスからも「大阪弁しゃべって〜」と。

思春期で転校がとても不安だったのに、関西弁をしゃべれたことで、まわりに友だちが集まってくれ、すぐに仲間が出来ました。

日本各地で色々な方言があると思います。

出張へ行くと、その土地の方言を普通に話してる地元の方との会話が新鮮でとても好きです。

まだまだふれたことの無い、地方の言葉と、これから先、どれくらい出会うことが出来るか、楽しみです。

ひのまるキッズ事務局 丸山

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東北大会を終えて

こんばんは、スポーツひのまるキッズ事務局の原です。

昨日、第6回スポーツひのまるキッズ東北小学生柔道大会を無事に大きな怪我もなく開催することが出来ました。

ご参加いただいた選手・指導者・保護者、大会運営として、事前準備から大会設営、大会当日とご尽力下さった、青森県柔道連盟の皆様、そして、大会の趣旨にご賛同いただき、ご支援くださった協賛社、後援各社の方々に心から感謝申し上げます。

今大会は、青森県に隣接する秋田県や岩手県からの参加がこれまでで一番少なく、どうしたもんかと問い合わせてみると、全国小学生学年別柔道大会の予選を来週に控えているため、今回はさすがに出場を辞退したというお話をたくさんいただきました。

ひのまるキッズは「柔道の本質」と「親子の絆」をテーマに、一人でも多くの親子に楽しんでもらい、想い出づくりになるような大会を目指しており、参加経験がある親子からは高い評価も頂いております。

今大会も、多くの皆様からのご協力で、これまで以上に素晴らしい大会だったと感じております。

だからこそ、もっと沢山の親子に、大会に参加してもらえたらと、これまで以上に強く感じた大会でもありました。

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その103:続ける理由(わけ))

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皆さんは、物事をやり続けることの理由として、最重要なことってなんですか?

失敗したくないから、
成功していないから、
もっと上を目指すから…

または、

やらなければならないから、
自分達しかできないから、
やったら気持ちがいいから、
好きな人、世間に認められたいから…

十人十色、様々な答えがあるでしょう。

ひのまるキッズも今日の東北大会でトータル45回目を迎え、東北復興支援で被災地からのご招待も250名を超えました。

最近、いろんな人から事業継続についてのご意見をいただくなか、様々なうねりを迎え、その『続けること』の理由(わけ)
を常に頭の中でグルグル思考している自分がいます。

そんな中で迎えた今大会で、その理由(わけ)が一つ明確になりました。

それは、少なくても我々しかこれを続けられないから。

人、物、金、ではなく、

理念、意地、思いだけで動いていたとしても、これを続けられるのは、自分達しかいない、と思います。

そして、これを続ける覚悟の上で、続けて、どうやってこれを社会のためにより役立て、なおかつ、自分達の生業とすべきか…。

それが明確になるまでひとまず走り続けることにします。

いまから、ここから、その先にある物を掴むために!

永瀬義規