ひのまるキッズ関東大会での「気づき」と「感謝」

先週末、横須賀で開催したひのまるキッズ関東大会。
前日の練習会から、懇親会、そして、大会当日の
試合もイベントも、そしてブースも大盛況でした。
参加してくださった選手親子、指導者の皆さん、
そして、大会運営に携わっていただいた
役員、係員、協賛社の皆さん、本当にありがとうございました。

大会前日には地元の中学生約180人が来て、
畳敷きから、幕張り、机やイスの準備と、
先生方の統率のもと、素晴らしい働きで
設営のお手伝いをしてくれました。
いつもは屈強な大学生や高校生にやってもらうことが多い畳敷き、
体力的にも、中学生では大変だろうなぁと思っていましたが、
そんな心配はご無用。あっという間に、約600畳を敷き終わり、
設営後は、全員で練習会。

髙藤直寿
(写真:大会当日、柔道クリニックで指導する髙藤直寿先生)

練習会では、ひのまるキッズの講師として来ていただいた
髙藤直寿選手が特別指導をしてくださり、大盛況でした。
髙藤選手は、26日から始まるアジア選手権の直前にも関わらず、
ひのまるキッズの小学生練習会、そして、中学生の練習会と、
嫌な顔ひとつ見せずに一生懸命指導してくださり、
子供たちも大喜びの様子でした。

田知本遥
(写真:子供たちに手取り足取り指導をする田知本遥先生)

大会当日には、皆さんご存知のように、
髙藤選手に加え、田知本愛・遥姉妹、羽賀龍之介選手、王子谷剛志選手と
日本のトップ現役選手がイベント講師として勢揃い。
試合を行ったメインアリーナから少し離れたサブアリーナで行った
柔道クリニック、受け身・打ち込みコンテスト、えび・しぼりレースは
いずれも大盛況。
お父さん、お母さんも興奮気味に、
子供たちが指導してもらっている様子を
ビデオや携帯で撮影していました。

田知本愛
(写真:受け身コンテストで子供にアドバイスする田知本愛先生)

主催者として嬉しかったのは、
講師の先生(選手)たち自身もとても楽しそうに
子供たちと接していたこと。

そして、感心したのは選手たちのホスピタリティの素晴らしさです。

ひのまるキッズの大会講師は、正直言ってキツイです。
9時過ぎの開会式であいさつをしていただき、
試合開始とほぼ同時に、イベントスタート。
高学年の柔道クリニック、受け身コンテスト、打ち込みコンテスト、
低学年の柔道クリニック、えび・しぼりレースと続き、
最後は、表彰式でのプレゼンター。
4時過ぎの閉会式(表彰式)まで、
これでもか!ってくらいに盛りだくさんです。

王子谷剛志
(写真:しぼりレースに王子谷剛志先生が参加し子供とデッドヒート!)

ふつうの柔道教室であれば、
せいぜい3~4時間の拘束時間だと思いますが、
ひのまるキッズはたっぷり6~7時間。
当然、講師の先生方と子供たちが触れ合う密度(?)は、
比較にならないほどだと思います。

そんなこともあり、講師づきのスタッフは、
当然、講師の負担をできるだけ減らそうと、
子供たちには申し訳ないのですが、イベントが終わると、
次のイベントまで休んでいただくために、
心を鬼にして、サインや写真を断り、
講師の先生を、迅速に控室に移動させようとします。

今回も、最初はそうしていましたが、
子供たちのサインや写真を断っている姿を見ていた先生方のほうから、
「せっかくだからサイン会をやりましょうよ。
できる限り、対応しますよ」という申し出があり、
急きょ、イベントの合間の時間を利用し、
サイン会を行うことになったのです。

その気持ちが嬉しいじゃありませんか!

羽賀龍之介01
(写真:子供たちのサインに応じる羽賀龍之介先生)

「ありがとう」という感謝の心
「私がします」という奉仕の心
「おかげさま」という謙譲の心

関東大会は、私にとっても非常に“気づき”のある大会でした。

講師の先生方はもちろんのこと、
関東大会にかかわっていただいた、
すべての皆さんに心より「感謝」します。

ひのまるキッズ事務局
林 毅

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