スポーツ界の三角形の頂点は俺がいなくても問題ない。
俺は、三角形の底辺、基盤をしっかりと支え、スポーツで飯を食える事業を興す!
起業して『ひのまるキッズ』を始めて6年。
まだまだスタートしたばかり、日々、一日一死の思いで前に進みます!
夢はでっかく、根はふかく
いまから、ここから、ひのまるキッズが全国を駆け回って行ける日を夢見て。
永瀬義規
通算34回目のひのまるキッズ、第五回九州大会が無事終了しました。
今回も数々の感動を与えてくれましたが、その中で特に大盛り上がりだったのが、過去最大参加数(18名)参加の『保護者の部』。
実は、中国大会で恐れていたケガ人が発生し、継続に一抹の不安を持っていた私の気持ちを一掃してくれたのが、今回、大会にもエントリーした後輩の言葉でした。
『先輩、『保護者の部』は八方良いことつくしです。
勝ったら、親の威厳を保てる。
負けたら、「お父さんだって負けるんだから…」って、子供が負けたときの言い訳材料を与えられる。
そして、何より、
子供に、ひとつのことを一生懸命やっている自分の姿を見せることができる。
こんなに素晴らしいことはないんです』
何事においても冷めている現代の若者たち。それは、熱くなろうにも、熱くなる模範がないから、そうならざるおえないのではないでしょうか?
そんな中で、一番身近な『親』が見せてくれる一生懸命な姿に、熱くならない子供はいないと実感させられた『保護者の部』。
言ってくれた後輩は、身長で21センチ、年齢で8歳違う、かつての名選手の前に撃沈してしまいましたが、そこで見せたいつもとは違った鷹のような勝負師の眼には、弊社スタッフをはじめ、見ている者を魅了する何かがあり、それは必ずや観客席の妻子に感動を与えたと確信しています(^-^)(^-^)v
いまから、ここから、人生常に一生懸命! とことん己を尽くす姿に感動しない人間はいないと信じて前に進みましょう。
永瀬義規
あけましておめでとうございます。
2014年のスタートです!
昨年は、柔道界は波乱の年でした。
少年柔道界にとっても、ターニングポイントとなる
重要な1年だったと思います。
今までごく普通にやっていたことも、
「それが常識だろう」とか「前からそうだから当たり前」とか、
「周りがやっているから正しい」という価値基準で考えるのでなく、
その都度、自分自身の頭でしっかりと考え、見直し、修正する。
場合によっては、それまでやっていたことと正反対になったとしても、
あるいは、それまでやってきたことを全否定することになるとしても、
変えなければいけないことがあると、そんなことを考える機会になりました。
このブログは「親子の絆」をテーマにしていますが、
子育てに関しても、どんな育て方が正解かなんて誰にもわかりません。
年末にテレビでやっていた「ビッグダディ」にしても、
あの両親の子育てについては、賛否両論あるでしょう。
他人の親子関係を見て、「素晴らしい」と思うこともあれば、
正直、「ひどいなぁ」と思うこともあります。
ひのまるキッズの大会会場で見る親子関係も千差万別、
親の愛情のかけ方も、子供の愛情の捉え方も十人十色です。
どの親子も、それぞれ「オンリーワン」の親子の形を作っているんだと思います。
スポーツひのまるキッズ柔道プロジェクトは、
柔道の大会を運営していますが、
目的は「柔道の強い選手を作ること」ではありません。
あくまで「親子の絆」を確かめたり、強めたりすることのできる場を
提供することだと思っています。
皆さんの意見や感想もどんどんお聞かせいただければ幸いです。
本年も宜しくお願い申し上げます。
スポーツひのまるキッズ事務局 林
今年も残すところ2日になりました。ありがとうございました。
この一年間、とにかくがむしゃらに突っ走っていました。
得るもの、失うもの・・・本当に今までの人生で一番経験したような気がします。
そして、今、言えること。
確かに、世の中からしてみれば、大したことではないかもしれないけど、ひのまるキッズだけは
どうしても存続させていかなければならない、ってこと。
理由は・・・
良いこと。だからです。
世の中、いろいろなことがありますが、良いことやってるんだから、絶対に失敗することはない!という
強い信念をもって、来年も一組でも多くの親子の絆を深めるお手伝いをスタッフと構築していこうと思っています。
それには、まず自分自身を律しないといけません。
精進してもっともっと気張って己をとことん尽くしていこうと思います。
いまから、ここから、みなさん、よいお年を!!
永瀬 義規
こんにちは。
九州大会の次は近畿大会です。
九州大会の2週間後に行われますこの大会、エントリーは1/5までです。
この大会でも保護者の部を開催。
現在15名の保護者様にご応募いただいております。
人気のブースもいろいろ決まってきました。
てもみんのマッサージブースも展開されます。
ぜひ出場ください。
「男は外で数えきれないほどの嫌な思いを家族を守るためにしている。だから、一番大切な家族に嫌な思いをさせるくらいなら、そんな仕事はしない方がましだ・・」
26年前、結婚の報告をした時に父からの一言。
5年前に亡くなった父は、学生時代に起業したり、大物政治家の秘書をやったり、人気漫才トリオのマネージャーをやったり、25歳になるまで、それは派手な人生を謳歌していたらしい。
ところが、25歳になった年に脱サラをし、三歳年下の女房と仕出し弁当屋さんを開業。男女一人ずつ子供を立派に育て上げた。そして、我々がアメリカに在住していた時に義理の両親と共にテキサスに遊びに来た1993年、51歳の時に初めて長期休暇で店を休んだという。
父のお通夜の時に、かつての写真を整理しているとき『父さんはなんで25歳の時に急に弁当屋さんなんて始めたんだろう』って父の弟に尋ねたら・・・、
『そんなこともわからないのか? それはね、お前が生まれたからだよ・・・』
25歳で結婚し、51歳の今まで、自分なりにがむしゃらに働いて、己を尽くし、今は『ひのまるキッズ』という素晴らしいイベントにたずさわることができ、たくさんの『親子の絆』を深めるお手伝いができ、貧乏ながらも充実した人生を送ってきた・・つもりだ。
それもこれも、両親が自分を守るためにやりたくもない『弁当屋さん』を始め、それこそ51歳まで寝ずに休まず働いてくれたおかげだということ。そして、25年間、こんな波乱万丈な人生に文句も言わず必死に支えてくれた女房がいてくれたこと・・そのおかげだということをすっかり忘れて自分だけが大変だとブログだのフェイスブックだので、『いまから、ここから!』って自己満足をしていたような気がしてならない。
人生にやり直しはきかない。
自分の幸せ、欲望を望むのではなく、一番守らなければならない家族の幸せ、社員の幸せ、そして社会の人々の幸せを今一度願って今後の人生を送らなければ、尊敬する父親に天国で顔向けできない。
いまから、ここから。
いろんな意味で、いまから、ここから!! 決してあきらめない!!
永瀬 義規
12月8日のひのまるキッズ中国大会でも、お母さんがとても頑張っていました。
保護者の部に出場した遠藤珠央さん(右)と高村裕望子さんです。
吉備(岡山)から出場してくださった遠藤さんは柔道歴8年、高校時代は山口県代表としてインターハイにも出場経験があるというなかなかの強豪。
とはいえ、大学を出てからはほとんどやっておらず、子供が始めるようになって少し道衣を着る機会は出てきたものの、試合となると随分久しぶりということで、試合後に感想をお聞きすると「いやぁ、緊張しましたよ」と第一声。
「高校や大学の頃の試合は、いつも勝たなきゃいけないという気持ちでしたが、今回は、子供と一緒に、勝ち負けよりも、礼儀や挑戦する気持ちを大切にしようと思って出場しました。結果は負けてしまって、息子はちょっと不満そうですが、私はいい経験ができて本当によかったと思っていますし、息子も、こんなに大きな大会に今まで出たことがなかったので、勇気を出して出場して、いい経験になったと思います」
大会前の練習で肩を痛め、不安も相当あったそうで、「今日はケガをしないことを目標にしていたので、とりあえず良かったです。実は主人に、試合に出ること話してないんですよ」とにっこり。
自分の柔道衣は、こっそりと荷物に忍び込ませてきたそうです。たぶん、バレバレのような気がしますが……(笑)。
一方の高村さんは、なんと30代半ばから柔道を始めてキャリア3年。これが人生4度目の試合だったそうです。週3回、子供たちと一緒に柔道の練習をしているという高村さんも、柔道を本当に楽しんでいる様子でした。
試合後に話しているお二人は、まるで旧知の仲のような雰囲気で、柔道を通して、人と人の「輪」がどんどん広がっていくような、そんな気がしました。
スポーツひのまるキッズ事務局 林