すっかり魅了された布袋様の表情と子供のプリケツ

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先日、『大仙厓展』に行ってきました。
仙厓というのは、江戸時代の禅僧で、
ユーモラスで楽しい禅画を通して、
庶民にわかりやすく禅の教えを説き、
多くの人に愛された僧侶です。

昨年、私が読んだ本の中で最も感動した
百田尚樹さんの『海賊とよばれた男』の
主人公・国岡鐡造のモデルである出光佐三氏
(出光興産創業者)が作品を蒐集し、
本の中にも度々出てくるため、
とても気になっていたのですが、
たまたま品川駅で、大仙厓展のポスターを見かけ、
これは! と思い、お休みの日に行ってみたというわけです。

最近、腹まわりの巨大化が加速しつつある私にとって、
他人とは思えない、布袋様を描いた作品の数々、
さらに、動物や子供を描いた作品は
どれも愛くるしくて、慈愛に満ち、
見ているだけで心がほんわかしてくる上に、
画に添えられた言葉、教えには考えさせられるものも多く、
とても充実した休日となりました。
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個人的には、ポスターにもなっている、
『指月布袋画賛』が生で見られ感動しました。
子供の「プリケツ」がとにかくかわいいし、
子供と布袋様の表情は、見ているだけで、
なんとも幸せな気持ちにさせてくれました。

その他にも、「これも紹介したい」と思った作品が
いくつかありますが、それは次の機会に。

大仙厓展は、
今週いっぱい(13日日曜日まで)なので、
興味を持たれた方は、有楽町の出光美術館まで足を運んでみてください。
かなりオススメです!

ちなみに、今回の仙厓展ですが、出光美術館開館50周年記念ということで、
出光美術館所蔵のものだけでなく、福岡市美術館、九州大学文学部所蔵の作品も集まった、まさに『大・仙厓展』。これだけの作品が一堂に集まるのは30年ぶりらしいです。

最近は、映画や展覧会を見ても、あまりグッズを買うことはなかったのですが、
ついつい絵はがきのセットと展示録を購入してしまいました。

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ひのまるキッズ事務局
林 毅

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