いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その476:2023年に向けて)

2022年は本当にお世話になりました。

還暦を迎え、新事業を興し、大病しながらもひのまるキッズをやり切った激動の一年となりました。

なんとか乗り越えられたのも、ひとえに皆様のお力添えのおかげです。 本当にありがとうございました。

そして、2023年は我々にとって記念すべき年となります。

ジャパンスポーツコミッション15周年。
スポーツひのまるキッズ協会10周年。

今年はスタッフ全員

青春真っ只中!
今日の私が一番若い!! 

を掲げて、

改めてこれまでを見つめ直し、次のフェーズを迎える節目の年としたいと燃えています。

いまから、ここから、2023年も何とぞよろしくお願い申し上げます。

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その475;古き相棒)

私は、凝り性です。

とにかく、子どものころから、気になったものに対しては、恐ろしいくらいのめりこんで、調べたり、試したり・・。それも、本当にただひたすら、寝ても覚めても・・ということがピッタリな変な子だったらしいです。

小学生時代は古銭の収集。

古銭収集に関しては、もちろん、小学生なので高額なものを買うわけではなかったのですが、先日、実家の荷物を整理した時に出てきた収集アルバムにはかなりの『お宝もの』がありました。
さて、どうやって集めたのか・・。
正直、記憶がありません💦

そして、お城研究。

これは、今、テレビ番組でやっている○○博士の小学生にも引けを取らないくらい没頭していました。当時、小学校の卒業アルバムに担任の先生から『城のことなら永瀬に聞け』とお墨付きをもらっていたことを記憶しています。

そして、中学に入ってのめり込んだのが、自転車。

愛読書はもちろん、『サイクルスポーツ』

休みの日には阿佐ヶ谷や立川にある有名店に小平から一人で通い、一日中自転車やそこにある部品をあーでもない、こーでもない・・と穴を開くように見ては店員さんとマニアックな話を楽しんでいました。

これは、今は、機械式時計で同じことをやっていますが・・💦

冒頭の写真は高校に上がるときにそれまで家の仕事手伝ってためたおこずかいで部品を(それも全国からこだわりの部品)取り寄せて組み立てた自転車。

高校1年と2年生の夏休みは、この自転車で、東京から佐賀まで走破。途中で各地の城を見て回るという、なんとも若いのか年寄りなのか・・わからない旅に出ていました。

高校3年生の時に幸運にも柔道で成績を残せたため旅には出れず(笑)、その後は浪人~大学は柔道三昧・・さらに就職しても一度もサドルをまたぐことはなく今に至ります。

振りかえると、あの高校2年間で、自転車と城に関しては自分自身で納得したのだと思います。1000キロ以上の道のりを、気になっていた城を一つ一つみながら3週間くらいずつの旅・・。実家にあった写真は処分されてしまったようなので、残るは記憶だけですが、正直、それまでの想いはスパッと無くなったのは覚えています。

そして・・
今でもこの相棒は私の側にはいます(笑)
就職してからは、実家の物置に、アメリカから帰国してからは自宅で保管し、今はオフィスのオブジェ。
当時の自転車を改めて眺めてみると、もう一度これにまたがってみたいという気持ちになります。

その時には、これも高校入学時に上野のアメ横で購入したGジャンを着て風を切ってみたいです。

ちなみに、そのことを言って友人にこのGジャンを見せたら、『それ、1970年代のものならプレミアついてるんじゃないですか???
と言われたので、調べてみようと思っています(笑)

いまから、ここから、その日までに体鍛えないと。。。

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その473;優先順位を考える~あとでやろうは、バカ野郎~)

いいからやれ、黙ってやれ、すぐやれ!

もう20年前のことだと思います。

12年ぶりにいわゆる“鳴り物入り”で古巣に戻った時、
就任のあいさつで『顔も名前も知ってはいるけど・・・、いったいこいつは何を言うのだろうか・・』と不安そうに見守るスタッフたちに向かって一番最初に放った言葉がこれでした。

もちろん、今、いきなりこんなことを言ったら問題になるとは思いますが、当時、会社から、それまでの気質、文化を一新する改革と高い目標達成という二大ミッションを与えられて、最短、最速でそれをやり切るために絞りに絞り出した言葉がこれでした。

実際、自分自身も鬼のように働き、“とにかく即行動”を心がけました。

スタッフも一部の人間以外は本当によくやってくれたこともあり、設定した目標は2年でクリア。そのあと2年くらいは右肩上がりでしたが、その一部の人間たちに足元をすくわれ構築した組織は崩壊してしまいました。

原因は一つ。

スタミナ切れ・・。完璧を求めすぎたのかもしれません。
仕事の意図と、事業の意義を共有していなかったからというのもありました。

その後、13人の仲間と独立し、もうすぐ15年。

スタッフはぐるっと入れ替わってしまいましたが、最近になって何とか自分たちの事業の意義、ブランディングの再確認もできてきたかなぁ・・と思っている矢先に大病。

なんとかだましだましやってはいるものの、正直、寄る年波かもしれませんが、とにかくモチベーションが上がらず、日々、気持ちは焦る一方・・・。

そんな中で、週一の新人面談で彼らから相談を受けました。それが、

優先順位のつけ方

自分なりのレクチャー内容を要約すると、

やることを俯瞰で見て、まずは一週間のTO DOを書き出し誰かにバトンを渡さなければならないことか、自分自身で完結できることかを念頭に置きながら

重要か、
緊急か、

の物差しを当てて順番をつけていく、
そうするとパターンは限られる

重要で緊急
重要だけど緊急ではない
重要ではないけど緊急
重要でも緊急でもない

君たちの場合はまだ指示をうけることが主なので、オーダーをしてきた上司に自分で上記の物差しを使って決めた順番に対し意見をもらって確認ができたらGO!

という感じですが、

その時に大事なのは必ず期日を設定すること。
そして、それに向けて業務をこなす。
さらに最も大事なのは、

とにかくその期日までに完了させることに集中すること。完璧ではなく、完了。

と深堀していくと
ん?
完璧でなくて完了?
しばし、キョトンとしている新人たち。

そこで、

学校のテストと一緒だよ。始まって、難しい問題に直面した時、その問題の正解が出るまで考えていたら時間はあっという間に過ぎてしまうよね。終了のベルが鳴った時、最後までできていなかった時、先生に「先生、まだ終わってません。完璧に答えがでるまで時間をください』と言ってもそれはなかなか受け付けられないよね。

だから難問は飛ばしてわかる問題から解くでしょう。大事なのは与えられた時間内にまずは完了させること。とにかく手あたり次第一生懸命問題を解く。時間一杯、時には油汗を流して・・。

仕事も一緒。時間をかけて自分の納得がいくまでそれに取り組めるのならいいけど、世の中、そうはいかない。

次から次に押し寄せてくるのが仕事だよね。そして、その都度、最高のパフォーマンスを求められるのも仕事。もちろん、完璧にできるのに越したことはない、でも、それは与えられた時間内で・・という条件が付いているのはわかるよね??

あとでやろうは、バカ野郎

数年前、ひのまるキッズの大会会場でご父兄がお揃いで着ていたTシャツに書いてあったこの言葉に感銘を受けて良く使っています。

これは、
「今、しっかりと稽古をしないなら、いつすんだ!」
という意味合いだと思いますが、仕事に当てはめると、

期日を決めて、できることからサクサクとこなす。今できることを後回しにしてしまったら、時間をかけなければならないことに対応するときには期日はきてしまう、ということになるのではないでしょうか? 

期日を決め、できることから始めていき、業務完了を実現させる。

20年前のあの日、そうやって切り出せば良かったのかもしれませんね(苦笑)

勉強、勉強!!!

あっ!! 冒頭の写真。彼らに言い忘れたこと・・。

物事に愚直か、狡猾かが、永瀬のものさし


今度、言おうと思っています(笑)

いまから、ここから、さあ、次いってみよう!!

永瀬義規