柔道が社会に通じてる理由

こんばんは、ひのまるキッズの原です。
今日は、特にこれまで柔道だけを頑張ってきた大学生や高校生、そして、これからそうなるであろう中学生や小学生にエールを贈りたいと思います❗

私は、肥満児がきっかけで小学二年生から柔道を始め、ひたすら柔道を続け、実業団まで柔道で進学・就職させてもらいました。

でも、社会人になったとき感じたのは、孤独感と普通に入社してきた同期に対する劣等感でした。
これまでは、高校に上がるときも、大学に入った時も、同じ柔道の世界なので、先生や先輩たちの何かしら繋がりを感じていましたが、社会人になってからは柔道部で集まるとき以外は、これまでやってきた柔道とは全く関係のない世界に疎外感を感じていたように思います。

その大きな理由は、柔道と社会とを全く違うものと考えていたからだと思うのです。

そして、この歳になって思うのは、もし、
学生の時に、
柔道しかしていなかった時に、
柔道で培ったものがこれほど役に立つものだと知っていたら、
もっと社会を近くに感じていたら。。

だからこそ、今、柔道を現役で一所懸命頑張っているみんなに伝えたいことがあります。

私が前回UPしたblogにもあります。
http://www.hinomaru-kids.jp/kizuna/?p=5687
嘉納先生は柔道は教育だとおっしゃっています。
そしてその教育の目的、柔道修行の目的は、世の中の役に立つ人間になることです。

ではなぜ、柔道の稽古をすると世の中の役に立つ人間になれるのでしょうか?

まずは、社会や企業が、どんな人材が求められているかというと、
【例】
「自分で考え、しっかりと行動できる人」(三井物産)
「課題形成・解決能力と対人関係能力」(日本航空)
「自ら考えて行動できる人」(旭化成)
「自分自身で常に高い意欲をもち、自ら仕事を創出し、その仕事に対して問題発見型の思考特性で考え判断できる自律型人材」(資生堂)
「自分で考え行動する個性豊かな人材」(東京海上)
「指示を待つことなく、自分から何かを創り出していける方。また、自らを向上させていこうとする意欲・姿勢をもった方」(日本IBM)

いかがですか?
自分で考えて行動していませんか?
自分自身で高い目標を立てて自らの柔道を磨いていませんか?
自分の柔道の欠点を自分で発見して、どうすればその欠点を補えるかを考え、実践していませんか?(課題解決)
自分の柔道は打ち込みや乱取りを繰り返したことで、自分自身で創り上げたものではないですか?

ほとんどの人は当たり前にやっていることだと感じていると思いますし、もし、自分に抜けていると感じることがあれば、これからいくらでも補っていける内容ではないでしょうか。

柔道の稽古は個人個人が精力善用を目指す過程で、体格や体力、感性や環境など様々なものが調和されて、自分の柔道を創り上げていくことだと捉えることが出来る思っています。

そして、稽古で培ったことを社会に出たときに、それぞれの環境で柔道修行と同じように精力善用を目指すことで、世の中の役に立つ人間になれるのではないでしょうか。

今、柔道が大好きで、どうしても達成したい目標があるとか、どうしても勝ちたい相手がいるとか、理由はどうであれ、柔道修行に邁進している現役選手の皆さん!

気が済むまで、精一杯自分の柔道を磨いてください!

そして、区切りがついたら、世の中の役に立つ立派な人間になってくださいm(__)m

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