道場わっしょい!を終えて。

こんばんは、ひのまるキッズの原です。

7月30日(土)、31日(日)と愛媛県松山市にて第7回スポーツひのまるキッズ四国小学生柔道大会 道場わっしょい!を開催し、何とか無事に終了することが出来ました。。。

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まずは、参加していただいた道場の方々へ通常の試合とは異なる内容で、どのようなものかもわからない状況でご出場いただいたことに心からお礼申し上げます。

 そして、初めての試みにも拘わらず、大会運営側として、審判員、競技役員、補助係員としてご協力くださった、愛媛県柔道協会の皆さまへ心から感謝申し上げます。
開会式後の競技説明で観てもらうはずだった映像が、こちらの準備不足で観てもらうことが出来なくなってしまい、大きなアドバンテージを背負ってのスタートとなりました。

審判員の先生も初めての内容をジャッジしなければならない。参加選手も礼法の後にどうやって競技を行なっていいかわからない中、予定では一試合15分で終わるタイムスケジュールで考えていたのですが、第一試合に掛かった時間は43分・・・。

審判員の先生方は手引きを見ながら、考えながら試合を進行してくださいました。

 参加選手も審判員に言われるがまま、礼法の後に赤→白の順番に受け身や打ち込みをとったり、対戦相手と畳の場内外の境界線にたってダッシュのスタートをしたりと馴れない流れに戸惑いながらも一所懸命やるべき競技を取り組んでくださいました。
 初めての試みで会場の全員が初めての試合を手探り状態で進めてくださいましたが、正直、最初はどうなることかと不安しかありませんでした。
 しかし、二巡目になって、試合の流れも順調に流れだした頃、盛り上がっている応援の声や勝ち負けに歓喜したり、逆にため息や笑い声が聞こえてきたり。どのチームも試合を楽しんでる様子が見えてくるようになりました。

それは、いつもの柔道の試合や、これまでのひのまるキッズの会場では決して見たことのないような風景でした。もちろん、個人戦と団体戦の違いで一人の選手をチームみんなで応援して、勝ち負けにみんなで一喜一憂している姿もそうですが、柔道の試合と比べて単純に勝負が決まるせいか、負けた時の悔しさや悲しさがちょっと楽観的に受け止められるのだろうと感じました。

 だから、勝てばみんなで勝った選手を称え、負けても、そこまで悲観的な雰囲気にならずに負けた選手に対して、普通にドンマイと声を掛けられるし負けた本人も次は勝てるかもと前向きになれるのだろうという感じがしています。

こんな道場わっしょい!は愛媛県柔道協会の道場の先生方と一緒に作り上げた大会です。

 ひのまるキッズのテーマである「親子の絆」、「柔道の本質」に「道場の発展」を追加し、柔道の普及を目的に大会の内容を検討しました。
今日からオリンピックも始まり、これからの選手たちの活躍が一番の柔道普及に繋がることでしょう。
しかし、これから来るであろう柔道人気を一過性で終わらせないためにも、道場わっしょい!のようなみんなで柔道を楽しめるレクリエーションのような大会があると、柔道普及に拍車が掛かり、東京オリンピックに向けてこれまで以上に柔道を盛り上げていけるのではないでしょうか。
そして、道場同士の練習試合などでもこの道場わっしょい!の内容で試合が行われるぐらい、ポピュラーなものになっていければ、柔道の未来も明るいものになるではないかと一人で想像しております。。

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