こんばんは、ひのまるキッズの原です。
今日は人間が強くるための一つの条件について考えてみました。
例えば、私は久しぶりに会う方々に、必ず「成長したね~」とか、「どうした?」とか、ただ笑顔で近づいてきてお腹を触られたりと。必ず太っていることをご指摘いただいております。
最初のうちは絶対痩せてやると思い、食事を少なくしてみたり、運動を試みたりそれなりに行動をしてみるのですが、三日坊主になったり、三日も続かなかったりで、段々と自分の不甲斐なさや情けなさを感じるようになります。ただ、学生の頃の減量体験もあって、心のどこかには、「減量なんてその気になれば簡単に出来るさ♪」と、自信に似た思い込みが存在していて、「いつかは!」とか「本気を出したら」などと自分の心に先延ばしの理由をつくり帳尻を合わせているのです!
結果、次久しぶりに会う人にも同じ事を言われ、また同じことを繰り返すことになり、5度ほど繰り返すころには、開き直りの境地に達します。
そのころの心の声は、「年をとってくると本気をだすのは難しいかも・・・」とか「年をとってもご飯が美味しいというのは、健康な証拠さ♪」なんて、自分の心を誤魔化してあやふやにしているのが現実です。
そんな私が最近、強い人間になるための条件の一つだと思っているのは、
自分の弱さを素直に受け入れ、理解することです。
私の例では、あまりにレベルが低いのかもしれませんが、若いころには簡単に出来た減量なので、今でも頭のどこかには出来ないはずがないという気持ちが残っています。でも、何度やろうとしても結果は出来ていないのです。要するに私は減量することが出来ない弱い人間なのだと理解する必要があるのです。
そして、強くなるために、自分の弱い部分はどこなのか細かく検証し、それはどうすれば克服できるのかということをより具体的に考えて一つずつ確実に行動して積み上げていくことだと思います。
強い人間になるためには、まず自分の弱さを知って、強くなる努力をしていくことです!
柔道でも同じことが言えると思うのです。
子どもの試合では、小手先の技術で勝てることは少なくないでしょう。
身体が大きいから勝てることも少なくないでしょう。
試合に勝って自信をつけることも必要なのかもしれません。
でも、負けて学ぶことの尊さを理解している人間の方が、将来、大人になって、社会に出て立派な強い人間になるのではないかと思います。
ひのまるキッズでは、競技力向上の大会ではないと宣言し、1回戦で試合に負けた選手も一日柔道を楽しみながら学んでもらえるような内容にしています。
今週(20日まで)は第7回スポーツひのまるキッズ東北小学生柔道大会のエントリー締め切りとなっておりますので、まだ、参加をご検討下さってる方は、お早めにお申込ください!