いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その417:TOKYO2020④~涙の金メダル~)

 

IMG_20210822_162957TOKYO2020オリンピック柔道競技が終わってもう3週間。

これまでの人生、お陰様で様々な経験をさせていただいた我が人生の中で、

開幕から10日間。

もう一回やってみる?

と聞かれて、

いや、やれること全てをやりつくさせていただきました。

と言える経験をこの歳でさせていただいたことに、本当に感謝しています。

もちろん、これまで2回経験させていただいたオリンピックのあの時に戻れるか?と聞かれても同じ答えかもしれません。

でも、あの時とは全く違った様々な思いが交錯した経験を積ませていただきました。思いの詳細はまた後日語らせていただきます。もちろん、前回のここで書かせていただいた空手への想いもその一つ、良いこともいっぱいありました。

10日間で、4キロ痩せました。

内容は別として、朝、昼、晩としっかり食べさせていただいたし、こんなに食べたことはない!と言えるくらい差し入れのお菓子をさんざんいただきました。

のにも関わらずです。

まさに、知力、体力、気力を振り絞り吐き出しました(笑)

これは、ここで初めて経験したことではありませんが、私は究極に追いつめられるととことんハイになります。10日間の後半は、その状態が続き、主要スタッフにもそれが移って(笑)、全員がなんかちょっとしたことでも、ただひたすら笑い続けるという状態になってしまいました。

そんなときです。

午前のセッションが終わって、さあ、泣いても笑ってもこれで終わり!という午後のセッションが始まるときあたり(かと思います)に、ボランティアさんへの最後の説明を終えて人がサァーっと引いた時に、スタッフの一人がボロボロと大粒の涙を流していました。

あれ、何か問題か!?

と近づいていくと、

そこにあったのが、ボラティアさんから渡された我々スタッフへのビニール袋。

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手渡され、中身をみると、健康グッツや

『お世話になりました。ドキドキ、わくわくな毎日でした。ありがとうございました」

と書かれたメモ。

そして、巻頭の写真。手作りの金メダルでした。

その日、柔道団体は銀メダルを獲得。

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怒涛の入賞4チーム連続の記者会見を終えて戻ったデスクに置いてあった金メダルを見ながら食べた弁当の味は格別なもの。やけにショッパイ味付けのように感じたのは私だけではなかったと思います・・・。

さあて、いよいよ今週末はパラリンピック柔道。

爾今生涯。

いまから、ここから、悔いの残らないように己を尽くします。

永瀬義規

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