緊急事態宣言によってひのまるキッズ関東大会を延期にした翌日。
久しぶりの休みをとって、行けなかった初詣に行った帰り、近くの広場で一匹のワンちゃんが目に入りました。
外出自粛を守ってか、時間帯か、広場には人気はなく、その子だけがポツンと、それも(遠目だったので確かではないが)紐は椅子にちょこっとひっかけただけのように見えました。
あんな状態ならすぐ逃げれるのにな・・
と思いながら、しばらく見ていると、
その子は、キョロキョロする気配もなく、伏せの状態で、たまに顔を上げるだけで大人しくしていました。
夕飯の買い物をしていたパートナーが戻ってきたので、二人でしばらく見ていたものの、寒くなったので企画の途に。
その時に浮かんだ言葉が、タイトルの『覚悟』
あの子はご主人様が戻ることを信じて、騒ぐことなく覚悟を決めて待っていたのでしょう。その時のあの子の気持ちは、まさに
信じて待つ。
覚悟を辞書で調べると、
と出てきます。あの子の場合は、『来るまで待つ』という決意を感じ、それが覚悟という言葉につながったといったところでしょうか・・。
さて、我々もコロナ禍によって正解のない答えに直面することがまだまだ増えてくるでしょう。
答えは必ず出さなければならず、その時に必要なのは、その決断を覚悟をもってするということだと思います。やるのも、やめるのも覚悟をもって、です。
ただ、目的もなく突き進むことや、むやみに安全の確保を主張して動かないことではなく、自分自身で「何が必要か」を考え「やるべきことをやる」ということが覚悟なんだと思う今日この頃です。
いまから、ここから、覚悟を決めて、矜持をもって。
永瀬義規