「使わなくなった器具」の墓場たちpart83

こんばんは。事務局の清水です。
4月13日開催のアドベンチャーレース エクストリームシリーズ「2019 第1戦 那珂川大会」に出場いたしました!

那珂川2019

「アドベンチャーレース」とは、自然の中に設定されたコースを進んでゴールを目指す、アウトドアスポーツ競技です。
チームを組み、トレッキング・マウンテンバイク・カヌーなど環境に合わせた種目をこなしていきます。

参加したのはエクストリームシリーズ2019年度第1戦の「那珂川大会」。
天気にも恵まれ、気候も暑すぎることもなく絶好のレース日和。
街ではサクラが散ってしまいましたが栃木県那須烏山市の山中ではまだ桜がきれいに咲いていました。登山花見ができるのです♪

朝の5時に起床し、待ち合わせ場所に7時。そこから車で2時間半弱で栃木県那珂川に到着です。

関東隋一の清流。穏やかな水面でカヤックを漕ぎ、里山をマウンテンバイクで走りまわり、道なき道を走って山頂を目指したり、那珂川流域で自然との触れ合いを十分に味わうことができるこのレース。

今回のレーススタートは14時から。ナイトセクションも充実しているようで、
真っ暗の山の中をトレッキングするということでワクワクしていました。

スタート地点でチームチャレンジを受けるのですが、今回は3人の村人のお味噌汁を「利き味噌汁」しなければなりませんでした。
事前に1つだけの味噌汁を試飲して、A,B,Cそれぞれが誰の味噌汁なのかを予想するというもの。
冷えていたのでまずくて味わうこともできないのですが、みごとに外して15分のペナルティです。
CP1からCP5まで今回組んだバディに迷惑をかけながらなんとかポイントをゲットしていきます。

那珂川20192
CP5からCP6のカヤックセクションに向かう途中で、あと10分のアラームが鳴り響きました。
カヤックセクションの関門通過時間は16時30分。
最後まであきらめない気持ちを持ちながら、カヤック乗り場まで向かい、係の人にパスポートを渡した瞬間にアラームが鳴り響きギリギリ滑り込みセーフ!

ほっとした瞬間からまた次のアクティビティに向かいます。
CP7~CP10までひとまた一つまた一つと地図とコンパスを手にポイントをゲットしていきました。
CP10ではなんと習字を書きましたよ。
しかし、ここで係の人から残酷な宣言を受けました。
「次のCP11は21時で回収をするので、今から向かっても難しいです」と。
しかし、あきらめの悪い2人です。あと残り30分でも奇跡が起こるかもと。
ここから次の山まで走って向かいました。山の入口ではすでにポイントをゲットしてきた人たちとすれ違います。
暗い山の中をヘッドライト一つで道なき道を行く。
登り道を阻む密集した木々や藪をかき分け道を作りながらCP11を目指すのです。
山を登り始めて20分、無情にもタイムアウトのアラームが響き渡ります(悲
しかし残念ながら、CP11までに行き着く前に、来た道もわからなくなり戻る道さえも分からなくなってしまいました。
夜の山は方向感覚がなくなり、視界も狭くなり、焦りと不安で頭がおかしくなりそうでした。
1時間以上さまよっていたと思います。五感が研ぎ澄まされていくことの快感を得たかったのに、満喫できませんでした。
改めて山の怖さを体感しました。

できなくて当たり前。できなければ何故、自分ができないのか分析する。そして練習する。
10回行ってできなかったことが11回目にできるようになるかもしれない。
継続は力なりです。練習は裏切りません。地図読みがんばります。

次回のアドベンチャーレースは5月11日の奥多摩を満喫してきます!

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