「使わなくなった器具」の墓場たちpart48

こんにちは。事務局の清水です。
とうとう4月14日に念願の「アドベンチャーレース」に出場いたしました!

「アドベンチャーレース」とは、自然の中に設定されたコースを進んでゴールを目指す、アウトドアスポーツ競技です。
チームを組み、トレッキング・マウンテンバイク・カヌーなど環境に合わせた種目をこなしていきます。

参加したのはエクストリームシリーズ「2018 第1戦 那珂川大会」です。
開催日は2018年4月14日(土)。春の大嵐が日本列島を吹き荒らすと心配された日に実施されました。

朝の4時に起床し、待ち合わせ場所に5時20分。そこから車で2時間半弱で栃木県那珂川に到着です。

舞台は栃木県那珂川。関東隋一の清流といわれています。穏やかな水面でカヤックを漕いだかと思えば、川を利用したアクティビティや、里山をマウンテンバイクで走りまわり、那珂川流域で自然との触れ合いを身近に感じることができるといわれるこのレース。

レースは13時からスタート。午前中にカヤックの初心者講習会を2時間30分ばっちりと受講しましたよ。

安全に乗り切りたい、まず乗り方もわからない、不安な気持ちを払拭できれば他の競技にも集中できます!

料金は1人4000円。レンタルカヤック、パドル、ライフジャケット、ヘルメット、講習料を含んだ価格で通常のカヤック体験よりは安い金額だったと思います。

受付でヘルメットライフジャケットを受け取り、着用の仕方のレクチャーを受け、まずは陸上での講習です。

陸上講習では漕ぎ方、乗降方法、川の流れについて「カヤック」の基本中の基本を学びます。

パドルは、肩幅より少し広めの位置で持ちます。
カヤックの先生が最初に漕ぐことをやってから見よう見まねで漕ぎます。エアーカヤックです。

漕ぐときは、斜め45度前くらいにパドルをしっかりさしいれて、後方へパドルを引いていきます。この動きを左右交互に繰り返します。

乗り方降り方についても重要です。なにも分らない状態で「カヤック」に乗ろうとすると水が入ってしまったり、転倒しそうになるようです。
船が安定した状態で片足を入れて、お尻を入れ、残った足を入れて乗り込みます。

陸上講習を終えていよいよ実習です!
カヤックの種類を教えてもらい、本番では自分の力量にあったカヤックを選ぶコツなどはとても参考になりました。
カヤック初心者の私はて「レクリエーションカヤック」で実習しました。
ボートの横幅が広く安定しているので転覆しにくく初心者でも漕ぎやすいと言われています。
レースの前に転覆してしまうのは精神的にもショックを受けてしまいそうなので、転覆の可能性が低い「レクリエーションカヤック」で安心です。

いざカヤックに乗ってみるとカヤックの中での姿勢足の位置が重要ことに気がつきました。
できるだけ背筋を伸ばして乗ったほうがどちらにも傾くことなく安定して水上に浮かぶようです。
後傾姿勢になると船首がふらついてしまうので、カヤックの中心に重心がくるように心掛けたいです。
そして、足の位置もカヤックの中でがに股にして乗ります。がに股は普段とらないポーズなので結構つらいです。
足の両膝の内側をカヤックの上部に押し付けることで、自然と正しい姿勢をキープできるのでカヤックも安定します。

いくつかのグループに分かれて実習するのですが、川はなにもしなくても流れていきます。
先生の説明を川の中で聞いている時に、私は止まることができずどんどん流されていくので、川に入って30分は、「カヤックの止め方を教えてほしい」と何度も先生に訴えていました(笑
終了する30分前に「レクリエーションカヤック」から「リバーカヤック」に変更したあたりからリラックスして漕げるようになったのでレース前に受講してよかったなと思いました。

川に落ちてもセルフレスキューのレクチャーも受けているので安心です。今回は駆け足で「カヤック」体験をしたのでキャンプに行ったときにでもゆっくりと乗れればと思います!

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