いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その338;レッツゴーBoomers!!)

 

ツクミ

3週間ぶりの投稿です。

実は、九州大会終了直後に急激に体調を壊し、医者にも行かずにだましだまし生活をしていましたが、良くなったと思ったらまたダウンを繰り返し、かと言って熱もなく…。

とにかく、やる気が出ない日々を送ってしまいました。

前回の投稿で、日進月歩のIT成長について思うことを書いてから、いったいこれからの世の中はどうなるのだろう・・と考えはじめ、さらに、会う人会う人に自分のやっていることを否定され、その否定のされ方が本当に的を得ているように感じ、いったい、これからの人生、自分がやるべきことは何なんだろう・・と。

そして、それを思えば思うほど落ち込み、さらに目の前に迫りくるノルマや数字に対してこれまでにない弱気の自分に自己嫌悪に陥て…。

心技体が全くバラバラとなっていました。

そんな時、ある出来事を話す機会があり、話していくうちに自分自身が楽になっていきました。

それはもう24年前のアトランタ五輪での出来事でした。

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日本選手団プレスアタッシェ(広報責任者)の一人として、会場を走り回り、選手とメディアの間を奔走していた時の事です。

事件は古巣の柔道で起こりました(ここで書いたら200行くらいになってしまうので割愛します)。その時は、ほどほど疲れ果て、隣のウェイトリフティングの会場隅っこで放心状態になっていました。

そこに、

『おい、永瀬。どうした。飯行くぞ!』

と大きな声で誘ってくれたのが、』当時、夏季対策委員長で日本選手団役員の佐藤宣践先生でした。

食事をしながら、堰を切ったようにその時の悔しい思い、理不尽な出来事を話しました。

先生は何も言わず、全てを聞き終えたときに私の眼をキッと見据えていつもの大きなジェスチャーでこうおっしゃったのです。

『永瀬よ。ここまで頑張って(手を使って)足を引っ張られたり理不尽なことをされたら、もっと頑張ればいい、そして、さらにもっとやられたら、もっともっと頑張れば良いんだよ!』

その手は、もっと、もっとで高さが足りなくなり、最後は立ち上がって背伸びして…、ニコって笑って立ち去りました。

それ以降、壁にぶつかったときには、それを常に思い出して生きてきました。

標題のBOOMERは、日本でいう団塊の世代、具体的には1946~1964年生まれのいわゆるベビーブームの時に生まれた人たちの事を言うそうです。

OK Boomer 25-Year-Old New Zealand MP Chlöe Swarbrick Claps Back at Hecklers OK Boomer

OK Boomar

は、『はいはい、おっさん。わかったよ』

みたいなときに使うらしく、今の若者は・・と言われるのに対抗してできたものとのこと。

この数週間。

これからの日本はどうなるんだろう。今の若者たちに何を残せるのだろう・・と考えれば考えるほど、調べれば、調べるほど、どうしていいかわからず、知らないうちに人のせいばかりしていたような気がします。

そうです。

自分自身が、もっともっと頑張ればいい。働けるのがあと15年・・ではなく、あと15年でなにぶちかましてやろうかな!!と思えば良いんですよね。

戦後のベビーブームに生まれ、様々な競争を戦い抜いたBoomersの皆さん。まだまだやること満載ですよ!!

巻頭の写真は、休みの今日、砂浜に書いた『盡己』の文字。

そうです。波で消えたらまた書けば良いですよね!!

いまから、ここから。まずは心技体を鍛えなおします。

永瀬義規

 

 

 

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