いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その126:醤油とマヨネーズ、そりゃ言い過ぎかと・・・(笑))

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先日、中国大会の協賛営業で、山口を駆けずり回っている時のことです。

13時のアポイントメントに何とか間に合い、お会いできた女性部長。

昨年までのご協賛内容のもう一つ上のカテゴリーを提案するために、何とかプログラムなどの制作物締め切りのギリギリのところで獲得できたアポイントメントでした。

今年からご担当となったとお聞きしていたその部長。失礼ながらその肩書から想像していたのとは全く違って、若くて品のある美人キャリアウーマンでした。

おっと、舞い上がっている場合じゃない、と、

いつも以上のパワーでひのまるキッズの理念、これまでの経緯、そしてご協賛の意義をガッツリ話させていただき、最後の動画をお見せした後で、

わかりました。よろしくお願いします。

のご返事をいただいた時は、心の中でガッツポーズをしていました。

ところが・・、

最後に制作物の確認をお願いしようと、昨年度のプログラムを出して開いたとき、

その部長が、

え、これって永瀬社長ですか??? 私、この人と二年前にお会いしています!!!

え~、え~、信じられない。

とても同人物とは思えません!!

と思いっきり笑い出したんです。

そ、そんな・・・、

確かに2年前まであるゲン担ぎでお酒を二年以上止めていたため、今から10kg近く痩せていましたが、そこまで驚かれるのは・・・。

と、

そんなに違いますか??

と返すと、

いや~、全く違います。

醤油とソース、いや、醤油とマヨネーズですよ!!

と真顔で言われてしまいました(;´・ω・)

まあ、最後には「今のほうが健康的で良いですね」と取ってつけたように言われましたが(笑)、

多かれ少なかれ、ショックでした。

それ以降、会う人会う人に、

痩せた時と今とではどちらがいい??

と聞いている自分がいます。

自分自身としては、今より5kgくらい落とすのが理想かな??と思っていますが、FBでご紹介している食事ではそうもいかないでしょう(笑)

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まっ、自然体でいこうと思います。

あ、母親からは、

貧相だからプログラムの写真は変えなさい!

って言われていますが(笑)

痩せても肥えても永瀬は永瀬。自分に自信をもって生きていこうと思っています。

くだらない話、お付き合い恐縮です(苦笑)

しかし、上と下の写真、そんなに違いますかね(しつこい!!!)

いまから、ここから、心身ともに精進を心がけます!!

永瀬 義規

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それだけでかっこいいでしょ!

おはようございます。
だんだん、朝起きるのがつらい季節になってきましたね。。。

さて、体育嫌い人間の話。
半分無理矢理に連れて行かれたサッカー観戦が、スポーツと関わるきっかけとなった私。
今までスポーツ観戦などしなかった友達にも「とにかく一度スタジアムで観てよ!」と次々に誘ってスタジアムへ行きました。
一緒に行った人の中には、それをきっかけに好きになりシーズンチケットを買うようになった人も何人か(^^)

そして、2大スポーツのプロ野球観戦も、事前の練習風景を間近で見学したり、部屋を借りて観たり、気がついたら、友達の友達まで、1回に50人の大所帯になっていたことも。
そうなると幹事は野球なんか観ている暇はありません(笑)

そんな時、チラシをもらったのです。
そこには、プロ野球をやっているそのスタジアムで、アメフトの試合があると書いてありました。

「???」

日本で社会人のアメフトの試合なんてあるの?
しかも千葉で?
でもせっかくだから行ってみよう!

というわけで、早速チラシをみて電話。
「すいません。アメフト全くわからないんですけど、ルールの説明とかありますか?」
「一緒に行く人たち、スポーツ観戦にはお酒が付き物だと言っているんですけど、その試合の時も売店はやってますか?」

など、いきなり質問攻めをして(笑)
半分、笑われながら、「大学のアメフト部の子たちが解説をしてくれます。」「ちゃんとビールも売ってますよ。」と教えてもらい、友達に声をかけると、「また新井が変なこと言いだしたよ。今度はアメフトだって。」と、こちらも笑われながらのアメフト初観戦となりました。

正直ルールはよくわかりませんでした。
でも、大きな人たちがぶつかる迫力と、スピードと、よくわからないけど、かっこよかった(^^)
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そしてそして、アメフトの試合も観に行くようになり、また色んな人を誘うと、サッカーや野球とは違う現象が。。。
「アメフト!?ルールわからないから嫌だよ。」と約8割は断られるのです。

確かに細かいルールは難しいけど、基本的なルールは案外簡単なのに、これはもったいない。
「だったら、事前にルールを覚えれば良いな。」と「アメフト観戦講座」を開催しました。
お店を貸し切り、チームから選手やコーチに来てもらい、ルール説明や質問コーナーを設け、交流会のような形に。

今までアメフトなんて知らなかった人たちも、選手やコーチと話をして、それが実際に地元のチームとなれば、やっぱり愛着がわき応援したくなるようで、観戦講座に来てくれた人の多くが、次の試合、会場に観に行きました。
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そして、みんなの感想。
「ルールはイマイチわからないけど、なんかかっこよかったし、面白かったよ。誘ってくれてありがとう。」

「なんかかっこいい。なんか面白かった。」
こんな軽い感じでスポーツに触れること、そこで少しだけでも自分の世界が広がること、けっこう大切だと思うのです。

実はその中にはうちの母もいます。
「ルール全然わからないけど、60歳過ぎてアメフト観るなんて、それだけでかっこいいでしょ!」と言うのです。

「するスポーツ」も「観るスポーツ」も、そんな感覚で、もっと気軽に楽しめる環境が広がれば良いですね。
広げていきたいと思います(^^)

というわけで、今回は「観るスポーツ」のお話でした。
体育嫌い人間の話。もういい加減まとめなきゃ(涙)
それではまた。

スポーツひのまるキッズ協会 事務局 新井みどり

理想的な生涯スポーツ施設のお話し

こんばんは。
師走に入り、やっと冬らしく寒いと感じるようになりましたね。事務所でも、仕事中に暖房をつけて作業するようになってきました。
でも、寒くなると屋外で運動や体を動かすのが辛くなってくるんですよね。
30代までは、スポーツクラブの会員になり、会社帰りに一汗流しに行っていたのも一昔。。いつしか、会費を払っているだけの幽霊会員になり、あげくは退会して、もはや運動とは縁のない生活の日々。ダラダラしないで、心も体もしっかりダイエットしなくちゃ。と、頭で考えてはいるものの、実行できない駄目な大人です。
私は20年ほど、スポーツに関わる仕事をさせていただいてます。
いま、ひのまるキッズでのお仕事の他に、文科省委託事業である地域を活用した子供の体力向上推進事業に携わる機会に恵まれ、目下勉強中です。その事については、あらためてお話しさせていただきます。
先日、その打ち合わせをしている最中にふと思い出した事が。みなさん「総合型地域スポーツグラブ」というのを耳にしたことありますか?数年前、我が町にもスポーツ施設とスパが合体した施設ができ、老若男女がスポーツやスイミング、温泉を身近で楽しんでます。
地域住民により自主的・主体的に運営されるスポーツクラブが前出の地域スポーツクラブを指すんですよね。
私は10年ほど前、まだその言葉の存在さえ知らない頃、仕事でフランスのボルドーというワインで有名なところに、地域スポーツクラブの取材で行かせてもらいました。言葉で説明を聞くだけではよく分からないまま、現地について取材を始めてみると、驚きの連続。まず着いたのはクラブハウス。スポーツクラブらしからぬ、レストランも併設の素敵な建物。
そこで説明を聞き、いざスポーツ施設に入ると、ものすごい広大なグランドに建物の棟がいくつもあり、それぞれ、屋内プール、ホッケー場、体操施設ほか色々。屋外も、サッカー場から野球場、陸上トラックなど、ありとあらゆるスポーツを体験できるクラブなんです。そこにはプロスポーツ選手からナショナルチームで活躍する選手も普通にトレーニングをしているんですが、地域の幼稚園や学生達も体育の授業を受けにスクールバスで毎日やってくるんです。そして、大人が何をするかを決めるのではなく、自分達が興味のあるスポーツを体験でき、アドバイスを受けながら色々試しているうちに、自分の能力を発揮できる自分に合ったスポーツに出会えるので、アスリートが育ちやすいんだそうです。プロ選手にアドバイス受ける機会もあったりするそうで、私が行った時にもサッカー選手がトレーニング中に、子供たちに何か教えてました。もちろん、一般の大人やハンディを持った方もお年寄りも、誰でもスポーツを楽しめます。このスポーツクラブの運営をしているのは地域住民などボランティアで、スポーツしに来るのも運営するのも、地域の人々なんて。。。身近にそんなところがあれば、定義された運動をうける体育じゃなく、運動をする本人も楽しめ、素晴らしいアスリートを発掘できるのになぁ。なんて、思ったものでした。
日本ではそんな広大な施設を作れるだけの土地がない感じですが、各地で広まりつつある地域スポーツクラブ。子供達がいろんなスポーツ体験できるような場所を提供してもらえたら、世界で活躍するスポーツ選手の育成の手助けになると思うんですよね。
フランスでのお仕事、本当に素晴らしい機会をいただけたいい思い出です。写真、たくさん撮ってきたのですが、どこかにしまって忘れてしまいました(^^;
長々ととりとめのないお話しでしたが、読んでいただき、ありがとうございました!

ひのまるキッズ事務局 丸山

来年はリオ五輪。今年のグランドスラム東京は必見です!

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今日から師走。
2015年も残すところ1カ月となりました。
時の経つのは早いものです。

そして、師走と言えば、グランドスラム東京。
今週の金曜日(4日)からスタートします。
来年がオリンピックイヤーということもあり、
今年のグランドスラム東京は、
相当シ烈な戦いとなりそうです。

大会に向け、選手もファンも、
徐々に気持ちが昂ぶってきているところだと思いますが、
今日になり、非常に残念なニュースが入ってきました。
73kg級の大野将平選手、女子70kg級の田知本遥選手らが、
欠場することになったそうです。
う~ん、ホントに残念。

73㎏級は、中矢力選手、大野将平選手、秋本啓之選手の
世界王者3人が揃い踏みということで、
今大会でも最も注目していた階級。
ケガで出られなくなった大野選手が一番無念だとは思いますが、
やはり3人が同じ畳の上で、白黒決着つけるところを
見たかったなぁというのがファンとしての感想です。
でも、大野選手が出ないからこそ、中矢選手にしても、
秋本選手にしても、絶対にこの大会で負けるわけにはいきません。
日本がここ数年間、王座を独占している階級とはいえ、
外国勢が弱いわけでは決してありません。
外国人選手に勝てなくては元も子もないわけですから、
二人には、決勝で決着をつけてほしいと思います。
(現時点で組み合わせはわからないので、
二人がどこで対戦するのかわかりませんが…)

田知本遥選手も無念だと思います。
田知本選手は、姉の愛さんも欠場を発表しており、
姉妹揃っての欠場。本人たちはもちろん、
親御さんたちもさぞかし残念でしょうね。
遥さんは、2月に風邪薬問題で警告処分を受け、
実質、そのペナルティで、
今夏の世界選手権の代表から外れましたが、
7月のチュメニ(ロシア)、10月のパリ(フランス)と
グランドスラム2連勝し、このグランドスラム東京が
ある意味、試金石と言える大会だっただけに、
病気による欠場というのは、悔しいでしょうね。

楽しみにしていた選手の欠場ということで、
マイナスの話ばかりになってしまいましたが、
今回のグランドスラム東京、残念な話ばかりではありません。
というより、日本の各階級ベスト4の選手が
ほぼ全員出場するわけですし、
山下泰裕強化委員長が、
「来年のリオ五輪代表はここから出る」と言っているわけですから、
メチャクチャ重要な大会であり、盛り上がること間違いなしなのです。
外国人選手も世界屈指の実力者が多数来日するそうなので、
日本人同士の対決もさることながら、
外国勢との対戦も見逃せない試合の連続となりそうです。

ざっと各階級の注目選手をあげると、
60kg級は、今年のアスタナ世界選手権3位の志々目徹選手と、
2013年リオ世界選手権チャンピオンの髙藤直寿選手、
66㎏級は、2011、13、14年世界3連覇の海老沼匡選手、
今年の世界選手権で優勝を果たした81㎏級の永瀬貴規選手と
100kg級の羽賀龍之介選手。
さらに、100kg超級も世界選手権2大会連続準優勝の七戸龍選手と
今年の全日本チャンピオンの原沢久喜選手。

女子では、48㎏級の日本が誇る二枚看板、
2010年、11年世界チャンピオンの浅見八瑠奈選手と
2014年世界王者・近藤亜美選手。
今年の世界選手権で王座に返り咲いた52kg級の中村美里選手と
57㎏級の松本薫選手。
63kg 級の田代未来選手や70kg級の新井千鶴選手といった若き日本代表、
今年の世界選手権で一躍金メダリストに輝いた78㎏級の
シンデレラガール、梅木真美選手。

その他にも、若手注目株・63㎏級の嶺井美穂選手(18歳)、
代役としてチャンスが巡って来た63㎏級の鍋倉那美選手(18歳)や
70kg級の池絵梨菜選手(19歳)ら若い選手の活躍も楽しみ。

冒頭、「今日から師走」なんて書きましたが、
他の仕事などもしながらブログを書いているうちに
日づけが変わり今日はもう12月2日。
大会まであと2日です。

私は、某媒体から原稿の依頼を受けていることもあり、
4日から会場で観戦します。
仕事ではありますが、非常に楽しみです。

テレビ放送は、テレビ東京。
12/4(金)午後6:00~
12/5(土)午後4:35~
12/6(日)午後4:10~
http://www.tv-tokyo.co.jp/judo/

選手たちの健闘を祈ります!

スポーツひのまるキッズ事務局 林

感謝の気持ちを込めて

こんばんは、ひのまるキッズ事務局の原です。

今日は朝から九州大会の事前打ち合わせで宮崎に入り、お世話にならなければならない方々へ挨拶に行ったり、事前打ち合わせをさせていただきました。

宮崎県での開催が今大会で最後となるということもあり、改めて、これまで6年間、ご協力を頂いた方々に本当に感謝の気持ちで一杯になりました。

そして、今大会で最後になるというお知らせをした時の皆さんの表情が、何とも複雑で、本当に最後にしてしまっていいのかとさえ感じました。

大会を開催するには、まず、各府県の柔道連盟、柔道協会の協力を仰がなければなりません。また、ひのまるキッズは、地域活性化という目的もあり、行政をはじめ、協賛企業など様々な方々にご理解いただき、支えてもらうことで、何とか大会を開催させていただくことが出来ています。

第7回スポーツひのまるキッズ九州小学生柔道大会も、そういうたくさんの支援を頂くことができたからこそ、7回目を迎えることができたのだと思います。

今大会は、宮崎県での最後の大会となります。

だからこそ、これまで支えてきてくださった皆さまへ、そして、参加してくださる親子に、恩返しができるくらいの盛大な、最高の大会にしなければならないと強く感じました。。

http://hinomaru-kids.jp/kyusyu7/

 

大人がスポーツを楽しむ日

こんにちは。
気が付けばあっという間に金曜日。
みなさま、今週もお疲れ様でした。

さて、なかなかまとまらない”体育嫌い人間”の話です(笑)

競技の経験もなく、どこに所属するわけでもない私。
「運動が苦手な子でも人でも楽しめる場を提供したい。」と思っても、
自分だけでは何にもできませんでした。

そこで、「人を頼るしかないな!」と、勉強会やらセミナーやら講演会やら、
とくかくあらゆるところに顔を出し、とにかく色々な方のお話を聞き、
お話させていただきました。

ある時、千葉県内で精力的にスポーツを中心にコミュニティ作りを実践されている方に会い、その方のご紹介から、さらに、スポーツだけではなくアートや音楽など、様々な魅力的な方々とお話をさせていただきました。

それぞれの分野で活躍されているみなさんの、共通してスゴイところは、
「自分の分野を追求し続けると同時に、分野以外のものでも、受け入れ、認め合う。」というところです。

そのみなさんと、千葉大学や千葉県内の色々なスポーツチームなどの協力を得ながら、子供たちが色々なスポーツ・音楽・アートを体験出来るイベントなどを開催していましたが、

ある時、「もっと大人自身がが楽しまなきゃ、子供達に本当の楽しさを伝えられないね。」という話になりました。

そして、「大人がスポーツをもっと気軽にもっと楽しめる場所を作ろう。」と、

千葉県内の色々なスポーツチームの方々の協力のもと、経験の無い人でも楽しめるように、サッカーは「走るの禁止」で名付けて「ウォーキングサッカー」、あまりする機会の無い「クリケット」、アメフトの安全版!「フラッグフットボール」や「タグラグビー」、など、ノー残業デーの多い水曜の夜に、1回1,000円で色々なスポーツをオトナが体験出来る、しかも、プロアマ、各スポーツのトップリーグで活躍するコーチや選手の方々が来て、指導&一緒に楽しむという、月例のイベントができました。

「大人がスポーツを楽しむ」・・・
「オトナがスポーツを楽しむ」・・・その名も「オトスポ」!!!(笑)

平日の夜で、寒い日もあり、天候に左右され参加者が少ないこともありましたが、みなさんの意見やアイディアで少しずつ改良されながら、定着していきました。

オトスポがはじまって3年、最近は、種目も増え、参加者も家族連れも含めて「月に1度のオトスポが楽しみ!」という方も多いようです(^^)

私はもう事務局から離れてしまいましたが、オトスポの開催を通じて、精力的に活動する方のパワーと繋がりの素晴らしさを実感しました。

「競技の経験の無い人でも、あまり得意でない人でも楽しめる場」づくり。

運動嫌い人間でもできること、まずひとつ、「するスポーツ」で携わらせていただきました。

「まだあるの?」
はい、すいません。運動嫌い人間の話、もう少しだけ続きます。
それでは(^^)

スポーツひのまるキッズ協会 事務局 新井みどり

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※「オトスポ」が最近地元のケーブルテレビで取り上げられました。
 みなさん、いい笑顔です。ぜひご覧ください↓

ひのまるキッズ卒業生にもらった優しい気持ち

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先週に引き続き、北信越大会でのできごと。

以前は、大会当日は、
受付と報道対応、そして、
ひのまるホームページ用に、
カメラを持って撮影をしつつ、
優勝者親子に話を聞いたりしていたのですが、

現在は、ひのまるキッズ大会当日は、
入場時の受付が終わると、
ほとんどの時間を大会本部で費やし、
試合を観ることはほとんどありません。
正直、ちょっと寂しいのですが、
記録の整理・確認、表彰準備が私の役割なので、
仕方ありません。

今回も、他の大会同様、
大会本部で、記録の整理・確認の作業をしていたのですが、
そこで手伝ってくれた高校生のなかに、
「私、小学生の頃、ひのまるキッズの大会に出ていました」
と言う子が数人おり、なかには私が話を聞いた子もいました。

当日の大会本部は、最初のうちこそ和やかな雰囲気ですが、
トーナメントが佳境になり、準決勝、決勝と試合に進むにつれ、
表彰の準備も緊迫。ちょっとした間違いに怒号が飛び、
本部の雰囲気も殺伐としてきます。

そんなときに、手伝ってくれていた、
ひのまるキッズ卒業生でもある高校生が
「ひのまるの舞台裏って、けっこう、険しいんですね」と一言。

この言葉で、ピリピリしかけていた雰囲気が一気に和み、
「ああ、ちょっと気が立っていたなぁ」と反省しました。

そして、そんなところに、昨年まで北信越大会はじめ、
東海大会や関東大会にまで、出場してくれていた
地元・富山の、ひのまるキッズの卒業生が
お父さんと一緒に「ちょっと挨拶に来ました」と
訪ねて来てくれました。

昨年2月、最後の近畿大会の時に、
「中学でも頑張って!」と送り出した子でした。
しばらく見ないうちに、すっかりお兄さんになり、
顔つきが精悍に。身体も幾分しまったようです。

わざわざ来てくれるなんて、嬉しいですよね。
ひのまるキッズの卒業生に、
とても優しい、そして、
とても嬉しい気持ちにさせてもらいました。
ありがとうございました。

ひのまるキッズ大会事務局 林

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その124:認められるということ②)

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今月の初めに引退セレモニーを行った野村忠宏氏。先日、その時の写真が送られてきました。

そこには、家族四人で最高の笑顔。

本当にこれまでの業績を称え、今後のご活躍を祈るばかりです・・・。

さて・・・、

以前にもご紹介しましたが、彼との絆はアトランタ五輪から。

その時、私は五輪と全柔連の広報担当『二足のわらじ』状態で毎日どこかで記者会見や公開取材を仕切らせていただいていました。

特に五輪直前の公開取材では、メダル候補盛り沢山の柔道に取材陣は集まり個人インタビューもかなりのリクエストがあり、てんてこ舞い。

そんな中、野村氏はいつもポツンと道場の隅っこで・・・、

『永瀬さん、どうせ僕には来ないですから・・・』

みたいなオーラを出していたのを昨日のように覚えています。

でも見事に金メダルを獲得!!!

ただ、その時のトップ記事は

『YAWARA、まさかの銀メダル』でした。

そして、4年後のシドニー五輪。

光栄にも同じポジションで東西奔走していた私でしたが、野村氏もアトランタとは違い、

金メダル2連覇の有力候補として注目され、見事にその栄冠を獲得しました!!

ただ・・・、

優勝直後の会見や、各テレビ局ブース出演の時でも、

『永瀬さん、明日の一面は、やっぱり田村ですよね・・・』

と気にしていた野村氏の想像通り、一面は田村。

そして、私は古巣にもどりテレビで応援していたアテネ五輪で、彼は見事前人未到の三連覇の大偉業を達成!

正直、その翌日の新聞一面の記事はよく覚えていません・・。

そんな、野村氏が40歳まで現役を続けていた、いや、続けられた訳の一つは、

「認めてもらえたい」気持ちがあったからだと思います。

彼の場合は、世の中に十二分認められているのですから、

果たして、誰に?? 何に???

正解は彼の中にあればいいです。でも、冒頭の写真。一番大切な家族とのこの笑顔が、それを達成した証拠となったと思います。

野村氏のように自らステージを確立し、モノにできる人間はほんの一握りです。

ひのまるキッズは、

当たり前のことを当たり前にできた子供たちを、

試合で親が、

イベントで講師が、

認めてあげるステージ作りが最大の仕事です。

これは、今後ぶれなく続けていこうと心に決めています。

最後に、前回の投稿に寄せられたコメントをご紹介します。それこそ、『感無量』になりました(笑)

6年連続出場させて頂きました。
まさか表彰していただくとは!
息子の名前を呼ばれ、驚き!! 改めて1年生から頑張ってきたんだなぁと思い、ジーンときてしまいました。
毎年、目標を掲げて参加してきましたが成績は残せず悔し涙を流す息子を隣で見てきました。
でもイベントなどに参加して帰る頃には「また来年も来る❗️」と笑顔。
そんな息子に引かれて6年間、2年前には私自身も道着を着るようになり、
今年は昇段試験まで受けさせていただきました。
今回の連続出場の表彰、本当に嬉しかったです。6年連続出場させて頂きました。
まさか表彰していただくとは!
息子の名前を呼ばれ、驚き!! 改めて1年生から頑張ってきたんだなぁと思い、ジーンときてしまいました。
毎年、目標を掲げて参加してきましたが成績は残せず悔し涙を流す息子を隣で見てきました。
でもイベントなどに参加して帰る頃には「また来年も来る❗️」と笑顔。
そんな息子に引かれて6年間、2年前には私自身も道着を着るようになり、
今年は昇段試験まで受けさせていただきました。
今回の連続出場の表彰、本当に嬉しかったです。
柔道大好きな息子と、監督である主人、そしてわたしと、またこれからも柔道頑張って行こうと思います!

いまから、ここから、ブレずに進みます!!

永瀬義規

「なんか間違ったところに来てしまったなぁ。」と思ったものの

おはようございます。
スポーツひのまるキッズ事務局の新井です。

”体育嫌い人間の話”

“観る”というカタチでスポーツと再会し、魅了され、
観るということだけでも、これだけ人を動かす力を持つスポーツ。
色んな人に、もっと色々なカタチでスポーツに触れて欲しい。
体育嫌いでスポーツと縁遠かった私の役割もあるかも知れない。
と、考え始めた私。

しかし、本当に何もわからなかったので、まずは、インターネットで検索。

「運動が苦手な子 スポーツクラブ」

そして、検索結果で出てきた総合型地域スポーツクラブに電話をし、見学に行くことに。
さらに、その前に、少しだけお話させていただいた地域スポーツクラブ
「浦和スポーツクラブ(http://urawasc.org/)」の理事の方にも電話、
何もわからないまま、1日に千葉・埼玉と2つのクラブを見学に行き、色々と教えていただきました。

しかし、しかし、自分の家の近くでそのような活動をしているクラブはなく、
実際に携わることは難しい。
もちろん、いきなり自分で作ることなんかできない。

悩んで動けずに数か月。

そんな時に、「地域スポーツクラブのこと勉強したいなら、こんなセミナーがあるよ。」と
勧められたのが、JFA(日本サッカー協会)が開設している講座
「JFAスポーツマネジャーズカレッジ(http://www.jfa.jp/smc/)」でした。

これは、日本サッカー協会が主催していますが、サッカーの技術などに関するものではなく、
地域スポーツクラブなどを運営できるクラブマネジャーを養成する講座です。

何にもわからないまま、飛び込んだ講座。
サッカーの技術に関することではないとはいえ、私以外は全員サッカー関係者、、、

初日に思いました。
「なんか間違ったところに来てしまったなぁ。。。でも、20万払っちゃったしなぁ、、、
今から辞めてもお金返してくれないよなぁ。。。」と。(^^;

諦めてセッションを受け始めたものの、マネジメントの勉強などしたことがない上に、
数字が苦手な私。
課題の内容を理解できず、セッション1の評価は、見事に「D」

あちゃー。。。

その後も、セッション10まで、とにかくついていくのが精一杯。
久しぶりに徹夜でレポート書いたりして、ヘロヘロになりながら、なんとか最後まで。
成績はとっても悪いながらも、一応、修了証いただきました。

勉強するのはつらかったし、段飛ばしで勉強するので、実際、わからなかったことも多かったけど、
全国から集まってくる同期みなさんからとても刺激を受け、とても充実した8か月間でした。

その時に学んだ中で一番重要なことは、マーケティングの話より、ブランディングの話より
その同期のみなさんとの話の中で感じた「人の繋がり」でした。

成績も良くない?!、実績もない、”体育嫌い人間”ができることは、
「スポーツで人を繋ぐきっかけづくりをすること」
と考えるようになりました。

次回は、そんなきっかけづくりとして始めたことを。(^^)

はぁ、、、この体育嫌い人間の話、5回くらいでまとめるつもりで書き始めたのですが、
文章も上手くないもので、なかなかまとまりません!
みなさんすいません。
もう少し、お付き合いください。

では。

スポーツひのまるキッズ協会 事務局 新井みどり

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挑戦し続けるお父さんお母さんってカッコいい!

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ひのまるキッズ北信越大会でのお話。
試合が終わり、後片付けをしていると、
保護者の部に出場されていたお父さんが
近づいてきて、声をかけてくださいました。
「息子ともども、ありがとうございました。
息子が6年なので、私もこれでひのまるキッズ卒業です」

昨年の大会では時間いっぱい戦って引き分け。
最後は息が上がり、立っているのもやっとといった感じで、
「いやぁ、情けない」とおっしゃっていたお父さんでしたが、
今年は見事な一本勝ち。
試合後には、やりとげた感と安心感が入り混じったような、
実にいい表情を見せていました。

「子供の前でみっともない試合はできない」
そう考えて、保護者の部への出場を躊躇する方は多いと思います。
実際、もし私が同じ立場だったら、おそらく出場しない、
いや、できないだろうと思います。
だからこそ、保護者の部に出て子供の前で試合をする
お父さんお母さんは本当にカッコいいと思いますし、心から尊敬します。

以前、保護者の部に出場するお父さんに
試合前に話を聞いたことがありました。そのお父さんは、
「勝つ自信なんて全然ないですよ。
でも、勝ち負けに関係なく、挑戦する姿を
子供に見せたいんです」
と、ちょっと緊張気味に笑顔で答えてくれました。

実際、試合には負けてしまいました。
でも、そのお父さんは
「負けちゃいました! きれいに投げられましたよ」
と汗だくの顔で、爽やかに笑っていました。
そして、息子さんも、そんな父親を誇らしげに見ていたのが
とても印象的でした。

おそらく、この大会に出るために、
お父さんお母さんたちは、忙しい仕事や家事の合間に
時間を作って、一生懸命に練習をしてきたのだと思います。
その努力を子供たちが見ていて、何も感じないわけがありません。

挑戦し続けるお父さん。
私も見習わなきゃいけないなぁと、改めて痛感した次第です。

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(写真上 保護者の部の表彰。お子さんも一緒に表彰します。
 写真下 さすがはお父さんお母さん。見本のような素晴らしい礼です)

スポーツひのまるキッズ大会事務局 林