ひのまるキッズ柔道

第2回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会

開催日時

平成22年9月19日(日)

会場

愛知県武道館
(愛知県名古屋市港区丸池町1丁目1−4)[地図]

大会結果

  • 1年生の部
  • 2年生の部
  • 3年生の部
  • 4年生の部
  • 5年生の部
  • 6年生の部
  • 1年生の部
  • 1年生の部
優勝 筒井穣亮 (飯南町少年柔道クラブ粥見道場)
準優勝 山田ひかる (紙谷道場)
第三位 岩間華蓮 (津島柔道会)
山本悠人 (羽田野道場)
第五位 入来巨助 (愛西柔道会)
通場瑞稀 (NPO法人武道学舎)
佐々木里旺 (清水柔道倶楽部)
山田健太 (小牧柔道会味岡)
マナー賞 月野晴菜 (半田少年柔道教室)
儀正しい。冷静さを保ち、自己をコントロールできる。姿勢がよい。

選手インタビュー
1年生の部には、44名がエントリー。 試合場横の保護者席から声援をとばすお父さんやお母さんに、時々不安そうな表情を見せる子や、試合がちょっと怖くなってしまって試合前に泣き出してしまう子もいましたが、ほとんどの子が、日頃の練習の成果を出して元気いっぱいに戦っていました。
準決勝まで勝ち上がったのは、筒井穣亮君(三重・飯南町少年柔道クラブ粥見道場)、岩間華蓮さん(愛知・津島柔道界)、山本悠人君(愛知・羽田野道 場)、山田ひかるさん(愛知・紙谷道場)の4人。そして準決勝では、筒井君が岩間さんに「技有」優勢勝ち、そして山田さんは山本君に横四方固で一本勝ちし て決勝へ進みました。
決勝は筒井君が開始早々に大外刈で「技有」を奪い、その後も、右一本背負投、大外刈などで先に先にと攻め、右背負投で「有効」を追加して快勝。小さい身体で縦横無尽に動き回った筒井君が初優勝を飾りました。



■筒井穣亮君のコメント

「楽しかった。柔道は3歳からやっていて、柔道のほかにもレスリングと空手と水泳と体操をやっているけど、柔道が一番好きかな。
今日は緊張していつもみたいには動けなかったけど、弱い子ばっかりだったから優勝できました」

■筒井環誌さん(お兄さん)のコメント
「毎日休みなしでいろいろな運動をしていて、兄の目からみてもすごいなと思います。気持ちの強い子なので、今日はその気持ちの強さで勝てたのだと思います」
選手インタビュー
  • 2年生の部
  • 2年生の部
優勝 中束龍人(小牧柔道会小牧)
準優勝 森さくら (小牧柔道会小牧)
第三位 渡辺樹希 (羽田野道場)
羽田野啓太 (羽田野道場)
第五位 床辺翔太郎 (飯南町少年柔道クラブ粥見道場)
田倉鉄平 (静岡東部柔道クラブ)
伊藤匠海 (亀山柔道クラブ)
田中隼 (羽島柔道小年団)
マナー賞 森さくら 小牧柔道会小牧
きびきびしていて礼もでき、声もでていた。

選手インタビュー
2年生の部には91名がエントリー。
準決勝に勝ち上がったのは、森さくらさん(愛知・小牧柔道会小牧)、渡辺樹希君(愛知・羽田野道場)、中束龍人君(愛知・小牧柔道会小牧)、羽田野啓太君(羽田野道場)の4名。
準決勝は両試合ともに優劣をつけがたい接戦となりましたが、森さんが渡辺君を判定(2-1)で、中束君も昨年準優勝の羽田野君をやはり判定(2-1)で破って決勝へ進出しました。
決勝の中束君と森さんは、ともに小牧柔道会小牧の同門対決。中束君が142cm、48kgに対して森さんは121cm、22kg。小さい森さんは開始早々 から元気いっぱいに動きまわって左一本背負投、小内刈と先に技を繰り出しますが、中束君は落ち着いてこれを受けると、前に出て力のある左大内刈で反撃。中 束君の大外刈に森さんがうつ伏せに倒れたところで2分が終了。判定は中束君に3本が揃い、中束君の初優勝となりました。安定した実力で優勝した中束君、小さい身体で大健闘の森さんには大きな拍手がおくられました。



■中束龍人君のコメント

「優勝できて嬉しいです。世界選手権で優勝した選手がかっこよかったので、僕も将来はあんなふうになりたいです」

■中束大さん(お父さん)のコメント
「他の大会ではこんなに前で見られないので、今日は子供との一体感みたいなものを感じながら見ていました。私も高校まで柔道をやっていたので、子供が柔道をやってくれるのは嬉しいですし、これからもとても楽しみです」
選手インタビュー
  • 3年生の部
  • 3年生の部
優勝 山口隆乃 (飯南町少年柔道クラブ粥見道場)
準優勝 下橋颯斗(富士市柔道会)
第三位 伊藤栄都 (育誠館道場)
森田光裕 (大紀柔道)
第五位 小林大輝 (羽島柔道小年団)
鷺坂拍吾 (富士市柔道会)
袴田佳名瑚 (育誠館道場)
三浦啓瑚(さざれ道場)
マナー賞 竹内隆登 隆永館
礼をするとき、試合中の態度が堂々と、礼儀正しくよかった。礼儀作法および試合態度がよかった。

選手インタビュー
3年生の部には86名がエントリー。 昨年優勝の青木颯洵君(静岡・清水柔道倶楽部)と準優勝の竹内隆登君(愛知・隆永館)はともに4回戦で敗退。準決勝には、山口隆乃君(愛知・飯南町少年柔道クラブ粥見道場)、伊藤栄都君(静岡・育誠館道場)、森田光裕君(三重・大紀道場)、下橋颯斗君(静岡・富士市柔道会)の4選手が勝ち上がりました。
準決勝では、山口君が伊藤君を横四方固で破り、下橋君は森田君に大外刈で一本勝ちして決勝進出。
141cm、59㎏の山口君は右組み、145cm、54kgの下橋君は左組み。山口君はここまでの5試合中4試合を抑え込みで一本勝ち。一方の下橋君も5試合のうち4試合を得意の払腰などで一本勝ちし、ともに好調の様子。
決勝戦は下橋君の力強い払腰に対し、山口君は体落、小外掛で攻めて下橋君の体勢をうつ伏せに崩すなど、わずかながら優位に試合を進めて判定勝ち(3-0)。見事な初優勝を果たしました。



■山口隆乃君のコメント

「今日1日楽しかったです。1試合目から決勝まで緊張しました。とくに決勝の相手はとても強かったです。勝てたのは僕のほうが技の掛け数が多かったからだと思います。お母さんたちの見ている前で勝ててうれしかったです」
■山口真希子さん(お母さん)のコメント
「間近で見られたので、その分、いつもよりヒヤヒヤしました。自分はバスケットをやっていましたが、表彰台に立ったことはなかったので、息子のお陰で表彰してもらえてうれしかったです」
選手インタビュー
  • 4年生の部
  • 4年生の部
優勝 田中翔太 (羽島柔道小年団)
準優勝 米満武伯(ジェイテクト柔道クラブ)
第三位 迫田興 (県武道場)
宮澤大地 (隆永館)
第五位 古田達裕 (美濃柔道)
村松孝紀 (静岡錬心館)
榊原侑輝 (羽田野道場)
村瀬賢心 (小牧柔道会味岡)
マナー賞 田中翔太 羽島柔道少年団
技が素晴らしい。

選手インタビュー
4年生の部には111名がエントリー。
昨年3位の米満武伯君(愛知・ジェイテクト柔道クラブ)は順調に勝ち上がってベスト4進出。その他、昨年ベスト8の田中翔太君(岐阜・羽島柔道少年団)と迫田興君(愛知・県武道館)、そして宮澤大地君(愛知・隆永館)が準決勝に進出しました。
準決勝は、迫田君と田中君、米満君と宮澤君の間で争われ、田中君が迫田君に内股で一本勝ち。そして米満君が宮澤君に横四方固で一本勝ちして決勝進出を決めました。
決勝は145cm、44kgの田中君と150cm、70kgの米満君の対戦。ともに左組み。小柄の田中君が左大内刈、出足払と攻めれば、技の出ない米満君 に「指導」。その後、米満君も支釣込足、払腰で反撃しましたが、田中君も右背負投、左内股と手数で優位に試合を進めて2分が終了。判定は田中君に3本が揃い、田中君の初優勝となりました。



■田中翔太君のコメント

「すごく緊張しました。優勝は狙っていましたが、みんな強かったです。とくに強かったのが、4回戦でやった滝澤陽通君(愛知・紙谷道場、2-1の判定勝ち)と決勝の米満君。勝てて良かったです」
■田中和秀さん(お父さん)のコメント
「兄弟で柔道をやっており、翔太は次男なんですが、今日はとても緊張していて、その様子が伝わってきました。でも、いい意味で緊張感を維持できたのではないかと思います。私も道場で教えているのですが、柔道衣を着ている時は指導者として厳しく接しています。父としてもうれしく思います」
選手インタビュー
  • 5年生の部
  • 5年生の部
優勝 高木一石 (羽田野道場)
準優勝 舞田和己 (羽田野道場)
第三位 藤吉和也 (大石道場)
米山竜生 (富士市柔道会)
第五位 片山航希 (羽島柔道小年団)
阪本凌一(松阪市武道館柔道教室)
森部真於(大石道場)
藤山大輔(大府少年柔道)
マナー賞 太田皓己 羽田野道場
声が大きく、礼がきれい。

選手インタビュー
5年生の部には98人がエントリー。
昨年優勝の高木一石君(愛知・羽田野道場)と準優勝の米山竜生君(静岡・富士市柔道会)は順当に勝ち上がりベスト4進出。高木君は藤吉和也君(愛知・大石道場)と、米山君は舞田和己君(愛知・羽田野道場)との準決勝対決となりました。
準決勝はともに、手に汗握る接戦となりましたが、高木君が藤吉君を、そして米山君は舞田君を、それぞれ僅差の判定で破って決勝進出を果たしました。
決勝は、高木君と舞田君の同門対決。155cm、70kgの高木君は133cm、35kgの舞田君の背負投をつぶすと、そのまま横四方固に入って「一本」。3日前に右肩を負傷し「出場するか迷った」という高木君。苦戦の連続ではありましたが、見事連覇を果たしました。



■高木一石君のコメント

「連覇を目指してはいましたが、去年よりみんな強くなっていて、優勝するのはめっちゃ大変でした。3回戦で、今まで勝ったことがなかった中神力矢君(愛知・半田少年柔道教室)に勝っていけるかなと思いました。今日は緊張しました」
■高木美和さん(お母さん)のコメント
「3日前に右肩をケガ(肉離れ)してしまったので、出場させても大丈夫か迷いましたが、ケガもひどくならずに優勝してくれたのでホッとしています。私も緊張しました(笑)」
選手インタビュー
  • 6年生の部
  • 6年生の部
優勝 磯村亮太(羽田野道場)
準優勝 堤大志 (三重武道館)
第三位 森部篤知 (大石道場)
岩倉優輝 (大東柔道クラブ)
優秀賞 長谷修一 (県武道場)
中村虎太郎 (羽田野道場)
永縄太一 (各務原市柔道少年団)
加古真稔 (蜷川道場)
マナー賞 澤田一真 半田少年柔道教室
礼が一番出来ていた。声も出ていた。礼儀正しくはっきりと、「ありがとうございました」と言っていた。待ての際も小走りで開始線に戻った。気持がいい。負けたあともすがすがしい。

選手インタビュー
6年生の部には97人がエントリー。
準決勝に勝ち上がったのは、森部篤知君(愛知・大石道場)、堤大志君(三重・三重武道館)、磯村亮太君(愛知・羽田野道場)、岩倉優輝君(静岡・大東柔道クラブ)の4選手。
そのうち、磯村君が昨年チャンピオン、堤君が昨年2位、そして岩倉君が昨年3位と、上位4選手のうち3選手が昨年のベスト4という、東海地区の実力者が順当に勝ち上がる結果となりました。
準決勝は磯村君-岩倉君、そして森部君-堤君の対戦。ここまで全試合「一本」で勝ち上がってきた磯村君は、岩倉君を手堅く横四方固で破って決勝進出。堤君も森部君を横四方固で下し、決勝は、昨年の決勝と同カード、磯村君-堤君の対戦となりました。
163cm、69kgの堤君に対し、磯村君はひと回り大きい170cm、82kg。今年の全国小学生学年別大会でも準優勝に入っている磯村君は、開始早々から勢いよく前に出て右払巻込、小外刈と仕掛け、堤君も負けずに内股、支釣込足で応戦。終盤、体格に優る磯村君が払巻込で「有効」を奪うと、そのまま袈裟固に極めて「一本」。磯村君が地力の差を見せ、全試合一本勝ちという素晴らしい内容で大会連覇を成し遂げました。



■磯村亮太君のコメント

「連覇は狙っていましたが、全部一本勝ちで勝てて良かった。今日は勝てたけど、決勝で戦った堤君はとても強かったです。まだ中学はどこに行くか決めていませんが、中学でも頑張って全国優勝したいです」
■磯村美枝さん(お母さん)のコメント
「ドキドキしました。いつもは上からビデオを撮りながらでしたけど、試合を間近で見るととても新鮮で、焦ると泣き顔になったり、まだ心の弱いところがあるというのも感じました。親としては応援することしかできませんが、これからも自分を信じて頑張ってほしいと思います」
選手インタビュー

大会MVP・名古屋市長賞

大会MVP
全試合一本勝ちという素晴らしい内容で大会連覇を成し遂げた6年生の磯村亮太君には最優秀選手賞として、 特別協賛社の東建コーポレーション様より「天然温泉露天風呂付きのお部屋でくつろぐホテル多度温泉宿泊券」(4名様分)が贈呈された。



小さい身体ながら、元気いっぱいの柔道で決勝に進み、決勝では惜しくも敗れたものの堂々の準優勝を果たした2年生の森さくらちゃんには名古屋市長賞の賞状と盾が贈られた。
名古屋市長賞

大会概要

大会名 第2回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会
主 催 一般社団法人愛知県柔道連盟、スポーツひのまるキッズ柔道プロジェクト
日 時 平成22年9月19日(日)
主 管 (株)ジャパンスポーツコミッション
後 援 東海柔道連合会、愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社、
東海テレビ,中部日本放送、日本女子柔道倶楽部
協賛社 東建コーポレーション株式会社
協 賛 愛知冠婚葬祭互助会、アスナル金山、abJ株式会社、株式会社栄住産業、
株式会社オフィスSAZA株式会社ケンウッド(トランシーバー提供)、
コニカミノルタ、コンドルタクシーグループ文化厚生事業団、
株式会社ジー・エデュケーション、株式会社ネクスト、フジタス工業株式会社、
株式会社不二屋武道GEAR、メディカルプロモーション株式会社(順不同)