ひのまるキッズ柔道

第3回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会

開催日時

平成23年9月18日(日)

会場

愛知県武道館(名古屋市)
(愛知県名古屋市港区丸池町1丁目1-4)[地図]


大会結果

  • 1年生の部
  • 2年生の部
  • 3年生の部
  • 4年生の部
  • 5年生の部
  • 6年生の部
  • 1年生の部

    ※クリックすると拡大画像をご覧頂けます。

  • 1年生の部
優勝 田中 公介(三島柔道会)
準優勝 大木 羅王(松前柔道塾)
第三位 青木 滉明(清水柔道倶楽部)
三並 壮太(大石道場)
敢闘賞 澤田 光正(大石道場)
新谷 洸陽(露橋柔道クラブ)
古賀 飛向(羽田野道場)、
堀 耀太(誠水館)
マナー賞 古賀 飛向(羽田野道場)
(受賞理由)礼儀が素晴らしく、マナー賞にふさわしい。

決勝 田中公介○優勢勝[有効]△大木羅王
決勝に進んだのは田中(静岡・三島柔道会)と大木(東京・松前柔道塾)。120cm、21kgと小柄な田中は1、2回戦と一本勝ち。準々決勝、準決勝は一本勝ちこそできなかったものの、よく動いて「有効」優勢勝ちで決勝進出。129cm、40㎏の大柄な大木は1回戦から準決勝までオール一本。
体落、大外刈、払腰と迫力満点の立ち技で勝ち上がった。
田中右組み、大木左組みのケンカ四つ。しっかりと組んで試合をしたい大柄な大木に対し、小さい田中は、まともに組んでは不利と、動いて先に技を掛ける戦法。試合としては、大木が前に前と出て主導権を握り、田中の背負投を返したり、体落で崩したりするも、田中はなんとかこれをしのぐと、終盤、一本背負投からの渾身の小内巻込で「有効」奪取。そして、その後の大木の支え釣り込み足や体落の猛攻を、泣きそうな表情になりながらも必死にしのぎ切って優勢勝ち。小さい身体ながら、「勝ちたい」という気持ちを前面に押し出した闘志あふれる試合は見応えがあった。また、敗れた大木も東京からの参加ということで気合十分、お父さんお母さんの声援に応えようと大きな身体を生かし、終始前に出て積極的な素晴らしい内容だった。やや不運な結果だったが、この悔しさをぜひ次につなげてもらいたい。

  • 大会レポート

     

  • 大会レポート

     

  • 大会レポート

     

小田優雅君のコメント
田中公介選手のコメント
「楽しかった。頑張って自分の柔道をしようと思っていました。大きな選手を投げることができてうれしかった」

母・めぐみさんのコメント
「ドキドキしながら見ていました。お兄ちゃんは4回戦で負けてしまったのですが、その分までよく頑張ったと思います。普段の練習は週5日、出稽古に行ったりもしていますから、自分なりによくやっていると思います。本人がやる気があるので、これからも自分の思った通り、頑張ってもらえればと思っています」



えび・しぼりレース


先生たちがレースの前にえび・しぼりの正しい動き方、重要性を教えてくれたぞ。
レースではみんなしっかりと習ったことを意識していたかな?一等になった子はとにかく早かった!


  • えび・しぼりレース
  • えび・しぼりレース
  • えび・しぼりレース

大抽選会


なぎなた場では、大抽選会を実施。14時30分に当選番号を発表したと同時に、大勢の子供達と親御さんが場内に溢れました。
アンケート用紙を持参すると参加選手全員がもらえるプレゼントの他、当選番号の該当者には豪華商品が盛りだくさん!
全国各地の企業様からたくさんの商品をご提供頂き、タオルセットに ドレッシング、ゲームソフトに入浴剤等。
当選した子もしない子も、場内はたくさんの笑顔と歓声で溢れていました。


  • 大抽選会
  • 大抽選会

スポーツひのまるキッズブース


ひのまるブースでは、お馴染の「力必達」の他に今大会より、新作のオリジナルTシャツ2種類を制作しました! 己を尽くす「尽己」のデザインは、かっこよく黒・赤の2色。 「柔道魂」は爽やかに白の1色となり、どれも大人気の商品でした! Body Makerの商品も同時に販売し、大人・子供問わず、多くの方からお買い求め頂きました。

  • スポーツひのまるキッズブース
  • スポーツひのまるキッズブース

武道GEARブース


武道ギアブースでは、スポーツウェアやグッズ、バッグ等、豊富な商品を販売頂きました。
人気商品は、アディダス柔道ライン等の柔道衣!普段なかなかこの値段では買えない!と思う程お財布にはやさしい値段で販売頂き、ブース内は大盛況でした!
その他、キーホルダーやタオル等、かわいい商品が立ち並び、子供達も興味深々でブースを覗いていました。


  • 武道GEARブース
  • 武道GEARブース

POCARI SWEATサンプリングブース


ポカリスエットサンプリングブースを会場内に設置し、多くの選手や親御さん、指導者の皆様で賑わいました。
水分補給のポイントは、試合30分前の摂取。熱中症対策だけではなく、パフォーマンス維持にも繋がる、すごいメリットがあるのです!
試合に向けて、水分補給をし、気合いを入れる子供たちがたくさんいました。頑張れ、子供達!!

  • POCARI SWEATサンプリングブース

     

  • POCARI SWEATサンプリングブース

     

メディカルプロモーションブース


全火災に対応ができる消火器「ファイテック」の販売を行って頂きました。 実際に、消火器を使って火を消す映像が流れ、子供達はみんな目を丸くして見ていました。 大震災以来、防災への関心が高まっている今だからこそ、一家にひとつ置いてみてはいかがでしょうか。

  • メディカルプロモーションブース

     

  • メディカルプロモーションブース

     

栄住産業ブース


頭のよくなるお絵描きボードを設置し、子供たちに自由に文字や絵を描いてもらいました。 子供達の発想は皆、とてもユニークで、車や動物を描く子、お母さんやお父さんの顔を描く子。 人それぞれ違ったものを描き、見ているこちらが考えさせられるような光景でした。 栄住産業様の提供する親子の絆とは…「屋上緑化」、 家族だけのプライベート公園、家族と一緒に過ごす時間と、そこから生まれる親子の絆。

  • 栄住産業ブース

     

  • 栄住産業ブース

     

パワーチャレンジ


  • パワーチャレンジ
  • 今回は、ジャンプ力とリバウンドジャンプ力を測定しました。 ジャンプするための、バネ力や筋力、スピードなどが数字で示されてます。 また、この二つを測定すると、早く走るための課題もわかるので、驚きと関心が集まりました。 更には、有料でしたが筋肉の厚みと脂肪の厚みを計測してトータル的なアドバイスのフィードバックを受けた親子も沢山いました。

    紙芝居


    紙芝居
    真剣にみている子供たちの目は、本当に純粋なきれいな目をしています。 紙芝居は、毎回人気です。

    大塚水分補給クイズ


    大塚水分補給クイズ
    残念なことに、9月にも熱中症になったニュースがありました。
    スポーツにとても重要な水分補給を、もっと理解してもらうために水分補給のクイズを 会場内に張り、スタンプラリーのように楽しみながら回答をしてもらいました。 水分補給の説明VTRには、真剣にみる親子の姿が沢山見られました。

    畳める柔道場


    畳める柔道場
    畳める柔道場の動く模型を見て、これほしいと言っている子供がいました。 模型に興味があるのか?本物に興味があるのか?不明ですが!!

    足つぼブース


    足つぼブース
    「ひとつになろう日本」の缶バッチ(350円)を購入頂き、『足つぼ10分」を 実施して頂きました。ほぼ空き時間がなく施術を担当してくれた、名古屋ボディアカデミーの スクール生の方お疲れさまでした。

    爆丸


    爆丸
    爆丸も決戦の場所は道場と呼ばれています。 柔道着を着た子供達が、別の道場で戦っている姿もかわいかったです。 しかし、1時間半待ちの行列ができました。

    ALSOK


    ALSOK
    AEDと心臓マッサージのデモ体験ができました。 みんなの、関心がとても高いのが伝わってきました。

    託児所


    託児所
    昭和保育園様のお協力により、安心して子供を預けて試合に集中できました。ありがとうございました。

    打ち込みコンテスト

    打ち込みコンテスト
    背負投、内股、大内刈、大外刈を先生方に指導していただき、子供たちは熱心に聞き、積極的に質問していました。
    コンテストでは大きな声で「道場名」「学年」「名前」を先生方に言い、指導していただいた技を一本、一本丁寧に打ち込みをしていました。
    コンテストが終わったら審査していただいた先生方に「ありがとうございました」と挨拶をする子供たちの姿がありました。
    充実した打ち込みコンテストでした。

    キッズ柔道クリニック

    低学年キッズ柔道クリニックは山口先生、高学年キッズ柔道クリニックは須貝先生にそれぞれ子供たちは指導していただきました。 元世界チャンピオンの先生方にご指導いただき、子供たちも真剣に話を聞いていました。 先生方に教わったことを道場に持ち帰り、今後の練習、試合に活かせるよう頑張ってほしいです。

    • キッズ柔道クリニック

       

    • キッズ柔道クリニック

       




    岩手県野田村の直心館スポーツ少年団みなさんをご招待しました。

    今回の東海大会には、岩手県野田村の直心館スポーツ少年団の選手と親御さん、そして指導者計13名をご招待させていただきました。
    直心館スポーツ少年団のある岩手県の野田村は、先の東日本大震災で甚大な被害を受け、直心館道場も流されてしまいました。今回ご招待させていただいた方々の中には、家を流され、仮設住宅での生活をしているご家族もいらっしゃいますし、家はかろうじて残ったものの、今も不自由な生活を余儀なくされているという方がほとんどです。柔道の練習も、近隣の中学などの道場を借りてときどきやれているだけだそうです。
    それでも、今大会に出ることで、多くの子供たちと触れ合い、柔道を通じた心の交流をしていただくことができれば、そして、子供たちの笑顔が、親御さんたちの元気の源になればと、ご招待させていただきました。



    9月16日(金)
    フジドリームエアラインズさんにご協力をいただき、いわて花巻空港を出発、空路約1時間半でなごや小牧空港に到着。
    興奮したせいか、到着と同時に鼻血を出してしまった男の子以外は、ちょっと緊張気味ではありましたが、皆さん、疲れた様子もなく、元気に名古屋到着を果たしました。
    空港から名古屋市の繁華街に移動し、ホテルにチェックイン。今回の宿泊に関しては、プリンセスガーデンホテルさんにご協力を賜りました。



    9月17日(土)
    この日は前日練習会。
    練習会までのほんのわずかな時間ではありましたが、名古屋城見学などの観光を楽しんだようです。
    前日練習会では、元世界選手権代表の藤田博臣先生や数々の国際大会で活躍された青井久幸先生の指導で、約150人の子供たちが汗を流し、野田村から参加した6名も、思う存分、身体を動かしている様子でした。
    最初は見ず知らずの子供たちの輪に入って、ちょっと戸惑い気味でしたが、慣れてくると、積極的に手を挙げて先生の質問に答えたり、向けられたカメラに笑顔で応えたり。子供たちは、約2時間半の練習会をとても元気に、楽しんでいました。

    夕食は、大阪カルビ(株式会社 サカイ)様のご協力で、ご招待させていただいた直心館道場の皆さんと、講師の先生方、連盟の先生方との焼肉懇親会。子供たちは美味しいお肉に下鼓を打ち、大満足の様子でした。



    9月18日(日)
    大会当日。
    愛知県武道館に登場した選手とお父さんお母さん。たくさん集まった子供たちに、ちょっと緊張気味ながら、みんな素晴らしい表情で、試合場に入ってきました。
    試合は、残念ながら力を出し切れずに早々に負けてしまった子もいましたが、みんな精一杯戦っており、お父さんお母さんもある時は祈るように、そしてある時は大きな声を出して檄を飛ばしていました。
    そんななか、4年生の部で沢里頼君が見事ベスト8入りを果たし、お父さんと一緒に表彰状をゲットしました。ズラリ並んだ8人の入賞者のなかでもひと際小さい沢里君(表彰写真 右から2番目)、入賞おめでとう!
    試合後には、キッズ柔道セミナーやさまざまなイベントを楽しんだ直心館の子供たち、世界チャンピオンの須貝等先生からアディダスのジャージをもらい、恐縮しながらもとても嬉しそうにしている様子が印象的でした(翌日はみんなそれを着て帰っていきました)。
    震災、そして津波により大きな被害を受けた野田村。想像以上にその傷跡は大きいと思いますが、今回の経験が子供たち、そして親御さんたちの、ひとときの安らぎや今後の復興のパワーの源になれば、これほど嬉しいことはありません。

    大会概要

    大会名 第3回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会
    主 催 一般社団法人愛知県柔道連盟、スポーツひのまるキッズ柔道プロジェクト
    日 時 平成23年9月18日(日)
    主 管 株式会社ジャパンスポーツコミッション
    後 援 東海柔道連合会、eJudo、日本女子柔道クラブ、他